TTが流行って考えたこと

少し古いかもしれないが、TWICEのTTという曲が随分流行っている。韓流に興味の無い性故、自分は全く関心も注目も無かったのだが、先日とある機会で耳にしたら、なんだか懐かしい感じがした。
というのも、かつて数年前、韓流がバカ流行した年があった。ちょうど小島よしおの後あたりではなかったか。あの時、少女時代という韓流アイドル(？)の『お呼びですか〜』という歌い出しに日本人はブッ飛んだのだった。
あれから数年、TWICEの日本語歌詞にはそこまでの破壊力はないが、ところどころおもしろいところがある。
例えば『鏡の中君とファッションショー』という歌詞があるが、その感覚は日本人にはあまりしっくり来ないのではないか。出掛けるとき、女子が服を決めるのは自分ひとりである。この間の「奥様は取り扱い注意」でも、服選びに迷う綾瀬はるかが西島秀俊を待たせるシーンがあった。
他には、『落ち込んで でもなんでお腹は空くの』という歌詞もあるが、日本人には書きにくい歌詞だ。日本の歌だと、「恋の悩みで食い物が喉を通らないよ」という論理になるものがほとんど(下手したら全部かもしれない)であるように感じる。
そしてやはり、特筆すべきは『baby ba-baby』ではないだろうか。英語の音節をしっかり守っている。ヒカキンの「ユー・チュー・ブー」とはえらい違いだ。自国で文字を作ったり他国に言語を強要されたりした分、他言語を扱うことが上手なのかもしれない。
とまあ、ここまでいろいろ言ってきたが、よく調べたら多国籍グループであったのは驚いた。完全に全員韓国人だと思っていた。改めて顔の違いはほとんどないのだなと思い知らされた。
久々の更新にしてはよく分からない内容になってしまった、、まあいいや。