2009年最初のブログ更新です。
保健医療学部図書館スタッフより、オススメ図書の推薦がありましたので
ご紹介します。
「話題の図書」です。
マスコミで取りあげられ、今ではTVに出演しない日がないほどの売れっ子の
彼女が語った半生記です。
市民権を得た、といっても性同一性障害は現代社会では興味本位でしか受け
入れられないのが現実です(本人も本文で語っています。)
ともすると「話題作り」中心になりがちなテーマですが、かなりしっかりと書
かれているように思います。
それは彼女がTVでも語っているように
精神的な充足を得るためだけなのに、そのハードルは生死をかける手術であっ
て、決してTVなどで面白おかしく語られる「新宿西口や歌舞伎町あたりに出入
りするための『道具』としての手術ではない」ということが、チャプター4で、
彼女の思いとはあまりにもかけ離れた現実(例えば費用)や、術前・術後につ
いてまで、しっかりとした口調で、解りやすく書かれているのです。
ただの「シンデレラストーリー」ではなく、
「見世物」的な記述もなく、
お涙チョーダイでもなく、
しっかりとした立ち位置で語っているのが好印象です(アタマがいい!)。
最近、TVなどで精神的な部分でカミングアウトする人は多いですし、話題
になる人もいますが、私は肉体的に「これほどの大手術」だとは知りません
でした。
彼女が「話題作り」ではなく同病者(?)へのマイルストーンとして語った事
に、感動しました。
性同一性障害に悩む人も、そうでない人も、彩菜ちゃんのファンでも、
是非一読を!!!
ダイジョーブ! 半日もあれば読めます。
保健医療学部図書館スタッフより、オススメ図書の推薦がありましたので
ご紹介します。
「話題の図書」です。
マスコミで取りあげられ、今ではTVに出演しない日がないほどの売れっ子の
彼女が語った半生記です。
市民権を得た、といっても性同一性障害は現代社会では興味本位でしか受け
入れられないのが現実です(本人も本文で語っています。)
ともすると「話題作り」中心になりがちなテーマですが、かなりしっかりと書
かれているように思います。
それは彼女がTVでも語っているように
精神的な充足を得るためだけなのに、そのハードルは生死をかける手術であっ
て、決してTVなどで面白おかしく語られる「新宿西口や歌舞伎町あたりに出入
りするための『道具』としての手術ではない」ということが、チャプター4で、
彼女の思いとはあまりにもかけ離れた現実(例えば費用)や、術前・術後につ
いてまで、しっかりとした口調で、解りやすく書かれているのです。
ただの「シンデレラストーリー」ではなく、
「見世物」的な記述もなく、
お涙チョーダイでもなく、
しっかりとした立ち位置で語っているのが好印象です(アタマがいい!)。
最近、TVなどで精神的な部分でカミングアウトする人は多いですし、話題
になる人もいますが、私は肉体的に「これほどの大手術」だとは知りません
でした。
彼女が「話題作り」ではなく同病者(?)へのマイルストーンとして語った事
に、感動しました。
性同一性障害に悩む人も、そうでない人も、彩菜ちゃんのファンでも、
是非一読を!!!
ダイジョーブ! 半日もあれば読めます。