こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は今年の夏に開業を迎える、完全新規開業となる宇都宮市のLRTについ
て占ってみました。
すでに開業に向けての準備が進んでおり、日本での完全な新規開業となる路
線はこのところ例がありません。
中規模都市には最適とされる路面電車・LRTですが、富山市が旧富山港線を
LRT化させ、南北を結ぶ環状線の開業などもあって利用が大きく伸びており
、札幌市でも環状化完成するなど、各都市でも様々な計画もされています。
宇都宮市も開業準備中に脱線事故を起こすなど不安要素もありましたが、延
期された開業が何とか予定通り達成できそうです。
さて、そんな宇都宮市のLRTは成功を収め、各都市の先例となることはでき
るのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの逆位置は浪費や消耗、流出や無神経といった意味があります。
節制のカードは自制心やバランスといった意味を本来持っています。
かなり紆余曲折することは間違いなく、黒字化の道筋という経済的な問題に
留まらず、技術的な要素や交通事故の多発、その他にも様々な問題が生じて
いくようです。
一朝一夕には解決しない問題が次々に発生していきますが、その多くが事前
に準備や解決のための方策をしっかり立てれば問題とはならないものようで
、想定外というよりも想定条件の設定不足による技術的な課題がこれから浮
彫となることを意味します。
そのため、こうした問題が解決できない限りはその後の延伸といった計画へ
の着手はハードルがより上がってしまい、結果としては成功とはいえない例
として宇都宮市のLRT!事業は評価されることになるでしょう。
次に環境条件ですが、吊るされた男のカードの逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や痩せ我慢、投げやりや自暴自棄、限
界や自業自得といった意味があります。
様々な問題が発生することは仕方なく、しかもかつて一度も路面電車の営業
も行われていない環境で、ノウハウもない状況は如何ともし難く、真摯に課
題に向き合って、長い時間をかけて解決するしかないでしょう。
性急な解決を急いだり、反対論を煽ることも意味はありません。
やり方次第では成功できる要素を持っています。
吊るされた男のカードは努力や忍耐などを意味し、報われる苦労を表すカー
ドでもあるので、真摯に向き合って解決することが報われる第一歩となるこ
とを意味します。
相当な苦労と苦難が待ち受ける宇都宮市のLRTですが、決して諦めることな
く改善を行っていけるかが成功のための条件となりそうです。
