雑多系ヲタクの戯言

関東のどこかに住んでいるヲタクの思ったことだけをつらつら書いていくところ。

なぜ、JO1のファン『JAM』は『筋肉キス』で賛否両論の議論を繰り広げるのか(※完全私見)

2020年03月02日 16時56分30秒 | 日記
はじめに申し上げると、これを書いている私はまぎれもなくド初期からのJAMである。
さらに言えば、元国プ(注:国民プロデューサー/PRODUCE 101 JAPANの視聴者)である。
それが故に、きっと新規の皆さんは思うだろう、「なぜダンスブレイクの『筋肉キス』でざわざわしているのか?」という疑問に個人的観点から答えようと思う。
ただ、愛ゆえに5000字を超える文章量となってしまったことは大変申し訳ないと思っている。
そこだけはお許しいただいたうえでお読みいただきたい。

<そもそもJO1とは?>
きっとこの記事はJO1を知っている人がよく見る記事となるだろうが、新たにこのグループを知る方もいると思うので解説させてほしい。
JO1とは、2020年3月4日にデビューする11人組男性アイドルグループである。
元々は韓国で人気だったオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズの日本版であり、番組参加者は『練習生』として番組から出される様々なお題をクリアしていきながら、国民プロデューサーと呼ばれる視聴者により視聴者投票をしていき、最後に選ばれた得票数の上位11人がアイドルグループとしてデビューできる、と言ったものである。

<そもそも筋肉キスとは?>
まずはこのMVを見てほしい。
JO1デビューシングル『PROTOSTAR』のリード曲『無限大』である。


このMVの2分24秒から始まるダンスブレイクの締めに、右上腕二頭筋にキスをするような振付がある。
これがいわゆる『筋肉キス』である。

<なぜJAMはこの振付で議論を起こすのか>
まず、この『筋肉キス』というポーズには元ネタがある。
PRODUCE 101 JAPAN練習生に『本田康祐(ほんだこうすけ)』君という練習生がいた。
1995年4月11日生まれ。福島県出身。練習生からは「本田くん・やすぽん」、国民プロデューサーからは「本田の兄貴・本田ニキ」とも呼ばれていた。
彼はもともとアイドルグループに所属していたが、グループ内ではダンスメンバーであったこともあり、ダンスだけでなく歌もできるようになりたいという思いをもって挑戦していた。
彼は番組内では、ダンスで未経験メンバーを引っ張っていき、逆に苦手意識のあった歌は番組のトレーナーや歌の上手な練習生に教わりながら頑張る姿がよく取り上げられており、練習生内でも『兄貴』と慕う子が多かった。
ただ、残念ながら最終順位15位で惜しくも脱落となってしまった。
脱落後、今後のスキルも考えてと所属していたグループを脱退し、新たな活動へと備えるとのこと。今後に期待したい。
→4/11追記
そんな本田くん、誕生日でもある4/11に苦楽を共にした佐野文哉くん・浦野秀太くん・中川勝就くんと共にユニットを結成し吉本興業に所属したとの発表があった。
今後は同系列事務所のためJO1との共演もあるかもしれないと、私はとてもドキドキしている。

(ちなみに余談であるが、彼はよくJO1メンバーの白岩瑠姫くんと『るきやす』というコンビで取り上げられたり、同じくJO1メンバーの川尻蓮くんとは互いに得意なダンスを通じて支え合う姿が取り上げられたりした。)

そんな彼が未公開シーンなどでよくやっていたポーズ、それこそが『筋肉キス』である。

↓参考1


↓参考2

彼を発端としたこのやりやすくてキャッチーなポーズ、練習生内でも話題になっていたとJO1メンバーがインタビューでも答えている。(参考: https://mdpr.jp/interview/detail/1980318  )

さて、本題に入るが、なぜこのポーズが議論を呼ぶか。
...これは完全に私の私見であることをご理解いただきたいのだが、きっと当時からの視聴者は思うのだろう。
「これ本田くんのだよね!?なんで本田くんのを勝手にやっているの!?」
と。
かなり古くから番組を見ている人ほど、「このネタ=この子」という法則が成り立っている。
だからこそ、その法則が乱れるようなことがあると「このネタはあの子のなのに!」と怒りにも似た感情を覚えることもあるのだろう。
「イコールでつながっていたはずのものを崩された感覚」とも言うべきか。

私も長年アイドルファン・アイドルオタクをやっておりそのような感情を持ったことがある。
「ここのパートはあの子が歌うからこそ重みがあるのに!」「アア...このポーズはあの子の...今後はこの子のものにされちゃうのかな...」と。

今回のこともこのような理由があると、個人的には思う。
さらに個人的に言うと、番組でパフォーマンスした楽曲『YOUNG』『GrandMaster』の2曲がJO1Ver.として先述のデビューシングル『PROTOSTAR』に収録されることになったが、これに関してもPRODUCE 101 JAPANから追っているファンは
「YOUNGのボーカルは安藤くん(※1)のだよ!」
「GrandMasterのラップは上原くん(※2)しか認めない!」
という意見も元国プの中で散見される。
(※1:安藤くん=安藤誠明くん・14位で脱落・顔の良いボーカリスト・ORβITでデビュー予定)
(※2:上原くん=上原潤くん・20位で脱落・元々本家にも参加していたスーパーラッパー・同じくORβITでデビュー予定)

このような意見も上記のような「イコールでつながっていたはずのものを崩された感覚」であると個人的には思う。

<おわりに>
最後に言いたいことは、
それを言う元国プ・JAMの皆さんには悪気はない。
ただ、変化に耐えきれないだけだ。
自分の推しが報われなかったという事実を目の当たりにするのが難しい、という
気持ちが一番前にきてしまうのだろう。
...まあ、個人的な事を言わせてもらえば、「なんでそれわざわざ振り付けに入れたの?」という気持ちもあるが。

ただ、JO1のメンバーは彼らとしてもそれ(元々は本田君のものである)を踏まえてやっていること、JAMの中にも未だに整理がつかなくてモヤモヤしている中にそういう起爆剤が来てしまっただけであること、様々なことを見ないといけない、と思う。
さらに、それに目くじらを立てるのもまた違う。
上記のように、そういう人もいる、という見方をするべきであると思う。

ちなみにであるが、本田くん本人がこの振り付けをどう思っているかは定かではないが、MVが公開されて筋肉キスが話題になった際には本田くん本人が筋肉キスの部分をスクショして、「笑」という言葉を付けてインスタのストーリーに上げていた。
(ストーリーであったが故に画像として残せなかったことが悔やまれる。)

この意見はずっと番組最初から見てきた自分の意見であって、実際JAMの皆さんがどう思っているかは私にははかり知れない。
ただ、これからのJO1としての活動も、JO1に入れずに違う活動をすることになった元練習生の今後も、幸多からんことを願うばかりである。

また、新規の方はこの記事を見て「JAMって怖い」「JO1を応援し始めていいのかな」と不安になってしまった方もいると思う。それは大変申し訳ないと思っている。
ただ、これはあくまで一部の意見であり、大多数のJAMは新規の皆さんを歓迎している。
無論私も、新規が増えてくれることの喜びを知っているからこそどんどん増えてほしいと思っている。
だから、一部の古参のそういった声は気にせず、昔のことを知りたければ周りのJAMも教えてくれるし、「PRODUCE 101 JAPAN」で調べたら色々な情報が出てくるので遠慮なく応援してほしいと思う。

最後になるが、私の推しでもある與那城奨くんが本田くんから「筋肉キス泥棒」をした画像でお別れしようと思う。
それでは。




ブラック・ホワイト以来ポケモンをやっていなかった男がシールドをやったらハマった話

2020年01月15日 17時10分47秒 | 日記
中学生でポケモンを断ってから、実に約9~10年ぶりと言ったところか。
物は試しにやってみようと思ったら、ここまでハマるか?というくらいハマっていた。

筆者のポケモン歴
小学1年生の時にルビーを買って以来、ポケモンを欠かすことはなかった。
最初のルビーでは、どうゲームを進めていいのかわからなくなった結果、最初の相棒だったアチャモを6個目のジム挑戦が終わったタイミングでLv.100のバシャーモにしてしまうというある意味失態を犯したこともある。

それから欠かすことはなかったが、自分で稼げるようになってから違うものにお金を使うようになった。
だから、3DSにプラットフォームが映った途端、ポケモンに関する情報を一切断った。
もちろん3DSを買っていなかった、買う気がなかったのもある。
しかし、何よりもポケモンより大事にしたいものが出来たから、もう買う気をなくしてしまったのである。

しかし、唐突にまたポケモンの世界へと戻る機会が現れる。
もともとゲーマー気質のあった弟から、DL版ソード・シールドの共同購入の話を持ち掛けられたのだ。
どうやらDL版で買うと2つのソフトが1万円程度で買えるらしいという話を聞いた。
弟は「ソードをやりたい」と言っていたため、ではシールドをやろう、と快諾した。


実際にやってみて思ったこと
まず思ったのは『基本が変わらない』こと。
御三家ポケモンをもらって、ジムをめぐってジムリーダーを倒して、8人倒せばチャンピオンへの挑戦権が獲得できる。
そういった基本は変わらない。
手持ちに持てるポケモンは6匹だし、それ以上はボックスに送られるし、
ライバルとのバトルは定期的にあるし、伝説ポケモンを捕まえるイベントだってある。
そんな変わらない要素にホッとしていた。

ただ、バリバリやっていたころとはかなり変わっていることがあった。

まず、『フェアリータイプ』だ。
やる前から話には聞いていたが、実際にやってみるとこれがまたわからない。
既に9~10年弱の時間が経っているため、タイプ相性も王道のもの以外はすっぽ抜けた中に新たに覚えなければいけないフェアリータイプのタイプ相性。正直今も覚えきれていない。
フェアリータイプに対しては、どく・はがね技が効果抜群、かくとう・むし・あく技は効果いまひとつ、ドラゴン技は効果なし...。うーん。難しい。
とりあえず今はフェアリータイプのポケモンを1匹持ち歩くことで覚えてみようと実践しているが、いかんせんこれも時間がかかりそうなのが...。
やはりどこかのタイミングでしっかり覚えようと思う。

次に驚いたのが、『ダイマックス』。
習うより慣れろの精神で何回も何回もやっているが、ようやく慣れてきた、といったところか。
3ターンだけポケモンそのものの体が大きくなり、覚えているはずの技も大きくなったからこその大ぶりな技へと変化している間だけ変化する。
しかし何度か戦ってわかる。これは思ったより普通のバトルと変わらないぞ?と。
結局、ポケモンの体と技が大きくなるだけで、バトルの手順・やりかたは変わらないのだ。
...ダイマックスしてバトルするだけならば、の話ではあるが。

そういう点で言えば、『ワイルドエリア』の『マックスレイドバトル』も最初は何が何だかわからなかった。

ワイルドエリア...とは?と最初は思ったものである。
どうやらホワイトでやったホワイトフォレストともまた違うものらしいし...サファリパーク?...とも違うようだし...と戸惑ったのも今は昔。
殿堂入りした今となってはとりあえずワイルドエリアをフラフラして、捕まえていないポケモンがいないかを探すことが日課となっている。
ワイルドエリアと一口に言っても、何ブロックにも分かれており、そのブロックごとにも、そのブロックの天気によっても出るポケモンが違うため、ある意味ではガシャを毎日しているような気分になる。
また、最初に不思議な光を見た時も「なんだこれは...?」と思った。
ふと押してみるとポケモンとバトルし捕まえられるイベントらしい、という事だけはわかった。そんな状態でバトルを開始したのがいけなかった。
それこそがマックスレイドバトルであり、正直今も1,2を争うレベルで難しさを感じる部分である。
ダイマックスしたポケモンを自分と3人のCPUトレーナー、あるいはインターネット通信で集めた全国のトレーナーで倒してゲットする、という事前情報だけを手に入れていたため、

まさかバトル途中でバリアを何枚も張ってくるとは。
まさかそのバリアが技をぶつけないと壊れないとは。
通常技で1枚、ダイマックス技で2枚だけしか壊せないとは。
ポケモンによってバリアの数が1~7枚とばらばらとは。
しかも難易度次第では1回壊されたらもう1回張ってくるポケモンもいるとは。

思わなかったのである。
ようやく今になって少しずつどの難易度のどのポケモンがどうで、あのポケモンはああで、と理解はしてきたが、まだまだ難しさを感じる。
おそらくこれを簡単だと思う日は来ない気がする。そんな毎日を過ごしている。

ああ、そういえばもっと驚いたことがあった。
今作では露骨な悪人が付きまとってこないのだ。
かつてはロケット団、ルビー・サファイアで言えばマグマ団やアクア団、ダイヤモンド・パールで言うところのギンガ団、ブラック・ホワイトのプラズマ団...。
そういった露骨な悪人が付きまとわないので、比較的ストレスフリーで出来たりもする。
やっている最中に、エール団を名乗る見た目どう見てもこれまでの悪人集団な軍団も出てくるが、ゲームを進めていると実は根っからの悪人集団ではないことがわかる。

ただ、その分軍団に属していない個々人の考えを持った、プレイヤー側から見れば極悪人とも思えるキャラクターが出てくる。
そういったキャラクターたちも思い込みから悪に進む、と言った部分は現代の問題を担っているのかもな、とも思ってしまう。

ここからは癒し要素の話にはなるが、
かつてポロックやポフィンを作っていたように『カレー』が作れる癒し要素がうれしい。
ポロックやポフィンのように場所にとらわれることもなく、持ってる木の実と専用食材さえ持っていれば、『ポケモンキャンプ』ができる場所であればどこでも作れるのもうれしい。
ポケモンと直接触れ合いながら、ポケモンの笑顔を見ながらカレーを作るのは本当に楽しい。
最後にはポケモンと共にカレーを食べられるのも楽しい。
そんな嬉しい楽しい要素も楽しみの一つである。

癒し要素と言えば、『着せ替え』機能も楽しい。
大きめの街に洋服屋があったり、ヘアサロンがあったりしてそこで見た目ごと変えられるのはとても楽しい。
筆者はそれこそ男性だが、なるほど事前に「女の子キャラでプレイすると楽しい」と言う意見がかなり見られたのも納得できる。
(ま、元々こういうのが好きだったというところもあるが。)

他にも思ったことは様々あるが、細々しすぎなのでそれは割愛する。

結論:結局どういうこと?

結局何が言いたかったかと言うと、
どれだけブランクがあっても根幹に流れているものが同じなので、
前にポケモンをやっていて戻ることをためらっている皆さん!
戻るなら今です!

実際、6月に1つ、秋に1つ、有料DLC(ダウンロードコンテンツ)で場面追加がありますし、おそらく慣れるなら今のうちに始めちゃったほうがいいのです!
大人になった今だからこそ、熱中するものがなくなりがちな大人だからこそ、今またポケモンを始めるのです!

ぜひやってみてくださいね!