レースで使用している車両でCVTなのですがコーナーでフェイルセーフが入る様で、そうなると一旦休ませないとセーフが効きっぱなしになると言う事でお話を聞きました。
フルードは色々試したが効果無かったと言う事でした。
お話を聞いた中で思い当たったのが、オイルの偏りでフェイルセーフが入るのでは?と言う事で対策です。

早速確認の為、ミッションのオイルパンを外しました。
浅い・・。

意外とスペースが無い・・。

効果的な物を思案。

配線・・。

コネクターも・・。

CVTのオイルクーラーは付いているのだが・・。
写真ありませんが、オイルパンにバッフルを設けました。
限られたスペースなので本当に僅かながらのバッフルですが、構造的に無いよりは違うと考え作りました。(メカさんが)笑
私?
案は出します。笑
店 図面は?
メ 無い!
メ 現物合わせだから・・。
店 同じ物出来る?
メ 一応、頭の片隅に入ってる。
店 (脳内メモリーか・・。)
店 (ビール飲んで忘れなければ良いけど・・。)
バッフルを作り、CVTフルード(某SPフルード)を入れて試走し納車。
後日、サーキットで試走すると偏りによるフェイルセーフは無くなったそうです。
おー!
良かった。
しかし、同じ物は出来るのかなぁ~?笑
CVT車でサーキット走るなと言われたら終了するのですが、CVT車でも走りたいと思う方が居られれば、お話を聞いた上で今回の様に対応いたします。
但しCVT車でサーキット走行等はオーナーさんにもマニュアル車やAT車以上にフルード等の管理も含めミッションに気を使って頂かないと、と感じました。