宮部みゆき原作のファンタジーがついに映画化ということで、早くも7/8日の公開日に観に行ってきました
この作品の原作はまだ読んでないのですが、新潮社の方で刊行されている漫画版「ブレイブストーリー新説」の方の世界観にはどっぷりはまってるふうたです
宮部みゆきさんのテーマは「願い事を叶えるためだったら何をしても許されるのか?」だったそうです。オウムサリン事件にしても、テロにしても、自分たちの「願い」を叶えるために。また、それが正しいものとして考えた行動の極地それを建設途中のビル「幽霊ビル」から異世界に旅立てるとしたら・・・。物語は広がっていったそうです
僕の世代では聖書ともなっている「ドラゴンボール」
その、テレビオリジナルストーリーとなったGTでは、ドラゴンボールに願い事を叶えてもらうためにマイナスエネルギーが溜まって、邪悪龍が生まれたとなってますが、近い発想なのかな?と感じました
さてさて、映画を観た感想ですが、面白かったです
純粋にね
ワタルは素直だし、ミツルは自分自身と戦っているし。
けれど、2時間にまとめるには話が大きすぎるなぁと正直思いました
漫画版のキャラと比較して、小さい子でも楽しめるようにジョゾとかめちゃくちゃ可愛かったけどね。
ミーナが、
「ワタルの馬鹿~、自分の願い事ほったらかしにして~」
と、消える前に叫び、ジョゾの鳴き声が幻界に響き渡るところで、ウルッときたんですが、キ・キーマと、ミーナと旅をしている時間が長いから、情が移って、自分の願い事をほったらかして幻界を救ったワタルに叫んだ言葉
だから、本当は一番盛り上がるし、肝心なところだと思うんですが、旅の途中は大幅カットしてしまっているために、時間が短く感じちゃうのがもったいないなと思いました。
つまり、感情移入より先に、そこまで幻界を思う理由が薄くなってしまったんだよね
結構、辛口なコメントですみませんw
ここまで書いておいてなんですが、僕は好きですブレイブストーリー
一番のポイントはテーマがしっかりしていること。
「願い」を一番にしていいのか?他のものはどうなってもいいのか?
その答えをしっかり示してくれていることです
確かに、「人を生き返らせたい」とかね、あるでしょう。
でも、叶えるためにその世界を壊していいのか?秩序を守らなくていいのか?
これは違うよねって宮部さんは言いたかったんじゃないかなぁ
人によって優先事項も変わるから社会は大変だけど
映画版は旅人がワタルとミツルしかいません。
だけど、漫画版は多くの旅人が存在します。
そう言った意味で漫画版の方がリアルかもしれません
漫画版は玉を揃えてはいないのでまだわかりませんが、映画版の自分との戦いは非常に上手く作られていると思いました
「そうだよ。僕もお母さんを助けたいよ。だけど、違うんだ。」
ワタルが自分と向き合って、自分を認める場面。
打って変わって、自分を殺してしまうミツル。
この場面はクオリティも高いし、映画のスタッフが一番力を入れたところだと思います
対象年齢を下げているので、物足りなさもあるかもしれませんが、内容は濃いと思います。
興味ある方是非観てみてください
松たか子さんが本当にいい声出してるし、心が温かくなる作品だと思います
この作品の原作はまだ読んでないのですが、新潮社の方で刊行されている漫画版「ブレイブストーリー新説」の方の世界観にはどっぷりはまってるふうたです
宮部みゆきさんのテーマは「願い事を叶えるためだったら何をしても許されるのか?」だったそうです。オウムサリン事件にしても、テロにしても、自分たちの「願い」を叶えるために。また、それが正しいものとして考えた行動の極地それを建設途中のビル「幽霊ビル」から異世界に旅立てるとしたら・・・。物語は広がっていったそうです
僕の世代では聖書ともなっている「ドラゴンボール」
その、テレビオリジナルストーリーとなったGTでは、ドラゴンボールに願い事を叶えてもらうためにマイナスエネルギーが溜まって、邪悪龍が生まれたとなってますが、近い発想なのかな?と感じました
さてさて、映画を観た感想ですが、面白かったです
純粋にね
ワタルは素直だし、ミツルは自分自身と戦っているし。
けれど、2時間にまとめるには話が大きすぎるなぁと正直思いました
漫画版のキャラと比較して、小さい子でも楽しめるようにジョゾとかめちゃくちゃ可愛かったけどね。
ミーナが、
「ワタルの馬鹿~、自分の願い事ほったらかしにして~」
と、消える前に叫び、ジョゾの鳴き声が幻界に響き渡るところで、ウルッときたんですが、キ・キーマと、ミーナと旅をしている時間が長いから、情が移って、自分の願い事をほったらかして幻界を救ったワタルに叫んだ言葉
だから、本当は一番盛り上がるし、肝心なところだと思うんですが、旅の途中は大幅カットしてしまっているために、時間が短く感じちゃうのがもったいないなと思いました。
つまり、感情移入より先に、そこまで幻界を思う理由が薄くなってしまったんだよね
結構、辛口なコメントですみませんw
ここまで書いておいてなんですが、僕は好きですブレイブストーリー
一番のポイントはテーマがしっかりしていること。
「願い」を一番にしていいのか?他のものはどうなってもいいのか?
その答えをしっかり示してくれていることです
確かに、「人を生き返らせたい」とかね、あるでしょう。
でも、叶えるためにその世界を壊していいのか?秩序を守らなくていいのか?
これは違うよねって宮部さんは言いたかったんじゃないかなぁ
人によって優先事項も変わるから社会は大変だけど
映画版は旅人がワタルとミツルしかいません。
だけど、漫画版は多くの旅人が存在します。
そう言った意味で漫画版の方がリアルかもしれません
漫画版は玉を揃えてはいないのでまだわかりませんが、映画版の自分との戦いは非常に上手く作られていると思いました
「そうだよ。僕もお母さんを助けたいよ。だけど、違うんだ。」
ワタルが自分と向き合って、自分を認める場面。
打って変わって、自分を殺してしまうミツル。
この場面はクオリティも高いし、映画のスタッフが一番力を入れたところだと思います
対象年齢を下げているので、物足りなさもあるかもしれませんが、内容は濃いと思います。
興味ある方是非観てみてください
松たか子さんが本当にいい声出してるし、心が温かくなる作品だと思います