入院日記

入院した時しかやらないブログ

ステント抜去

2015-06-11 11:21:02 | 日記
退院してから約二週間、久しぶりに病院に
やって来た。

尿検査とレントゲンの後診察、今日はステント抜くとのことで膀胱内視鏡室(だったかな?)の前で待つよう言われて待つこと数分、呼ばれて入室。

内視鏡室には歯医者にあるような処置用の椅子があり、看護師さんにズボンと下着を脱いでタオルを掛けてからそこに座って待つよう言われた。

しばらくすると看護師さんが来て、内視鏡を見ながら抜くので、内視鏡入れる時少し痛いかもしれませんとのアドバイス。その前に麻酔のゼリーを入れると言われ、てっきりゼリーも先生が入れるのかと思ったらどうやら看護師さんがやってくれるっぽい。

椅子が倒れ始めると、
背もたれ→倒れる(寝る)
足→上がる
上がった足は左右それぞれの独立した台に載せられて立膝で左右に開き始めた。向こう側から見ればいわゆる「M字開脚」の状態。
多分女性が産婦人科で処置される時こういうの使うんだろうな、とか思った。

それにしても看護師さん、ちょっと開脚キツすぎ、少し緩めて貰った。体制整うと腰のところでカーテン引かれて下半身みえなくなる。
ゼリー入れると言われて、看護師さんが作業開始。どんな器具を使いながら、何をどういう風にやってるのか、さっぱり分からず。
ゼリー注入はすぐ終り、「準備出来たので先生に声掛けてきます」と言われて少し待たされた。

待ってる間、恐る恐るタオルの下をこっそり覗いてみると、イチモツの根元がクリップみたいので挟まれてるのが見えた。

しばらくして先生登場、「ちょっと痛いかもしれないけどね」と再度。

内視鏡入る時、やっぱり痛い、そしておしっこ漏れそうな感覚が通常の10倍くらい。でも痛さは序の口、まだ大丈夫。
そして内視鏡が奥に入って行き、多分ステントを引っ掛けて引っ張って抜く時、この時がちょっとつらい。(>人<;)
痛さにしかめっ面で必死に耐えるも、うめき声出てしまった。すると見かねた看護師さんが、「お腹の力抜いて」と言ってくれたが、この状態で腹の力なんか抜けねェよ(´Д` )
痛みに足が浮きそうになったけど足首はしっかり固定されてて動かせず。

「はい、これで終り。痛くてごめんなさいね」多分時間にして2~3分位の処置後先生にそう言われて「はぁ~」( ;´Д`)と安堵。
「水分たくさんとってくださいね」と言い残して先生退室、その後看護師さんがカーテンの向こう側から「抜いたステント見ますか?」と抜きたてホヤホヤのステントを見せてくれた。
想像してたより太いなぁ~、というのが率直な感想。こんなのが腎臓と膀胱の間に入ってたのか。

着替えて処置室出ると気のせいかなんかスッキリした感じ。会計待ちの間に処置後の初めて排尿。これも結構な痛さ。

自宅に戻ってからもオシッコの時はちょっと辛かったが、回数重ねる度に少しずつ和らいでる感覚。ネットでステント抜去後の排尿の痛みや違和感について調べてみると、1~2日で治るみたいだから少し辛抱。


ステント抜去については、ネットで調べて予習して痛いことは覚悟してたけど、案の定痛かった。でも耐えられない痛みじゃないし、それよりもあの「結石の疝痛の地獄の痛み」に比べれば、まぁ、なんてことはないというレベルです。

これからステント抜去する方のご参考に少しでもなればと思いまして。

(了)

チクチク感

2015-05-30 21:50:19 | 日記
昨日まで凄かった膀胱のチクチク感、歩くたびにチクチクしてたあの嫌な感じ、昨日の午後から意識的に水分をたくさん摂るようにしたら少し緩和されてきた。昨日は午後からお茶2リットル、今日も2リットル、プラス食事の時の水分やコーヒーやなんだかんだで3リットルくらい飲んだかなぁ。

素人の想像だけど、膀胱に尿がある程度あると尿の中でステントが浮遊して膀胱の壁に当たる衝撃を緩和してくれるのかな?

不思議な事にたくさん水分取っても頻尿は酷くならずに逆に間隔が長くなったくらい。

でも今の季節ならいいけど、これが真夏の暑さの季節だったらと思うと…ただでさえ汗かきの人間にとっては…。


尿管ステント

2015-05-29 11:58:39 | 日記
このブログは入院中しかつけないつもりだったけど、尿管ステントについてどうしても記録に残したかったので。


3ヶ月前に結石の手術をして貰った時、この時は結局内視鏡が結石まで辿りつかず石は残ったままだったけれど、手術前の先生の説明でそういう場合は尿管ステントというカテーテル尿管に留置して腎臓から膀胱に尿が流れるようすると言われていてそうなった。

その後今回の再手術まで3ヶ月間、ステントが入りっぱなしだったけど、それ程の違和感は感じなかった。

今回手術で石は砕いて貰えたが、再びステントが留置された。でも今回のステントの違和感は今までに無かったもの。尿意は24時間ノンストップ、歩くと膀胱がチクチク、頻尿は約一時間に一回、夜も熟睡出来ず。

でも「尿管ステント」で調べてみると同じような辛い思いしてる人が結構いるみたい。そしてみなさん同様に「耐えるしかない」とお医者さんに言われてるみたいだし。私の場合、血尿がそんなに酷くないのでまだマシな方なのかな。


葛飾入院6日目~退院の日

2015-05-28 10:39:38 | 日記
起床後、血圧と体温を測定したら血圧は正常だったが体温が37.7℃、微熱。熱が高いと退院出来ないって言ってたなぁ。

9時、回診。先生に正直に微熱あること伝えると「うーん、ホントは熱あるとダメなんだけどね。」と案の定言われたが、「でも全く怠くも痛くもないし大丈夫です」と必死の弁明が通じたのか「じゃあ、念の為解熱剤と抗生剤出しておきますから。でも8度9度に上がるようだったらすぐに戻ってください」

よし!これで何とか退院できる❗️
大した荷物じゃないけどバッグに詰めて帰る準備開始。



今回もたくさんの先生、看護師さんにお世話になりました。特に今回の病室はナースステーションのすぐ前で、昼夜問わずひっきりなしに鳴り続けるナースコールの音をずっと聞いて、改めて看護師さん達の激務ぶりを感じました。(自分は一回もナースコールしなかったけどね)

結石も無事砕いて貰えたし、適切な医療と快適な入院生活の為にご尽力いただいた全ての皆様に心から感謝いたします。

(了)


葛飾入院5日目

2015-05-27 21:57:13 | 日記
手術翌日、朝4時前に目が覚めた。
下半身のあのチューブの違和感はだいぶ慣れてきた感じ。でもおしっこが膀胱から尿道、チューブと伝って流れる時はかなり痛い、というか熱いというか、毎回顔を顰(しか)める辛さ。
今日の朝の回診で外してくれるのかなぁ。

8時、朝食!え!?食べていいの?
食事再開は前回は昼だったから今回も昼からだとばっかり思ってたので思わぬサプライズ。
でも朝食もいいけど、一刻も早くこのチューブを抜いて貰いたいなぁ。チューブ装着のままの食事は美味しさ半減。

9時過ぎ、体拭いてください、と温タオル渡され、点滴も一旦外すので着替えてくださいとのこと。3ヶ月前の新橋では手伝ってくれる人が来て歩行訓練までやってくれたのになぁ。
でもまあ、自分でやる方が気使わなくて楽だし。


9:30回診。チューブ抜いて貰った‼️
点滴はまだそのままだけど、でもちんちんのチューブ抜いてもらってまともな人間に戻った感じ。ふ~。

昼前、点滴の針が刺さってるところが痛かったので看護師さんに診てもらうと「腫れてる」とのこと。先生に確認して貰ってから本当は今日の19時までだったのを抜いて貰った。
点滴も外れて晴れて身軽になって昼食。おいしいね、格別でした。

今日は午前も午後もHulu三昧。入院生活に欠かせないね、Huluは。