五十嵐日記

子育てについての個人的な記録日記

躁鬱、双極性障害における家族の対応

2020-10-05 15:22:12 | 日記

躁鬱は本人と家族が一緒に戦うもの

躁鬱、双極性障害の症状が深刻になるにつれて、最も大変な本人はもちろん、家族も一緒に戦っていこうという思いが強くなりました。

こうした病気においてまず大切なのが、周りの人が気づいてあげること。

家族と離れて暮らしている人、周りに相談できる人がいなさそうな人には、ぜひ気を配ってあげてほしいです。

定期的に会うのが難しければ、たまに電話をして様子を確認するだけでも違うと思います。

躁鬱と分かったら、病状への理解を深める

もし家族が躁鬱であることが分かったら、病状や特徴をしっかり調べておいた方がよいですね。

躁状態とうつ状態を何度も繰り返すことになるので、そのための対応を考える必要があります。

そして何より大事なのが、しっかりと医者に診てもらうこと。

どうしても身内だと、これくらいの症状は私たちが見守ってあげられる、などと考えてしまいがちです。

でもだんだんと症状が悪化することおもありますし、場合によって精神病院にお世話になる必要がある段階かもしれません。

ただ、難しいのは一緒に住みつつも、できるだけ悪化しないように見守ってあげる段階です。

躁鬱病の家族の散財は止められないのでしょうか?

散財や暴力などが深刻になると、家族も共倒れになってしまいかねません。

躁鬱病に対する基本的な対応の仕方をインプットしつつ日々生活しています。

対応に関してはこちらが参考になります。

心の病気における家族のサポート

ただ、どこかのタイミングで距離を置いた方が良い可能性もあるかもしれない、ということは常に頭にいれています。

家族だから近くにいてサポートするべきと思っていても、それが本人のためになっているとは限らないんですよね。

離れて暮らすようになってから、病気を患っている本人が楽に過ごせるようになった、もしくは特に変化がなかった、ということはザラにあるんです。

できるところまでは一緒に歩んで戦ってみる、でも家族の意思で撤退する勇気も大事。

難しいことですが、この点を意識しつつ見守っていきます。


躁状態と抑うつ状態の比較

2020-09-29 13:06:50 | 日記

今回も三男の精神状態についてまとめていきます。

先週に行った新しいクリニックでも躁鬱、双極性障害としての症状がみられると言われました。

躁状態と抑うつ状態の特徴を把握しておくことが大事のようなので、うちの子の場合はそれぞれどのような行動をとる傾向があるのかまとめておこうと思います。

躁状態

やはり躁状態では、あらゆる感情が外に向くという表現が正しいのではないかと思います。

家にいたとしても、スマホでアニメや映画など何かをずっと見ていたい、その感想を誰かに話したいなどです。こうした時には、できる限り向き合って話を聞くようにしています。私自身も同じものに興味を持つことも大切だろうと思います。

こうした熱中する傾向があるので、夜まで眠れない傾向もあります。

それゆえに睡眠不足や生活リズムの乱れによって、イライラしたり暴言を吐いたりすることもあります。

本人も苦しそうで、どうしようもなく感情が高ぶってしまう様子です。

勉強など自分が興味がないことには、なかなか熱意が向きません。ただ、将来などやりたいことに対する想像は活発になるようで、現実と理想のギャップにも苦しんでいそうです。

抑うつ状態

抑うつ状態の時には、かんじょうが内向きになります。

特に、考えがネガティブな方向にいってしまうようで、自己否定的な傾向もあるように思います。

こうした時は、勇気づけたくても何か適切な言葉をかけてあげるのは非常に難しいです。

親である私たちが味方であることや、ゆっくりして休んでいいことも伝えるようにしています。

かなりぼーっとして何かを落としてしまうことも増えるので、近くにいる時には注意するようにしています。

活力が急激に失われて、自分の部屋にこもりがちになり、ベットにいる時間が増えるので、どんどん深みにハマってしまわないか心配になります。

お薬を怖がらない

抑うつ状態が深刻になってきたことを受けて、お薬の処方を開始してもらいました。

親としても「薬に頼るのは怖い」というイメージがあったのですが、そうした考えはやめました。

そもそもお医者さんは必要だから処方するわけですし、実際に飲んでもらうと本人も楽そうです。

新しいクリニックのお医者さんはしっかりコミュニケーションできる方だったので、お薬のメリット、デメリットを一緒に考えつつ、うまく利用していきたいです。


子供の精神状態について

2020-09-07 19:42:42 | 日記

三男について

うちの三男についての話です。

小さいころから習い事に行くたびにぐずることが多く、精神的に落ち込む時と盛り上がる時の差が激しい子でした。

中学生からになってからは感情が高ぶって、家のものを壊すことも多くなりました。

これまでの上の2人はこういったことはなかったので、どのように接するべきなのかインターネットの情報や本を読んだりして、日々考えています。

 

メンタルクリニックを探す難しさ

自分を責めてとても落ち込むことも増えたので、先日から精神科のクリニックに通うことになりました。

ただこれまで3件ほどクリニックにうかがったのですが、精神科の先生との相性も難しいということを実感しています。

そもそも学校にも、カウンセラーもいらっしゃるのですが、子供が話したがりません。

何を隠そう私自身も話してみた感想として、自分の考えを押し付ける傾向が強い人だなと感じており、校外で相談できる人を探すべきだと思った次第です。

ただクリニックでも状況はあまり変わりません。

なかなか意見を言ってくれなかったり、子供の話を聞いているの分からなかったりして、子供と私たち両親が信頼できる先生を見つけることが非常に難しいです。

躁鬱っぽい、自律神経失調症でしょう、とか言われてもいまいちどれが正解なのか分かりません。

学校には行かなくてもいいから自分を責めず幸せになってほしい

最近は、学校を休む頻度も増えました。

休日数もかなりかさんできて学校の勉強にもついていけてないので、この先の進路を考えなければならない段階にきています。

別に私たち親としては、必ずしも学校に行く必要はないと考えています。

ただ、他人と一緒に過ごす楽しさや喜びを感じる機会がなくなってしまうのはよくないと思いますし、自分を責めることによって引きこもりがちになってしまうのが悲しいです。

気分転換をかねて、一緒に出かけたりゆっくり話をしたりしていますが、改善に向かっているのかも分かりません。

普通に過ごせる日々が続いていても、急に心の落ち込みがきてしまうのです。

何より、自分を責めて落ち込んでいる子供をそばで見守ることしかできない、というのが親としては何より辛いです。

もっと楽観的でいい。

気楽に過ごしていい。

あなたには良い未来が待っている。

それを知って、幸せに過ごしてほしいです。

少しずつよくなっていると思いますし、そう信じています。