imaichi訓練所付属ブログ

勉強しまっせ、社会人

そして、その政治経済学の本をスルーしてお買い物をした件について

2005-02-06 02:50:54 | 経済族
買ったのが『最新 日本の業界・・・ウンタラ』(実業出版社)という本。

具体的な感想としては、
んぁあ、会社ごとの連携って複雑なんですなぁ、ということと、ライターの煽り文章が気になる程度。
ごちゃごちゃの会社情報の整理をする程度なら使えそうです。

分厚くて高そうな政治経済学(この呼称で半分ヒく)のブツをちらちらとめくってみた。

2005-02-06 02:43:02 | 経済族
・・・で、なんだかよくわからんが、参考文献のところを見て(一番最初にここを見るのが最近の私)、英語文献がむちゃくちゃ多いところにまず・・・ついで日本語参考文献・・・あ~固有名詞は出さないけれどもアメリカ陰謀論の先生のよりにもよってあの本が出ちゃったなあ、ほんとうにもう・・・

というわけで、なかったことにします。あそこで見たことは・・・すべて忘れました。

コースの本の冒頭5ページの要約

2005-01-20 15:36:00 | 経済族
 経済学がほかの社会科学と違うのは、主題のせいではなく、方法のせいである。経済学(つーかミクロ)は選択の理論であり、法学や政治学にも利用できるほか、人間がするように動物もまた効用最大化していると考えれば動物にも使える。
 だから、法学や政治学は経済学のおかげで助かるのだけれども、経済学そのものはちょっと損してる。主題内容から切れているということは、中身がスカスカということだからだ。消費者に人間性はないし、会社には組織がないし、交換には市場さえない。
 人間は必ずしも効用最大化をしているわけではない。人間の選好については、社会生物学者とかその手の人たちが解き明かしてくれることだろう。
 この本では、人間の選好について論じるわけでもないし、その点について、社会生物学者やその他の経済学者以外の人たちの功績が出てきたいまでも、経済学にいろんなことができる、と私は考えているわけでもない。
 私がやろうとしているのは、経済システムの制度的な構造をつくっている会社や市場についての直観を仕事の中心にすえることである。この本をほかの本と区別するのは、現存する経済理論を無視するわけでもなく、選択の理論を具体化することであり、ちょっと制約を緩めることなのである。

R.H.Coaseの

2005-01-20 02:15:03 | 経済族
 "The Firm,the Market,and the Law" を読み始めようとしているところ。だいたい、一週間に一章くらい進めればいいと思っているが、同時進行の本がたくさんあるのでどうなるかわからない。みたところ、それほど難しい表現があるわけではなさそうなので、案外実現できるかもしれない。まあ、その進捗状況はここで暴露してみたりするということで。
 コースの他の論文を一本ちらちら読んだのだがそんなにおもしろくなかったので(楽しめなかったと言うべきだろうか)、こちらに切り替えることに。
 実を言えば、最近はとにかく経済のことに興味がなくて、哲学の本でもちまちまと読んでいるほうが幸せなのである。まあ、リハビリ目的である。

ヴァリアン

2005-01-17 00:54:25 | 経済族
The Economics of Infomation Technologyはイントロダクションと書いてあるだけあって、すごく読みやすく仕上がっております。

 経済書というのはとにかくバブリーな本が多くて、まあ、なんというか冷静に読むと、時流に乗っただけの代物が多いんですが、これはそんなことないのでご安心めされい。世の中の、みんなが借金地獄に陥ってぶったまげる、とか、ITバブルでみんな干上がって全滅という本の類は経済ハルマゲドン書とか言われております。五島勉の著作よろしく、まだ実現されていないご様子で。エコノミストミシュランの著者によると、経済書を読むよりは経済学の教科書をまじめに読みなさい
・・・とのことで、この指摘はいまだに正しいと思っております。
 大学ではとんでもない陰謀論と妄想を吹き込まれ、反知性主義を吹き込まれたりしましたが、そのあたりも「ないこと」にするということで。
 著者によれば。情報の経済といっても、今までの経済学の知識がまったく使えないわけではないのだそうです。むしろ、どこを参照するかということが重要・・・使い方次第というわけでございます。
 まあ、経済学の本でパラダイムシフトだなんて書いているものほどあやしいものはございませんからねえ。
 注記しておくほどのこともないんでしょうけれども、経済学のテキストの英語は、難易度的に知れておりまして、この本にせよ、最近買ったコースのものにせよ、簡単な文章で書かれております。同じ状況は哲学書に対してまったく望めません。というよりも、何でこの本のことをえらそうに書いているんでしょうね、私。まだちゃんと読んでもないのに。

「コーポレートガバナンス論」

2005-01-12 13:30:46 | 経済族
を読む。

などと書いているが、書かないと読まないから。少し現実よりに戻ってこようと考える。リラックスしすぎでまだ眠い。
・・・あまりにも鮮明でいや~な夢を見たので、それについて少し書こう。夢の中で、私は、自分の手を食べたのだった。するめとなんこつが合体したような食感だったと覚えている。夢の世界には痛みがないというのは俗説でしかなくて、ちゃんとある程度の感覚がまとまって付随するというのが私の感覚だ。いや、もちろん、私は自分の手を食べたことがないので(だとすると私はこうしてキーを叩くことさえできないわけだから)味は知らないし、他人の手などよもや食べたことがない(創造するだけで吐きそうになる)。しかし、夢の中の私は拷問されていたのだろうか? ぼりぼりと自分の手を咀嚼しながら、いったいなにをしていたのだろうか?

がんばれ、電波君。

2005-01-10 17:04:51 | 経済族
がんばれ、電波君!!

なぜ、かくも、電波君は滔々と社会時評などしているのだろう? したがるのだろう?

 いや、お前もじゃないかといわれれば認めてもいい。けれども、発言内容が無茶苦茶なうえに、配慮もまったくない文章がよく載っている。おそらく自分の言い分は他人の直観に反しているのだから、多少なりとも説得的に論旨を展開しようだとかいう当然の工夫がほとんど見られない。それどころか、自分は外部の一点から社会を糾弾しようという意思が丸見えで、まあ一言で片付けるなら、電波!!という記事がかなりある(もちろん、ネット上には優れたものもたくさんある)。で、どんな大人物が書いた記事なのかと思って、自己紹介を読んでみると、フリーターとか学生と書いてある。まあ、要するに、たいした社会経験もなく、裁量もなく、責任もないだけなのだが、・・・そんな自分の立場を恥じる様子はてんでない。さらに、少し離れた位置で見物を決め込んでいる人間にとっては痛いはずのその事実が、書き手の自意識のなかで、どういうわけだか自分を抑圧してくる強者の社会の毒から免れた無垢な立場として膨張し、電波丸出しの文章の根拠として機能している。

 この飛躍は、「俺には存在意義がない→この社会が悪い」という非常に幼児的な代物にしか私には見えないのだが、当人には、その自覚がないように(というのは、面識もないし、書いていないだけかもしれないので)思えるのだ。・・・おいおい、他人に評価されてもいなければ認められてもいないという悲しくて恥ずかしくてどうしようもない事実を、社会的評価に結びつけて、よくもまあそこまで肥大化させられるものだ。
 私は電波君にがんばってほしいので、電波君に多少なりとも資することを期待して、飛躍を埋め合わせておく。
「俺には存在意義がない→(しかし、俺は優れた人間に違いない。なんでわからないんだ。自明だろう)→この社会が悪い」。

 私は、まあ、はっきりと書いておく。そんなものはただのうらみつらみであって、正当性もなければ説得性もなく、・・・きっとそんな人はマイノリティなんだろうが、そりゃあ、マジョリティの直観に反することを、稚拙な論理で述べればマイノリティにでも十分になれるだろうし・・・マジョリティに言わせれば、「電波」「ゴミ」「アホ」という表現に尽きる。そして、そのようなアホで電波なゴミが、バカな発言をすれば、ますます孤立できて、ますます先鋭的なマイノリティになれることだろう。それは、マジョリティには、バカがただの自滅行為をしているようにしか見えない。その電波君が一つの文学的状況を体現しようとしているならまだしも、社会的正義を主張しようなどと考えているのだとしたら、戦略的に完全に失敗している。だが、電波君はそれでも走り続けるのだろう。私のこのような言い分は電波君たちにはマイノリティに対するマジョリティの陰湿な虐めとして映るのだろう。だから、電波君たちはより強く、より早く、逃走することだろう。

 その光景はあまりに香ばしく、見事なので、私はさらなるエールを送りたい。

 がんばれ、電波君。

電波、で思いついて検索をかけてみると

2005-01-07 12:20:30 | 経済族
最初はもちろん、まともな「電波」が出てくる。通信関係の奴ですわな。山拓の元愛人について書いたときに、マスコミが流しているものという意味で使ったのはこっちである。で、まあ、本来の・・・というとおかしいが、キチガイ電波という意味のもので、すぐにヒットしたのは電波ソングである。このサイトには著作権が考慮されているのかいないのか様々なキチガイソングが収められているのだが、まあ、ももいはるこ率の結構高いこと。高いこと。「天罰」は絶対入っていると思ったが、ぽぽたん系から・・・い・ち・ごまでいろいろな曲がエントリー。まあ、アンセブのファンとしては嬉しいことでありますよ。あうあうあ~。

ちなみに、私が一番好きなアンセブの曲は「ここだよ」だ。電波だし、エロいし、かわいいし・・・。

うう・・・

2004-12-14 03:15:56 | 経済族
経済学を勉強しなおすとっかかりがつかめない。とりあえず、ゲーム理論だろうか・・・。Varianの教科書をやり直すのもいいんだが・・・。いまいち・・・。こうなったら、(一部で悪名の高い)「コース」の定理で有名なコースの本でも読んでみようか・・・もち英語で(日本語で経済学の訳書を読むと読みにくいというのが私のなかでは定番でございまして・・・)。それからVarianは情報財についての新しい本を一月に出すらしい。これもチェック。しかし、困ったことに本を買うペースに、読むペースが全然追いついていないぞお。まあ、徐々に追いついてくればそれでいいんだけれどもね。
 今日はEvansのVarieties of Referenceが来た。買った本をほとんど消化できていないが、こうやって買いあさって、ちらちら見ていて、やっとどういう問題について論じられているのかということがわかった気がする。
 道は険しい。

『人間回復の経済学』

2004-12-06 22:47:10 | 経済族
が目にちらりと入ったので、眺めなおしてみる。右近の野郎なんかはこのあたりの知識から毒されているのかもしれない。私は、最近、金子勝の本や神野直彦の本をちゃんと読み直してみようと思っているのである。
理由はいくつかある。
  • もしかしたら救える部分もあるかもしれない。
  • ちゃんと決別しておけば、自分の経済学を鍛えなおすチャンスになる。
  • その成果を使って、再度右近爆撃。
    なお、例の掲示板で心が傷ついたのは、プーさんのほうだと思われる。確かに一番早くかつ敏感に行動していたので、傷つき度が高かったのだろう。「オナニー野郎と書かれたことが一番大ダメージだったのかもしれない」
    プーのコメントが例の掲示板から完全消滅していることに注目。

    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    | 電波を感知しました。 |
    |__________|
                  / /
                  /
          _         ビビビ
         /||__|∧    /
      。.|.(O´∀`) /
      |≡( ))  ))つ
      `ー| | |
        (__)_)

    (後日談)
     なお、別のところでもチラッと書いておいたが、神野の本には金融政策についての記述がない。ケインジアンは景気回復をすべて財政でやる、とでも思っているのか・・・。だとすれば残念だ。このへんのお話ももう一度勉強しなおさないとね。
    (後日談2)
     やっぱり金融政策はないし、スウェーデン礼賛だけれども、スウェーデンでは、お勉強サークルが乱立していて、酒やパチンコよりもみんな仕事終わったら勉強に精出しているって話(だけ)はいいね。他の部分は愚痴に終始しています。ハイ。金子勝の月光仮面のなんちゃらとかいうのよりは百倍はこちらのほうが好きです。いや、あちらは本屋で見た瞬間に、金子勝の程度が理解できたというか・・・いやはや。
    (後日談3)
     神野は知識社会のすばらしさみたいなことを書いていて、私もそれはおもしろいとは思うのです。しかし、それにコンセンサスを得るほどに、世の中の人たちが勉強したがっているとでもいうのでしょうか。いいえ。そんなことは全然ございません。自分自身は大して向学心もないくせに、自分と同じくらい向学心のない子供を無理矢理塾に行かせ、金を払えばなんとかなると思っている親のなんと多いこと。世の中に出ればどうせ学歴や家柄や履歴の細々としたことが威力を発揮するものだというのに、「自分を磨く」だとかなんだとか言っている磨く素材さえないガキの多いこと。ほんとうにスウェーデンでは知識社会が成立しているの? ほんとに? もしそれが本当だとしても、日本でそれが根付くと思う? 私はそれには悲観的だし、そんな夢想をしている暇があったら、金融政策の旗でも振ったほうが絶望からの脱出が望まれるように思う。