圧縮及びダイアグを点検後、さらに進めます。
基本は法定点検(ナンバー付きの車両なので)基本として7ならではの項目を見ていきます。

マフラーのステー部の溶接にクラックがあります。

テールエンドの片側がもげています。

触媒の遮熱板が破損しています。
ビビリ音等の発生源になります。

アッパーアームのボールジョイントダストブーツが切れています。

タイロッドエンドのダストブーツも切れています。

ATのホースに滲みがあります。

スタビブラケットが変形しています。

新品のショックが付いていると言われたらしいですが、明らかに虚偽ですよね。

各ショックのダストブーツが提灯おばけ状態です。

トーコンリンクのピロにガタがあります。

ディスクパッドの残量が少ないです。
この他にもあります・・。
中古車を購入する基準としてまず法定点検上問題あるのか無いのか?
ここがスタートになります。
お店側は問題ありませんとか、うちに持って来れば言いますが、法定点検に問題無い車両はどこの整備工場でもディーラーでも点検や整備は受けられます。
特に認証工場の場合は、問題ある車輌が入庫した場合、キチンと法定点検等を順守し整備等をしてからでないと出庫出来ません。
今回の様な車両は整備不良に該当します。
従って販売する側にはキチンと整備をする義務が発生いたします。
購入者は、すぐに車両に飛びつかず良く吟味し知識を仕入れたり知識のある方に見て頂く事をオススメいたします。