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新潟、福島で豪雨 18万人超に避難勧告

2011年07月30日 01時05分02秒 | スクラップブック




日テレNEWS24記事

新潟、福島で豪雨 18万人超に避難勧告
2011年7月30日 0:51
 新潟県と福島県で記録的な豪雨となっている。
各地で土砂崩れや川の氾濫が起きており、30日午前0時現在、2県で18万5000人を超える住民に避難勧告が出されている。
 新潟市南区では、29日午前10時までの1時間に約100ミリの雨が降った。
また、新潟・加茂市では、27日の降り始めから400ミリを超える雨を観測した。
 新潟・南魚沼市の土沢集落では、28日夜に土砂崩れが起き、田んぼが土砂に埋まった他、民家に土砂が流れ込んだ。
この家には2人が住んでいたが、当時は外出中で無事だった。
南魚沼市では、土砂崩れと崖崩れが11か所以上で発生したという。
 福島・喜多方市高郷町では、山の斜面の崩落などが相次ぎ、40世帯が孤立した。
 福島・金山町では、複数か所で川の堤防が決壊。
国道の二本木橋が流され、JR只見線の鉄橋も流されたという情報もある。
 福島・只見町では、29日午後9時20分までの72時間で、観測始まって以来最大となる605ミリの雨量を記録した。
只見町の全ての1900世帯に避難勧告が出され、170人が孤立しているという。
只見町の黒谷地区では、男性3人が土のうに土を詰めていたところ、土砂が崩れ、1人が生き埋めになった。
さらに、埼玉県から釣りに来ていた70歳の男性も行方不明になっている。
 また、福島・南会津町では、土砂崩れで車に乗った40人が孤立し、自衛隊が救助にあたっている。
 これまでに、新潟、福島県で行方不明者は計4人、避難勧告が出されたのは18万5000人を超えた。
 この豪雨災害を受けて、政府は29日夜、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。



東京新聞記事

40万人避難指示・勧告 新潟・福島豪雨
2011年7月30日 夕刊
 前線の影響で記録的豪雨となった新潟、福島両県では三十日も局地的に猛烈な雨が続き、新潟県三条市などでは川の堤防が決壊、県内十二市三町の約四十万人に避難指示や勧告が出て約九千人が避難した。
福島県では七町の約六千九百人に避難指示や勧告。
気象庁は「二〇〇四年の新潟・福島豪雨を上回る雨量」と指摘、三十日夜にかけ大雨への厳重な警戒を呼び掛けた。 
 新潟県十日町市では車ごと川に転落したとみられる無職村山英一さん(67)が死亡。
福島県只見町で行方不明になっていた埼玉県の男性釣り客は無事が確認されたが、三条市の五十嵐川に転落しているのが見つかった車に乗っていたとみられる男性会社員(25)ら新潟、福島両県で計五人が不明となった。
新潟県ではほかに二人が軽傷。
 新潟県では十日町市や三条市などで孤立。
福島県は檜枝岐村が孤立状態にあるほか、只見町と南会津町でも計約四百人が孤立している。
新潟県は、三条市など十一市町に災害救助法の適用を決定。
三十日朝、県庁で豪雨災害対策本部会議を開き、泉田裕彦知事が人命救助を最優先した対応を指示した。
 国土交通省北陸地方整備局によると、三条市の五十嵐川で約百五十メートルにわたって堤防が決壊、魚沼市の破間川でも堤防が決壊した。
県によると、決壊は五カ所に上った。
 気象庁によると、朝鮮半島から北陸、東北南部にかけ停滞した前線に湿った空気が流れ込み、新潟と福島県会津地方を次々と発達した雨雲が覆った。
降り始めからの雨量は新潟県で六〇〇ミリを超え、福島県で七〇〇ミリに達した所がある。
 三十日夕にかけ新潟では一時間に五〇ミリ、福島では同三〇~四〇ミリの雨が降る恐れがある。
関東甲信でも雨脚が強まる見込みで、三十一日昼までの二十四時間予想降雨量は、いずれも多い所で、新潟県一〇〇ミリ、福島県と関東甲信八〇ミリ。



毎日新聞記事

豪雨:新潟・福島で2人死亡、4人不明
 記録的豪雨に見舞われた新潟、福島両県では30日昼までに、大雨の峠を越えた。
しかし、降り始めからの総降水量は福島県只見町などで600ミリを大幅に超え、2人が死亡、4人が行方不明。
堤防の決壊や集落の孤立が相次ぎ、両県で避難指示・勧告を受けた人は約40万人に上った。
新潟県は、新潟市、三条市、南魚沼市、田上町など11市町に災害救助法を適用した。
 気象庁によると、27日正午から30日午後4時までの総降水量は、福島県只見町680ミリ、新潟県加茂市623.5ミリ、南魚沼市562.5ミリなど。
このほか新潟県内の広い範囲で400ミリを超え、各地で04年7月の新潟・福島豪雨の雨量を上回った。
これまでの大雨の影響で、両県では洪水や土砂災害の危険性が非常に高い状態になっているとして引き続き警戒を呼びかけている。
2011年7月30日 20時19分



MSN産経ニュース記事

新潟に「最大級」の警戒 気象庁「何が起きるか分からない」
2011.7.30 22:22
 気象庁は今回の豪雨で、新潟県で土砂災害や河川の氾濫などについて「最大級」の警戒を呼びかけている。
気象庁が注意喚起の際に「最大級」という言葉を使用するのはまれで、「東日本大震災で地盤が緩んでいる恐れもあり、何が起きるか分からない状態」(気象庁)だという。
 気象庁は、警報や注意報とは別に、対象となる地域に対して気象情報を発表。
このなかで災害に関する警戒を呼びかけており、テレビや新聞などを通じて地域住民に伝わる仕組みとなっている。
 大雨の際には「厳重な警戒」などと表現されることが多いが、降水量などの基準や定型の用語はなく、予報官が過去の災害と比較するなど状況に応じて判断する。
今回の豪雨では新潟、福島両県に対し、「土砂災害、河川の氾濫、低地の浸水に厳重に警戒」を呼びかけた上で「特に新潟県では最大級の警戒をしてください」としている。
 30日までの72時間雨量が福島県只見町で700ミリ、新潟県加茂市で600ミリを超えるなど、各地で観測史上最大を記録。
死者16人を出した「平成16年新潟・福島豪雨」を上回っており、気象庁は「予報官は普段使わないような言葉で注意を呼びかけており、引き続き警戒を強めてほしい」としている。



読売新聞記事

新潟・福島の豪雨、依然500人が孤立状態
 新潟、福島両県を襲った記録的豪雨で、最大時で約43万人に出されていた避難指示・勧告は、1日午前の段階で指示が1世帯1人、勧告が計約2200世帯約5700人にまで減った。
 ただ、両県でなお計約500人が橋の崩落などで孤立状態にある。
 一方、1日午前8時半頃、新潟県田上町の才歩川で男性の遺体が見つかり、7月29日に行方不明になった農業渡辺芳孝さん(64)と確認された。
両県の死者はこれで4人、行方不明は2人となった。
 新潟県では1日午前8時半現在、十日町、南魚沼両市で計210世帯634人に避難勧告が出されている。
また、十日町市では市内を流れる羽根川が氾濫。
県道十日町塩沢線の六箇橋(十日町市中村、幅7・8メートル、長さ15・3メートル)が落ちた。
同市内ではほかの県道でも道路脇の土砂が崩落し、計6集落の72世帯199人が孤立状態になっている。
2011年8月1日13時37分

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