ジムカーナ走行をされている方で微妙に水温が高いと言う事で、ラジエター、ファンモーター、ファン、A/Cコンデンサーを交換しました。
水温上昇と聞いて、ラジエターの容量UPやSPクーラント、A/Cコンデンサーのオフセット、ボンネット、バンパー等の効果からスワそちらに目行きがちですが実は今回の様に基本を抑える事が、まず最初です。
それらが正常な状態で初めてラジエターの容量UPやSPクーラント、A/Cコンデンサーのオフセット、ボンネット、バンパー等の効果が得られます。

外したラジエターはねじれていました。

当然車両側の取り付け部も変形していました。

結構酷いです。

A/Cコンデンサーはねじれとラウンドしていました。

新品のA/Cコンデンサー(純正)と、社外ラジエター(純正りプレイス)、ファンモーター、ファン(7枚)、セパレートタンク(純正)、水回りはスッキリ。
RX-7のファンモーターは年式や距離から既に生涯可動時間が限界に達しており、モーターの出力低下が出ているものが多くあります。(水温計の付いている車両は指針から判断出来ます)
最悪オーバーヒートを起こしてしまう恐れがあるので、ラジエター交換と同時交換がオススメです。(ファンモーターの交換はラジエター脱着が必要な為)
その際スポーツ走行する場合はファンを7枚タイプを使って両側7枚にする事もオススメです。
予算があればA/Cコンデンサーも交換する事をオススメします。
年式的に目詰まりや腐食やコアへの異物等が挟まっており、水温上昇に加担したりA/Cの効きが悪くなっている場合があります。
昨今の車両は電動ファンの依存度がほぼ100%なので生涯可動時間が早く訪れています。
少なくとも10万km越えた車両や10年以上経過した車両は交換をおすすめいたします。
それにより水温上昇が迎えられると燃費にも寄与し、A/Cの効きも向上(新車時に戻る)いたします。
ファンモーターが動いてるからと安心出来ない、年式、距離の車だと言う事をお忘れなく。