電話をする手が震える。
それは酔っているからなのか、それとも緊張からなのか、妻への申し訳なさからなのか、武者震い的なものなのかは分からない。
この店は事前に掲示板に行く旨を書き込み、その後電話をして場所を教えてもらうシステムだ。
そしてまさに俺は場所を教えてもらう電話をかけている。
もうあとには戻れない。
と思ったその時、男性が電話に出た。
もう戻れない、そして覚悟を決めた。
掲示板に書き込んだ者であることを伝えると、その場所を教えてくれた。
とある雑居ビルの二階。
エレベーターであがる。
まるで香港の裏通りみたいな雰囲気な半外で重厚感のある扉が目に入る。
あそこだ。
もう何も躊躇うことはない。
ピンポンを鳴らす。
ガチャという音と共に、男性スタッフが出てきた。
ちょいワルな感じの、シブイ男性スタッフだ。
身分証明の提示、そして1万円を払った。
この1万円で自分の新たな経験がかえると思うと途端にワクワクしてきた。
そしてどうぞ。という声と共に店内に案内される。
そこでいきなり目に入ってきた衝撃の光景とは!!
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