気まぐれ おやぢの雑記帳

まだまだこれから

「おきなわ文庫」(ひるぎ社)ラインナップ

2009-11-14 21:34:59 | Weblog
  写真は左からNo.⑦⑧⑨。 ⑦⑧は初版のカバーデザインだが、
⑨は増刷で、後に統一されたデザインとなっている。


 おきなわ文庫(ひるぎ社)ラインナップ

No.  書名   副書名          年   著者・述者

01   近代沖縄の寄留商人            1982  西里 喜行
02   八重山・島社会の風景           1982  真栄城 守定
03   御教条の世界 -古典で考える沖縄歴史   1982  高良 倉吉
04   近世沖縄の肖像 ㊤ -文学者・芸能者列伝 1982  池宮 正治
05      〃    ㊦    〃        〃   〃
06   宮古・地域開発の胎動           1982  真栄城 守定
07   西表炭鉱概史               1983  三木 健
08   沖縄の無産運動              1983  安仁屋 政昭
09   沖縄戦を考える              1983  嶋 津与志
10   もうひとつの沖縄戦 -マラリヤ地獄の波照間島 1983 石原ゼミ
11   島の未来史                1983  岩井 康彦
12   近代沖縄の鉄道と海運           1983  金城 功
13   沖縄と中国芸能              1984  喜名 盛昭
14   尖閣列島                 1984  緑間 栄
15   沖縄の心を求めて             1984  石田 穣一
16   おきなわ歴史物語             1984  高良 倉吉
17   南島地名考 -おもろから沖縄市誕生まで  1984  田名 真之
18   沖縄の子どもたち -小児科医のカルテより 1985  安次嶺 馨
19   八重山戦後史               1991  大田 静男
20   南海の歌と民俗 -沖縄民謡へのいざない  1985  仲宗根 幸一
21   早川元・沖縄県知事日記 昭和四十六年   1985  野里 洋
22   ヤマピカリャーの島 -西表島の自然と人間 1985  小野 紀之
23   沖縄の県民像 -ウチナンチュとな何か   1985  沖縄地域科学研
24   近代沖縄の糖業              1985  金城 功
25   伊平屋島民民俗散歩            1990  上江洲 均
26   沖縄の文化 -美術工芸の周辺から     1990  渡名喜 明
27   わが故郷(しま)アントゥリ -西表・網取村の民俗と古謡
                         1986  山田 武男
28   レダの末裔 -アイルランド・ポリネシア・沖縄 1986 米須 興文
29   おきなわ歴史物語 続           1988  高良 倉吉
30   格差から個性へ              1987  真栄城 盛定
31-1 戦後沖縄の通貨 ㊤            1989  牧野 浩隆
-2   〃     ㊦             〃    〃
32   沖縄気象歳時記              1990  伊志嶺 安達
33   南島の民俗文化 -生活・祭り・技術の風景 1987  上江洲 均
34   オキナワ マイラブ            1991  黒川 修司
35   空手の歴史                1987  宮城 篤正
36   わたしの沖縄体験 -国境のある島にて   1988  桑原 守也
37   宮古風土記                1992  仲宗根 将二
 -1  宮古風土記 (新)㊤          1997    〃
 -2    〃      ㊦           〃    〃
38   沖縄の踊り                1991  真久田 巧
39   金門クラブ -もうひとつの沖縄戦後史   1988  金城 弘征
40   嘉永六年の奄美 -解説『嶋中御取扱御一冊』 1989 山下 文武
41   南の島の新聞人 -資料にみるその変遷   1988  南風原 英育
42   サンゴ礁の渚を遊ぶ -石垣島川平湾    1989  西平 守孝
43   沖縄の豚と山羊 -生活の中から      1989  島袋 正敏
44   沖縄の民間信仰              1992  窪徳 忠
45   おきなわ感懐録 -ある日銀マンのメモワール 1989 佐々木 信行
46   福州琉球館物語 -歴史と人間模様     1990  多和田 真助
47   首里城入門 -その建築と歴史       1991  首里城研究グ
48   首里城物語                1991  真栄平 房敬
49   琉球漢詩選                1991  島尻 勝太郎
50   糸満アンマー -海人の妻たちの労働と生活 1992  加藤 久子
51   つらねの時代               1990  仲程 昌徳
52   崎山節のふるさと -西表島の歌と昔話   1990  川平 永美
53   考古学からみた琉球史 ㊤ -古琉球世界の形成 1991 安里 進
54   西表炭鉱夫物語              1990  三木 健
55   沖縄福建交流顛末記            1991  高橋 俊和
56   中国琉球交流史              1991  徐 恭生
57   考古学からみた琉球史 ㊦ -古琉球から近世琉球へ
                         1991  安里 進
58   戦後動員とジャーナリズム -軍神の誕生  1991  保坂 広志
59   87-91年リポート 沖縄の基地       1992  鳥取部 邦夫
60   ドイツ人のみた明治の奄美         1992 ドゥーダーライン
61   琉球政府 -自治権の実験室        1922  大城 将保
62   沖縄・医の風景              1992  平田 亮一
63   おばあちゃんの自然生活志         1992  山田 雪子
64   八重山の芸能               1993  大田 静男
65   占領27年 為政者たちの証言       1993  宮城 悦二郎
66   沖縄ことばの散歩道            1993  池宮 正治
67   シマおこしの構図             1993  真栄城 守定
68   沖縄の保健婦たち             1994 沖縄県保健婦-
69   アイルランド断章             1994  米須 興文
70   ボルネオ・サラワク王国の沖縄移民     1994  望月 雅彦
71   琉球歌劇の周辺              1994  仲程 昌徳
72   発言・沖縄の戦後50年          1995  高良 勉
73   ウシ国沖縄・闘牛物語           1989  仲程 昌徳
74   戦後沖縄の社会史 -軍作業・戦果・大密貿易の時代
                         1995  石原 昌家
75   沖縄ことばの散歩道 (続)        1995  池宮 正治
76   近世先島の生活習俗            1996  玉木 順彦
77   沖縄の時代                1996  松島 朝彦
78   沖縄新民謡の系譜             1996  大城 学
79   サシバ日和 -美島・伊良部        1997  謝花 勝一
80   「沖縄」批判序説             1997  高良 倉吉
81   ケービンの跡を歩く            1997  金城 功
82   秋霜五〇年 -台湾・東京・北京・沖縄   1997  郭 承敏
83   沖縄の自己検証 -鼎談「情念」から「論理」へ 1997 真栄城 守定
84   近世沖縄の素顔              1998  田名 真之
85   `95`~98 新・沖縄レポート        1998  比嘉 良彦
86   沖縄「韓国レポート」           1998  宮里 一夫
87   沖縄・宮古のことわざ           1998  佐渡山 正吉
88   三線のはなし               1999  宜保 栄治郎
89-1 名勝「識名園」の創設 ㊤ -琉球庭園の歴史 2000 古塚 達郎
 -2    〃       ㊦    〃      〃   〃
90   私の見た沖縄経済 -ある日銀マンの沖縄へのラブレター
                          2000  沼波 正
91   沖縄イニシアティブ -沖縄発・知的戦略   2000 大城・高良他
92   沖縄の神社                 2000  加治 順人
93   沖縄長寿学序説               2001  秋坂 真如


自家製の資料
「おきなわ文庫」
出版地:沖縄県那覇市  出版社:ひるぎ社  出版年:1982年~(このリストでは某図書館の登録年で、増刷年を含む)

 「おきなわ文庫」はNo.93まで出版されたらしい。No.31、89は2分冊、No.37は旧版に加えて2分冊の新版が別に存在するようなので、全部で97冊(以上)のシリーズであったようである。検索してみると、沖縄でも全巻を揃えている公共の図書館は見当たらない。
 ひるぎ社がどうなったかの情報はnet上ではみつからなかったが、秋田市「無明舎」の安倍さんの「あんばいこうの沖縄レポート」(2000年)があって、ひるぎ社富川さんの「資金があればね、金さえあれば企画はいっぱいあるし、すぐにも利益を上げてみせるんだけど、先立つもんが...」という言葉が記録されている。
 どなたか、何らかのかたちで、「おきなわ文庫」をまた続けていただけないのだろうか・・・?

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