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チョン・ジヒョン (チョン・ソンイ役)
大学生 かつては"国民の妖精"、今は"韓流の女神"。 一言でいうと、彼女は星である。 小中高時代は常に撮影現場にいたため、まともな学校教育を受けたことがなく、同世代同士で共有すべきことを知らぬ代わりに、知らなくてもいい大人の世界は早々と知ってしまった。 よって、常識がない。友達もいない。 家族はいるものの、ほぼいないに等しい。 周りに人は多いものの、厳密に言えば完璧なまでに一人だ。 だとしても構わない。 スターは礼儀などわきまえずともよい。 ただ一人、美しく輝きさえすれば。 そんなある日、突然に。 目のくらむばかりだったトップの座から、ソンイはあっという間に墜落する!
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キム・スヒョン (ト・ミンジュン役)
400年前に他の星から地球に降り立ち、ある事情で星に帰れなくなった異星人。 鷹の視力、オオカミの聴力を持ち、驚くべき速さで移動できる彼は、常に人々の近い未来に起きる出来事を予見することになる。 だが彼は自分の持つすべての能力を徹底的に隠し、決して行使しない。 地球を去るその日まで静かに品格を保ち、誰からも妨害されずに生きるつもりでいた。人間が言うところの男女の愛とは、つまるところ好奇心、嫉妬、性欲、所有欲、憐れみ、義理、習慣もしくは錯覚のようなものだと捉えている。 だが、チョン・ソンイという女性に出会う中で、ミンジュンの意志とは相反する状況が繰り広げられることになる。 地球に来て400年を経て、この美しい宇宙の男が本当の恋を始める。
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パク・へジン(イ・フィギョン役)
中学生の頃、ソンイに一目ぼれし、財閥会長の父にねだり会社の広告モデルに起用したものの、彼女はありがたがるどころか相手にもしてくれなかった。 いつか必ずあの礼儀知らずの女を俺の前で跪かせてやるのだと、幾度となく誓ってきた。だが、ソンイと接する中で、徹底的に悟ったのだ。 こういう関係では、金持ちのほうが上なのではなく、より愛しているほうが上なのだと。俺は彼女との関係では下の下、スーパー下なんだな。 いまに見てろ、結婚さえすれば。芸能活動などやめさせて、家に閉じ込め、俺だけを眺めて暮らすようにさせてやる。 そう幸せな想像をしながら日々彼女の周りをうろついていたその時、事件は起きた。 全国民的なバッシングにあい、魔女狩りを受ける彼女を前に、フィギョンはなす術もなかった。
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ユ・インナ(ユ・セミ役)
天女のような微笑と暖かみのある言葉づかい。誰が見ても好感を持つ、"お嫁さんにしたいナンバーワン"。 家柄や知的レベル、どれをとってもなにひとつチョン・ソンイなどに引けをとらないと自負するものの、容姿だけは負けているという点が認めがたいところ。 中学生の頃、友人を引き連れて教室に乱入してくるフィギョンが、セミの初恋だった。 中学の頃からソンイの一番親しい友人だったが、実は一番近くにいる敵。 ソンイに憧れ、慕う気持ちも勿論あるものの、彼女をねたみ、踏みつけにしたい気持ちのほうが大きい。
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