私のドラえもんの外見

イチローに似てます

しかも、同級

（ドラえもんは、早生まれですが）


普通、イチローに似てるなんて言われたら

嬉しくない？

（確かに、そんなに良い男ってほどでもないけど・・・あのイチローだよ？）

ところが、私のドラえもんは違う(;^ω^)

「一時期、逢う人逢う人に似てるって言われて、閉口した」

だ・・・そうな


かく言う私も

２人で、公園でキャッチボールをしてたときに

（ドラえもんの、痩せろ痩せろ作戦）

「kazさんって（ドラえもんの本名）、遠目で見るとイチローに似てるね」

と言ってしまって閉口させた１人・・・


でも・・・

だって・・・

似てるんだもん

私のドラえもんは・・・

未婚で年下だけは避けたかったのに・・・

未婚で年下

私の今までのことは洗いざらい話してるし

つい、不安を口にすると

「理不尽に去って行った男と一緒にするなっ！」

と、ご立腹


勿論、違うことは分かってるつもりだけど

それでも・・・

不安になるんだよなぁ



痛いほどの愛情表現してくれる人が良かったのに

かなり冷静沈着なご主人様

「もっと「大好き」が欲しいなぁ～」

と、ねだると

「こんなに、頑張ってるのに」

と、反論


確かに、眠くなるまでSkypeで繋がってくれるし

「したいことリスト」は、着々とこなしてくれてるんだけど

それでも・・・

言葉での愛情表現が足りなくて、ちょっと物足りないのは内緒(;^ω^)


何より困ったちゃんは

おデブ体系が苦手なこと・・・

私を、痩せさせようと必死

自他ともに認める「痩せる、痩せる」詐欺の私・・・

無理だって言うのに

「却下」らしい

もぉ～～～他を当たれって言ったら

「痩せてるｓｕｎが良いのっ！」

なぁんて、殺し文句


いやいや

太ってる私を好きになった時点で

もぅ、ドラえもんの負けですからぁ～～

今の私を甘受しなさいませよぉ～～～んっ

そして、ドラえもんが現れた

遠い昔

ネットの中で彼を見つけた

傷ついてボロボロだった彼を拾った

「この傷を、治せるものなら治してみろっ」

攻撃的でさえあった彼を包み込んだ

１０年近くかけて、彼の傷は癒えた


そして、私がボロボロになった


貴女の、心と身体の隙間をお埋めします

と・・・喪黒福造・・・・

いやいや、ドラえもんが現れた


「埋められるものなら埋めてみろっ！」

私は、ドラえもんの手を掴んだ

何故か不思議なほどに違和感がなかった

離したくないと思った

と・・・同時に

また一人になる恐怖を感じて掴んだ手を緩めた

私のドラえもんは、緩め離そうとした手を

強く引き寄せてくれた

「大丈夫だから」

と・・・・


私は、拾われた

自暴自棄

リアルでは

病み上がりのせいにしなくてはいけなかった

リアルでは

壊れて行っている、本当の理由は明かせなかった


バーチャルに依存するしかなかった


夜な夜な、怪しいサイトを渡り歩いた

誰でも、良かった

壊れて行っている、本当の理由を聞いて欲しかった

一夜の繋がり

一時の繋がり

何でも良かった

リアルで言えない話を、聞いて欲しかった


そんな時・・・

ドラえもんが現れた

「貴女の、心と身体の隙間を、お埋めします」と・・・・

もう、他の人を好きになっても良いですか？

彼は・・・

「sunの心を俺だけにして」と、言った


「sunの体を旦那に抱かさないで」と、言い続けた


そして・・・９年目のあの日

「旦那さんに帰りな」と、言い放ち

心離れていった



３年前

壊れた心を一人抱え込んだ

何故壊れたのかも言えない心を抱えて

病み上がりの身体が回復しないままに

更に壊れて行く


心離れたことを宣言しながら

私との繋がりを求めた彼

私が破壊して行くのに拍車をかけた

それでも

私からは・・・その繋がりを切ることは出来なかった



そんな時・・・

ドラえもんが現れた