I-feelinブログ

古い車を長く楽しむためには -RX7に関して-

先日友人でもある社長さんのFBのTLを見てびっくり。

FDの純正タービンが新品税込み60万越え、ソレノイドAssYも5万越え、先日客注で頼まれたブレーキマスターAssyも税込み6万越え。

サラリーで修理している人等には現実問題辛くなってきたなと思いました。

純正部品をバンバン買える人は純正でもいいけれど、そうでない人は価格の面では社外も視野に入れないと本当に辛くなってきた感じ。

僕は以前から生産廃止車は多様性(ノーマルから社外)を認めて乗り続ける事に注視と言ったけれど純正で乗る事のハードルがかなり上がった感じがする。

僕が考えているより純正部品の価格の上がる推移が早い。

確かに社外はノーマルの様には行かない。
けれどこのままノーマルを維持し続けられる人がどれだけいるのだろうか?

純正を維持出来ている人は関係ないと思うかも知れないが所有数が減れば、それは確実に純正一番の人にも大きく関わって来る。

何が言いたいかというと絶対数を減らしてはダメという話。
まずはここが大事。

生産廃止車は減る事はあっても増える事は無い。

従って、どういう方法であれまず乗れる様に修理する事が大事。
やっぱり一般的には動く事の方が価値は高いですし。

純正部品が安価で中古も豊富にあった時代はとうに過ぎ、製造廃止の雨あられ、更に高額化。

メーカーが製造廃止車両の部品を出してくれるだけでもありがたい。
そこは本当にそうだが、あまりにも上げ幅が・・。

なにかチキンレースの様相に思える。

純正部品の高額化にどこまで付いてこれるかの様な・・。

この様な状況から多くのオーナーさんには完調な純正(全ての項目で)が一番であると思うがそれが製造廃止と価格高騰の為に成立しなくなるのではと危惧します。

実際に初代RX-7(SA22C)の部品はFDやFCよりも当然ありません。
オリジナル(新車時)を維持されるには相当なご苦労があると推察できます。
また、昨今RX-7の中古車の市場価格が全体的に高騰しておりその様な事も部品高騰に拍車をかけているのかとも考えます。

業販オークションで800万以上の価格が出る車の部品ですから当然と言えば当然の見方も出来ます。

実際は受注数や原価から算出されていると思いますが、この2点は年々厳しくなるのが現実だと思います。

どちらにしても貴重な車両になっているのは間違いなく、それを維持管理するにも常に最新の情報に入れ替えて、修理等は躊躇せず早めにしないと本当に直せなく、乗れなくなってしまうのかなぁと考えてしまいます。

かといって部品が高いからと購入しなければ部品そのものが無くなるわけで、その点も考えてしまいます。

チューニングも単に性能向上から維持する為のチューニングもあっても良いし、今まさに古い車たちは社会情勢からその岐路に立っているだと思います。
(国産や外車等の古い車両での最新のECU可や使用率は上がってきている
)

どの様な形(純正、社外)であれ、修理しその車両が乗れる事乗り続ける事こそが非常に貴重な事なのではないかとその様に思います。

どちらかというと古い車の価値観は所有している事の方が多く語られますけれど、ガンガンと乗れる事、乗り続ける事が今後の古い車の新しい価値観かも知れませんね。

やっぱりスポーツカーは走ってナンボで、その為に生まれて来たので。

壊れたら?

直せばいいんです。笑

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コメント一覧

店長
そうですね。大きな一歩です。
お世話になっているFC
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/
マツダ、「RX-7」のサービスパーツの再供給を開始!
朗報ですね。
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