I-feelinブログ

RX-7(FC3S)キートラブルでエンジンがかかりにくい?

今回のご依頼はあまり無いケースかも知れません。

先日、お電話でコラムカバーを取り替えようとしたところ始動出来なくなりステアリングも重いと連絡がありました。

何とかエンジンが掛かるモノの見て欲しいと言う事で入庫されました。

不具合箇所は

キーがスタートの位置までが重く尚且つセルが回らない事が時たま起こる。

チルトが出来ない。


早速お預かりしてメカが観るとまずチルトはボルトが緩んでいて、それによるものと判りました。

しっかり締めたら治りました。

キーに関してはキーの減り方やキーシリンダー内部の摩耗とイグニッションスイッチ部の接触不良と考えられる為、交換する事になりました。


古いキーセットです。
この本体のタイラップ付近の黒い穴の部分。
ここは、ネジが切ってありコラムカバーの下側と共締めで5X12のビスが入ります。
ビスの純正品番は9983-30-512Bです。

今回、イグニッションスイッチならびにキーシリンダーの部品代を考えるとキーセットが購入出来る勢いなのでお客様と相談してキーセットでの交換となりました。

両側ドア、コンソールBOX、リアハッチ、イグニッションキー、全て交換しました。

当然交換後のチェックでは、不具合は無くなりました。

そして今回のトラブルの一番の原因は、お客様がコラムカバーを取り付けた際に本来は通常ビスの所を無理やり長めのタッピングビスを入れた為、ビスの先端がイグニッションスイッチの部のプラスチックを貫通、穴をあけてしまいその為に接触不良となった事が判明しました。

今回のトラブルはビスの長さや種類は、キチンと守らないとこういう事が起こるという見本みたいなトラブルでした。

みなさんも気をつけてカーライフを楽しんでください。

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