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ツアー最終公演前の記者懇談会インタビュー

2012年04月24日 21時11分31秒 | 【重要記事】




《Kstyle記事》

Vol.1 ― 【東方神起】日本での人気は“虚言”ではなかった
京セラドームに赤いペンライトの波が……東方神起、韓流の先駆者であることを証明
東方神起(ユンホ、チャンミン)の日本での人気は、虚構でも、イメージ作りでもなく、事実だということが証明された。
23日午後6時から、大阪の京セラドームで「東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~」の最後のステージが幕を開けた。
午後4時から入場し始めた4万5千人の観客は、京セラドームの5階までを隙間なく埋め、約3時間30分の間、東方神起のステージを大いに楽しんだ。
今回の公演には、昨年9月に日本で発売したフルアルバム「TONE」の収録曲はもちろん、「SUMMER DREAM&HIGH TIME」「Somebody To Love」など日本でヒットしたシングル曲と、ユンホとチャンミンのソロステージも盛り込まれた。
また、韓国でリリースした「Before U Go」の日本語バージョンまで、様々なレパートリーのナンバーに加え、ステージの合間には映画のワンシーンのような映像を流すなど、観客が退屈する隙を与えなかった。
約3時間30分の公演で東方神起は、優れた歌唱力とカリスマ的なパフォーマンスで観客を熱狂させた。
二人だけのステージ、ソロステージ、ダンサーたちとのステージなど、すべてのステージにおいて少しの隙も見せないほど、パフォーマンスは充実したものだった。
それに加え、流暢な日本語を活用したトークで観客を笑わせるなど、親近感溢れる魅力もアピールした。
公演では情熱的なカリスマ性、トークでは巧みな話術にリラックスした姿まで、様々な魅力を振りまいた。
特に今回の東方神起コンサートでファンの視線を引いたのは、3Dマッピング(日本の大型公演場では初めて使われる)を利用したステージだった。
「MAXIMUM」「I Don’t Know」では、立体的で壮大な舞台に立って歌う東方神起の生身の姿と、それが映し出された映像での姿が有機的につながり、交差した。
3Dマッピングを利用した東方神起は、神業かのようなタイミングで、映像と呼吸を合わせた。
これは、瞬間的な空間移動と、多くの東方神起が現れて踊るような錯覚を観客に与えた。
これとともに、高画質大型スクリーンと、超大型公演場でもノイズを抑えて良質の音響を実現する高性能スピーカーを取り入れた。
公演の規模にふさわしく、公演のクオリティも最大限に引き上げたことになる。
観客も、10~30代の若い女性だけでなく、家族単位の観客、つまり母子、母娘、夫婦、姉弟はもちろん、若い男性まで幅広い様子だった。
日本の全世代にまたがる、東方神起の高い認知度と人気が実感できる。
公演の後半で、東方神起はトロッコに乗り公演場のあちこちを回りながらファンに挨拶をし、サインボールを投げて渡した。
ファンたちは歓声を上げ、「ユンホ!」「チャンミン!」と連呼した。
エンディング曲は「Somebody To love」だった。
軽快でパワフルな音楽に、観客は東方神起と一緒にジャンプしながら公演の大詰めを存分に楽しんだ。
チャンミンは熱く盛り上がったステージの上で、頭に水をかけるパフォーマンスと、それに続く愛嬌いっぱいの微笑みで日本の女性ファンからの歓声を浴びた。
ユンホは、カリスマ性に溢れながらもセクシーなパフォーマンスでファンたちを魅了した。
この日の東方神起の日本ツアー最後の公演は「虚言ではなかった」という言葉が自然に出てくるほど、彼らの嘘偽りない人気を証明するものとなっていた。
トークタイムの10分を除く3時間の公演中ずっと、日本のファンは立って公演を見守った。
また、彼らが揺らす赤いペンライトは京セラドーム全体を赤く染め尽くし、壮観な風景を作り出した。
京セラドームでの公演を最後に97日間の長いツアーを終えたユンホとチャンミンは、この公演の前に行った記者会見で「体力的な部分で限界を感じている」と告白したにもかかわらず、この日は派手なパフォーマンスとダンスを披露した。
歌唱力においてもまったく落ち度のないライブを作り上げ、雨のように流した汗と、チャンミンのやつれた顔から、これまでの長い日本ツアーの疲れが少しだけ垣間見れただけだった。
東方神起は「僕たちがここまで来られたのは、今皆様が手にしていらっしゃる赤いペンライトが力になってくれたからです。これからもさらに成長し、一生懸命に頑張る東方神起になりたいと思います。ありがとうございます」と挨拶の言葉を述べた。
また韓国のファンにも「カシオペア(東方神起の公式ファンクラブ)の皆様、ありがとうございます」と韓国語で挨拶した。
これで東方神起は、1月18日横浜アリーナでの初公演から名古屋・福岡・新潟・札幌・広島・福井・埼玉などを経てこの日大阪の京セラドーム公演を最後に「東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~」のフィナーレを華やかに飾った。
今回の東方神起日本ツアーコンサートでは、計55万人の観客を動員した。日本国内の単一公演として、韓国人アーティストでは最高の記録だ。
日本人アーティストと比較しても驚くべき数値となっている。
東方神起はこれから、韓国で新しくリリースするアルバムの準備に集中する予定だ。

Vol.2 ― 【東方神起】 「5人の時との完成度の差は、観客が決めること」
97日間の長い旅……「日本のファンとの疎通を意識した
東方神起のユンホとチャンミンが、97日間に渡る日本での公演を盛況のもとに終了した感想を述べた。
23日午後、大阪の京セラドームで、東方神起の日本ツアー「東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~」の最終公演が行われた。
ユンホとチャンミンは本番前、午後5時頃に韓国の取材陣と懇談会を行った。
東方神起は1月18日から4月23日までの計97日間、日本でのツアーを行った。この期間中に東方神起のライブを訪れた観客は、全部で55万人。
東方神起は97日間の長いライブで、肉体的には疲れた様子もうかがえたが、最終公演なだけに気合十分だった。
ユンホは軽快で明るい雰囲気で記者会見をリードし、チャンミンは取材陣の質問に丁寧に答えた。
― 5人で活動していたときと、ニ人で活動するときの音楽的な完成度の差は?
ユンホ:当時は当時に合う音楽があったはずだし、もう20代後半に差し掛かっているので、今現在に合う音楽があると思う。当時もそれなりの表現をしていたし、今は二人でこなさないといけないので、それぞれ実力がついた部分もある。アーティストとしてやってゆく方法を色々と工夫したし、日本でも評価してくださって、有難い気持ちで活動している。
チャンミン:音楽的な完成度は、どちらも判断しがたい。当時はメンバーひとりひとりが担当したパートをうまく表現しようとしていたとすれば、今は二人で互いの魅力を出来るだけ発揮し尽くそうとしている。過去と比べてどちらがいいとは言い切れないし、ステージごとにファンと一緒に笑いながら幸せな気持ちで公演しようと頑張っている。そのように楽しく公演していたら最終公演まで来た、という感じだ。以前との比較は、観客が決めることだと思う。
「55万人の観客数……自慢したい記録ではある」
―日本でのツアーは、これまでの東方神起のライブと比べて55万人という観客動員数で新記録を出した。その感想は?
ユンホ:最初、東京ドームで公演したときに25~30万人程の観客がいたのだが、これでおおよそ倍になった。数字だけが重要ではないが、そんなに多くのファンの皆様が見に来て下さったことに感謝している。また、見えないところでこれまで支えてくれているスタッフの皆にも感謝したい。そして、日本のスタッフにも聞いてみた。55万人という数値がどれくらいの感覚なのか気になったので。「55万人を超えるのは、すごいことなんですか」と聞くと、日本のアーティストと比べてもそれほどの数値を出すのは簡単ではない、ということだった。自分の口で言うのも何だが、ちょっと自慢したい記録ではある。これから時間が経っても、いつかまたこのような良い記録がつけられるのかと思えるほど、満足している。
チャンミン:これまでやってきたツアーの観客数で、最大動員数となったことが嬉しい。さらに意味を加えるなら、日本で3年ぶりに行ったツアーだったが、決して短くない時間を待っていてくださったファンの皆様に感謝しているし、3年間日本で活動できなかったにも関わらず、多くの観客が集まったことが嬉しい。誇りに感じている。
「97日間で26回の公演……体力的に非常に厳しかった」
―3年前、2009年の東京ドーム公演より観客が倍増した。2倍以上に増えた理由は何だと思うか?
ユンホ:日本語の表現力が足りなくても、ファンと意思疎通しようと頑張る姿を評価してくださったようだ。公演中に10分くらい日本語でトークする時間がある。アドリブも入れるし、観客とコミュニケーションを取るが、そこが受けたようだ。カッコいいパフォーマンスよりは、一緒に遊べるようなステージを作ったことを評価してくださっているように感じる。女性ファンだけでなく、男性ファンも増えた。20代の青年から、学生、家族単位の観客もいた。「ミュージカルに行こう」「このショーを楽しもう」という感覚で来てくださるようだ。
―1月末から4月末まで日本で公演をしながら、困難だった点や厳しかった点はあるか?
ユンホ:ライブでは走りながらやらなければならない部分が多い。いきなりどこかから登場しては消える、といった部分が多くて、立ち位置や経路を合わせるのが難しかった。少しでも誤差があってはならないので、それを合わせようとしたら体力的に厳しかった。また二人で最初から最後までやらなければならないので、休憩時間が短くてハードだった。二人だけだから、チャンミンが終わればまた僕の順番が回ってくる。
チャンミン:3か月間、全26回の公演だった。体力的に厳しくなかったと言ったら嘘になる。また、1月からツアーを開始したので、2011年の11、12月から準備しなければならなかった。年末の授賞式もあるし、韓国と日本を往き来しながらツアーの準備をしなければならず、負担になったりもした。でも結果的にはうまくいったので嬉しい。
―3年間日本で活動しなかったにもかかわらず、ファンはさらに増えた。特に、男性ファンが増えたとか。
ユンホ:「Why?」で久しぶりにカムバックしたが、「久しぶりだな、まあ、見てみようか」と思っていたファンたちが「でも二人で頑張ってるじゃない」「うまくやってるね」と反応してくださったことによって、信頼につながったんだと思う。特に「Why?」という曲が立役者になった。やはり、パフォーマンスに気合を入れた。男性ファンたちに、この曲が好かれているように感じる。二人で最初から最後まで疾走するのを見て、諦めない情熱に高い点数を与えてくださったようでもある。久しぶりなだけに“新人でない新人”という思いがあって、一生懸命頑張った。その姿を評価してくださっているようだ。
「後輩たちには、現地の文化をさらに理解して心から接してほしい」
―ツアー中にもっとも感動した瞬間は?
チャンミン:この前の東京ドームでの公演で、DVD撮影を兼ねてカメラを回しながら公演した。3月末に発売した「STILL」という曲だった。その曲を歌うとき、5万人以上のファンたちが心をひとつにして赤いペンライトを白いペンライトに差し替えた。そのとき非常に感動した。ユンホは涙まで流した。
ユンホ:ステージの上で泣いたことがあまりないし、普段から泣かないことで有名だが、そのときは涙が出た。実は、東京ドームは本当に久しぶりだったし、不安な気持ちもあった。そんな中でレッドからホワイトへとライトの色が変わる瞬間、これまでの苦労だけでなく、嬉しかった思い出まで全部思い浮かんだ。「STILL」ではなんとか堪えたが、その後歌った「Weep」という曲が、長い間見守ってくれたファンたちに感謝する内容の曲だった。歌っていると自分も知らないうちに涙が流れた。時間が経っても、その日のファンたちのサプライズイベントは記憶に残り続けると思う。
―東方神起が最初日本に進出したときは、このような韓流ブームの前だったし、苦労して階段を一段ずつ上がっていくように、特別な努力が必要だった。
それに比べてSUPER JUNIORとSHINeeははじめから日本で韓流ブームに乗って多くの人気を集めているが。
ユンホ:当時と今とは、時代が違うと思う。僕たちはK-POPブームが無かった時期だった。当時は韓流ブームを根ざしつつある時期だったと思う。今、後輩たちがいいタイミングで韓流ブームに乗って世界で国家代表のような役割を果たしていて、すごいと思う。今も十分うまくやっているが、その国の文化をさらに理解して、心から接したらいいと思う。ファンたちには全部それが伝わるから。
「日本に進出したときから、目標は5大ドームツアー」
―23日が日本ツアーの最終公演日だ。ゴールインを目の前にしている。終わったら何がやりたいか。
ユンホ:終わったら、少し休みたい。睡眠は少しずつ取っているが、約3時間をステージで跳ね回って歌っているので、次第に疲れが重なる部分は無視できないと思う。今日が最後の公演なので、体力的に落ちている部分はあると思うが、“ファイナル”という単語そのものがまた力になるので、個人的には今日のステージを本当に期待している。終わったら24時間くらい熟睡したい。旅行にも行きたいし。
チャンミン:この間、大小問わずストレスが多かったが、友達とお酒も飲んで気楽に過ごしたい。年内にアルバムなどの形で、韓国のファンにもよい姿をお見せ出来るように準備する。
―次の目標は。
チャンミン:最初日本に来たときから、最大の目標はドームツアーだった。日本国内の5大ドームをすべて回るツアーだが、今年は東京ドームと京セラドーム、2大ドームをクリアしたので嬉しい。次は5大ドームツアーが出来るように頑張りたい。
ユンホ:それが叶ったら、夢のような気分になると思う。
―最後に、韓国での活動計画と、韓国ファンへの挨拶をひと言。
ユンホ:上半期は日本での活動が中心だった。韓国のファンもずっと待って下さっていると思う。近日中に韓国でも新しい姿を皆様に披露しようと準備している。日本でだけでなく、韓国でもよい成果を上げようと頑張っている。
チャンミン:とにかく頑張る。
元記事配信日時:2012年04月24日09時29分 記者:チョ・ギョンイ




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