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zakzak緊急連載:韓国芸能界の実態

2011年02月04日 14時35分27秒 | スクラップブック


《zakzak記事》

■緊急連載 韓国芸能界の実態(1)
隠された韓国“奴隷契約”…K-POPは国策、予算は日本の6倍
 いま韓国で憧れの職業1位はタレントである。
 韓国の公共放送KBSで行われるオーディションには、俳優を目指す若者たちが列をなす。
テレビ局のオーディションから韓流スターのチャン・ドンゴン、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンなどが巣立った。
 その彼らが日本で大成功して8年が経過しようとしている。
続いて、K-POPと呼ばれる歌手たちも台頭してきた。
筆頭は東方神起。
いずれも180センチを越す大柄な体躯、ダイナミックなダンスは日本の女性ファンを魅了した
 洗練された切れ味あるダンスは日本のアイドルとはレベルが違う。
 「いわば2000ccのスポーツカーと1000ccのファミリーカーほどの差がある。ジャニーズ系の甘いマスクと、EXILEの力強さを併せ持つのが魅力」と20代向けの女性誌副編集長。
 韓国政府は映画産業をハリウッドと同じように国策の一環として援助してきた。
 「日本の国家予算に占める文化予算の割合は、わずか0・11%。韓国は、その6倍ですよ。アジアに打って出ようと思っても宣伝が見劣りしてしまう」と、日本のプロダクション幹部はボヤく。
映画からゲームやテレビドラマ、音楽、アニメなどのエンターテインメントへと波及した韓国文化を輸出コンテンツとして国家がバックアップする仕組みが確立。
“輸出先”は中国大陸、台湾、タイ、シンガポール、北米のアジア系コミュニティーにまで拡大。
しかし、何といっても主要輸出先は日本である。
 「CDが売れなくなった、といっても日本のエンタメ人口は韓国の2倍以上。観客動員は右肩上がり」(韓国アイドル誌編集者)とあって、タレントたちはジャパニーズドリームを目指す。
日本語を学び、日本市場を手中に収めようと懸命だ。
 K-POPの卵たちは合宿所で寝起きを共にし、1日8時間以上も歌と踊りのレッスンに明け暮れる例も。
東方神起に続けと、日本のプロダクション、レコード会社と手を結んだBIG BANG、少女時代、KARAらが、一大ブームを巻き起こすまでになった。
 昨年はNHK紅白歌合戦の出演を逃したが、「今年は4組出演する」と予想する音楽関係者もいるほどだ。
 ただ、その裏では、東方神起に続く、KARAの分裂騒動など、日本とは異なる複雑な韓国芸能界の事情がある。
一部では“奴隷契約”とまでいわれる韓国アイドルの現状を追う。(韓流取材班)

■緊急連載 韓国芸能界の実態(2)
事務所トラブル連発の韓国、KARA親が口を出す本当のワケ
 最近、韓国では所属プロダクションとタレントの揉めごとが多い。
分裂騒ぎがあった東方神起やKARAだけじゃない。
人気女性歌手のアイビー、男性グループ、スーパージュニアの中国人メンバーが事務所を訴えている。
 韓国人タレントの自殺やトラブルでは、事務所とのいわゆる“奴隷契約”と呼ばれるタレント側に不利な契約が要因とされてきたが、決してそれだけではない。
 「KARAの分裂の原因は奴隷契約ではなく、ギャラと待遇問題といわれています。メンバーの年収は1人500万円。韓国では安い金額ではない。それでも親たちには不満なんです」(韓国芸能事情に詳しいジャーナリスト)
 日本でも、かつてはステージママが話題となったが、儒教精神が息づいている韓国では、いっそう親子の絆は強い。
 「KARAの場合は、アメリカ育ちのニコルの母親が、法律事務所に娘のハードスケジュールを相談。制作会社の幹部が芸能関係者を母親に紹介していた。つまり引き抜きでした」(同)
 女子フィギュアスケートのキム・ヨナが五輪で金メダリストとなり、世界大会で大金を掴むと、韓国社会では、「我が子をフィギュア選手に」と、こぞってリンクに殺到したという。
今、親たちは「憧れの職業1位」の芸能界に子供を入れて一獲千金を狙う。
 それは韓国の進学事情と似ている。
親戚、親兄弟は受験の際に田畑を売ることもある。
同様にレッスン代や整形美容につぎ込む。
 「上昇志向ゆえなのか、容姿やメンツ、学業を重んじるのも日本以上。タレントや歌手が肩書に出身大学名を書きたがる。我が子が肩身の狭い思いをしないように、親は懸命に稼いで支える。
韓国の文化人で最も成功した人物のひとりに、世界的人気の指揮者チョン・ミョンフンがいる。兄姉も音楽家として活躍するが、子供たちを支えてきた母親は“孟母三遷”どころではない苦労の連続。著書はベストセラーになった」(プロダクション幹部)
 韓国人のタレントは、日本に来ると膨大な契約金を要求する。
「日本で成功すれば韓国の約10倍のギャラは稼げる」と信じている。
チェ・ジウが日本のプロダクションに3億円のギャラを要求したのは有名だ。
 KARAの親が強欲だとは、言い切れないのである。(韓流取材班)

■緊急連載 韓国芸能界の実態(3)
韓国の芸能プロ幹部が激白「奴隷契約とは心外だ」
 韓国芸能界では、いまだに“奴隷契約”がまかり通っている。
5人のうち2人が残った形の東方神起の分裂騒動では韓国マスコミの注目を集めた。
2009年10月ソウル地裁の「仮処分」の決定書では衝撃的な記述があった。
 《13年以上の契約期間の間、申請者たち(東方神起メンバー)を被申請者(所属プロダクション)に隷属させる仕掛けとなっており、これをそのまま容認することは困難である》
 東方神起は05年4月に日本進出後、日本のアイドルを圧倒して熱狂的なファンを獲得した。
08年には発売した4曲すべてがオリコンチャート1位、ベストアルバムは100万枚を突破した。
 「うれしい悲鳴で、3~4時間睡眠というハードスケジュールの日もありました」(音楽関係者)
 寝る間もない忙しさ、というのはアーティストにとって歓迎すべきことだが、問題は「13年」もの契約年数にあった。
 《(略)乙(東方神起)は契約や約束を個人的にすることはできず、契約は、デビュー日から13年目となる日に終了となる》の一文だ。
 日本の芸能界なら、通常は3~4年契約。
長くて5年が常識。その裏には韓国芸能界の育成事情がある。
 「韓国大手プロの孵化育成システムは徹底している。何人ものタレントの卵の宿泊代から食事代、レッスン代、交通費など全てを事務所側が負担。そしてダンス、歌、外国語、マナーまで徹底して長期間訓練します。だからタレントのレベルは高いが、事務所側の投資額もハンパではない」(韓国芸能事情に詳しいジャーナリスト)
 さらに、韓国には男性の場合、徴兵制度がある。
 「働ける間、人気のある間に、稼いでくれないと投資額を回収できず、事務所が成り立たない。“奴隷契約”とは心外だ」
 そう話す韓国の芸能プロ幹部もいるのだ。(韓流取材班)

■緊急連載 韓国芸能界の実態(4)
ペナルティー100億円超! 東方神起、分裂騒動の代償
 K-POPブームの先頭を走ってきた東方神起が分裂騒動を経て先月、1年1カ月ぶりに東京・代々木第一体育館の音楽イベントで勇姿を見せた。
ユンホ(24)とチャンミン(22)の二人での活動再開を日本のファンは以前と変わらず温かく迎えた。
新曲「Why?」は発売日にオリコン・デイリーチャート1位を獲得した。
 しかし、分裂騒動渦中の2009年10月、ソウル地裁の「仮処分」決定書に示された文面は衝撃的だった。
 《すべての番組出演および国内外芸能活動に関する権利は「甲」(所属プロダクション)にある。》
 《作詞、作曲、編曲された著作権に対する複製権、複写権、音盤権、配布権、放送権、公演権、カラオケ、二次的な著作物権、そのすべての権利を譲渡する。》
 日韓の芸能事情に詳しいプロダクション関係者が解説する。
 「日本ではアーティストに歌唱印税、作詞・作曲・編曲の印税が支払われる。当時の東方神起の取り分は、印税を5人で割ればメンバー1人あたり0・4~1%。しかも『5万枚未満』なら『ノーギャラ』というものでした」
 ペナルティーの条項もあった。
東方神起が契約に違反した場合、それまでの投資額の3倍に加えて残りの契約の6年間に見込まれる利益の2倍を加算して賠償する-というもので、「違約金は間違いなく100億円を超える計算になる」(先の関係者)
 分裂騒動でジェジュン(24)、ユチョン(24)、ジュンス(24)はたもとを分かち「JYJ」として韓国などで活動しているが、かつての所属プロダクション側とは今も係争中だ。
 ジュンスは最近、自身のツイッターで、元所属プロについて、《僕ら5人の敵なんだと同じように考えていたのに…皆の敵ではなかったみたいだね》と、再出発した2人との心の隔たりを吐露した。
 ファンの反応は複雑。
「もう一度、5人の姿が見たい」という声もあれば、出ていく形の3人に「恩知らず」と厳しい声もあがっている。巨額を投じて、長期契約を結び、じっくり新人を育てるスタイルの韓流。なかなか日本人には理解しにくいが、その実力でいまアジアを席巻している。(韓流取材班)
=おわり

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