田舎の方では、生活用水や雨水が流れ出るところは、自分の敷地の外にある。
塀の外なのだ。
そこは他人の敷地でもある。
だが、水路がくずの蔓やヤブミョウガの群生で覆われてしまった。
くずの蔓の先は、我が家に這いあがってくるような勢いだ。
排水路を掃除して、ついでに草を刈らさせてもらった。
わが家の方から見ると・・・。
鎌ひとつで払っていった。ときどき、草をもって根元を刈って水路から離れるように投げ飛ばした。
水路が見えるようになって安心した。
6月の初めは、もっと草も少なく、水路側の草も刈り払われてきれいだった。
梅雨の雨と、梅雨明け前の土砂降りとで、いいように草が伸びた。
水路はずっと向こうまで続いているのだが、自分の所だけやるのが精いっぱいだった。
汗びっしょりになった。夕方5時過ぎの作業だった。
日中は日が当たり、熱中症になってもいやだから、日が陰ってから行動した。
1時間もかからないで終わった。
セミの鳴き声が大きくなって、やかましい。