最初はハリウッドのシステムに慣れることに精一杯で、韓国のシステムと比べる余裕がありませんでした。最近になって少しずつ違いが見えてきた部分もありますが、“これが正しい”とか“これが良い”なんて正確なことは正直言えないです。ただ、私がハリウッドで一番感じたのは、“お金”の論理で何でも動くということ。例えば撮影が少しでも遅れたらそのすべてが予算に関わってきて、大きな問題になってしまいます。
また、映画出資者やプロデューサーのパワーが、韓国よりも強いと感じることもありました。その人たちが監督の意思を左右したり、撮影自体を動かすパワーまで持っていることを知って驚きました。その反面良い部分もあって、朝何時から夜何時までと撮影の時間がしっかりと決まっていたり、12時間以上続けてはいけないというルールもあるので、非常に合理的で考えられたシステムだなと実感しました。撮影以外で使える自分自身の時間も増えるので、そういった部分はすごく良いと思います。
また、映画出資者やプロデューサーのパワーが、韓国よりも強いと感じることもありました。その人たちが監督の意思を左右したり、撮影自体を動かすパワーまで持っていることを知って驚きました。その反面良い部分もあって、朝何時から夜何時までと撮影の時間がしっかりと決まっていたり、12時間以上続けてはいけないというルールもあるので、非常に合理的で考えられたシステムだなと実感しました。撮影以外で使える自分自身の時間も増えるので、そういった部分はすごく良いと思います。