金戸山百体観音 坂東33番の一体 場所:長野県東筑摩郡生坂村宇留賀・金戸山登山道
山清路から金戸山にかけて100体の内、現在78体が発見される。寛政10年(1798)から文化7年(1810)頃の建立で、
山清路は秩父34番、南会から金戸山までは西国33番、金戸山から鷺の平までは坂東33番が点在する。
観音の種類は、聖観音25、千手観音22、十一面観音16、如意輪観音7、馬頭観音2、不空羂索観音1、准胝観音1、観音不明4である。
番号の見える物は49、寄進者名のある物16、内石工名1、御詠歌は全部に彫られていたが、完全に読めるものは少ない。
会の牛越某なる人が眼病になり、観音様に祈願したら治ったので寄付を集めて建立したという伝説がある。
平成20年度に地元住民による保存会が発足し、20・21・22年度で県の支援金を受けて巡礼道等の整備を行った。
「生坂のお宝見聞録 ―生坂村指定文化財―」より
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