ちゃちゃ載り日記♪

語りたいコトや聞いてほしいコト。
自由気ままに書いてみようと思っています。
お付き合い下さいませ☆

『噂の男』_②

2006-09-30 | 演劇
○夫婦お笑いコンビ。アヤメさんの妖しい声で始まります。
(男優ばかりの物語だと思っていたら女優さん1人出演)
お相手はボンちゃん
旦那(トシ)公認で楽しんでいる訳でございました。

   「おいお~い!」とツッコミタイ気持ちを押させえる私。
   出だしからですね。とんでもない方々なんです

○こんな御三方の場面に鈴木支配人登場です。

   黒のスーツにオールバック姿。
   彼とボンちゃんの関係も妖しかったりしますよ。
   キスシーンもあるし。(ボンちゃん忙しいですね…)
   この関係が、ボンちゃんにヨカラヌ考えを企てる事になるのですが。

○今日は、ボイラー室点検日。
12年前のアキラの事故以来、休館日にしてボイラー点検を行うことになっている。
いつも点検する人と違う加藤ボイラー技師がきます。
    
   実は、このボイラー技師にも企みがあっての登場です。

○帰宅用意するボンちゃん。
ボイラー技師との会話に付き合わされる訳ですが、
どちらが先に“パンストキッチン”という漫才師がいたという話を
出したか私の記憶は定かでありません。
とても面白く人気があったと思い出話。
「このボイラー室で相方のアキラが事故に遭い亡くなった」と、舞台は過去に戻ります。

モッシャン&アキラ登場
“パンストキッチン”の漫才始まりです

   すっごく面白かった。本当の漫才師みたいで息もピッタリ。
   モッシャン役の橋本じゅんさん。私、初お目見えでした。
   とってもいい~♪観客に語りかける台詞まわしと存在感で
   私のハートをキャッチです

○アキラはルックスもよく漫才以外の仕事もある。
漫才ネタも彼が考えていて、自分の人気で“パンストキッチン”人気が
あると思っているかもしれない。解散を考える彼。
解散後の相方も決まりそう。。。でも、モッシャンには話せていない。

   観客は出演者全員が怪しいって見ないでしょ、、、普通。(私だけ?)
   アキラの口調は優しくて人当たりが良くて
   暴走するモッシャンに振り回されながらも
   彼を理解しているんだと思っていた。良い人だろうと思っていた。
   なのにね。一番恐くて、いや~な人だった(私の印象)

○漫才の練習が一段落しマネージャーが入ってきた。
現在は支配人になってるけど
過去は“パンストキッチン”のマネージャー鈴木
アキラとの仲が、漫才が思うようにいかなくて苛立つモッシャン。
そんな気持ちの発散先は、マネージャーを苛めるコト。

○鈴木は“パンストキッチン”の大ファンだから
パンツ1丁にされても
飼っていたネズミがいなくなっても笑顔を忘れない。
そんな一途な彼の気持ちを、裏切る人がいるのです。
ヨカラヌ企み生まれてしまう。

   ヨレヨレの服装だけど若者姿の方がいいなぁ。堺さんは。
   座席が7列目だったので、よ~く見えた!素敵だった

   初めに書いた『噂』とは。
   “モッシャンがピンでも売れると解散説”
   流れ始めたからアキラは解散を考えたのだろうか。
○そして、事件
“パンストキッチン”解散後に
アキラの相方として決まっていた人が暴殺された。
逮捕されたのは、仲が悪かったと噂のあった元相方。

○元相方は冤罪だと自殺。
その復讐に現れたのが、加藤ボイラー技師。
彼は自殺した父の為に「誰が犯人なのか」を知るために。

   出演者みなさんの
   ヨカラヌ企み生まれる“訳”を書いてみましたよ。

○現在と過去を行き来しながら物語は進行します。
死んでからも幽霊になってアキラは登場するし、
鈴木支配人は見えるんで会話もあります。
何故か、加藤ボイラー技師にも見えちゃうし

   一番会いたいと思っているモッシャンには見えなくて。
   落ちぶれて小さくなった彼の言動を聞いていると
   “モッシャンがピンでも売れると流れた解散説”は、唯の噂。
   彼本心はアキラが大好きで“パンストキッチン”が大切。
   いつまでも彼と漫才がしたかった。と、いうことなんだと思いました。

○“アヤメさん”という
発作的・衝動的に何かやらかす彼女も加わり
驚くコトも多々ありました。でも、彼女にも訳があるのです

○ラストシーンは
血の赤黒さを思い出します。
アキラは天に召されました。(天国でしょうか?地獄でしょうか?)

   最後まで見逃せない、聞き逃せない物語。
   見に行って良かったぁ~。「ありがとうございました!」
   再び同じメンバーが集まる演劇が見たいと願います。

○最後に読んで下さった方々。ありがとうございます。
そして「お疲れ様でした」


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