チャレンジ!ミドル世代

ミドル世代が新たな環境に飛び込むためには

ミドル世代の転職の注意点

2020-11-16 07:38:33 | 日記
ミドル世代の転職先としても人気が高い介護現場だが、離職率が高いなどといった問題や課題が山積しているのも事実だ。充実したセカンドキャリアを構築したいとして意気揚々と介護現場に飛び込んでくるものの、理想と現実とのギャップに直面してしまうケースも少なくない。深刻な人手不足に悩む介護施設にとっては、経験のないミドル世代でも貴重な戦力として確保したいのが本音である。しかし、やる気があっても、十分なスキルや知識がないまま戦力として期待されるのは辛いことだ。ただでさえ人手が足りていない職場では、過重労働になりがちなので、キャリアのない新人の苦労は計り知れない。


ケアハウスやグループホームなどの介護施設での勤務経験が豊富な人は別かもしれないが、そうでもなければ介護現場での勤務についての基本を一から教えることも必要だ。しかしながら、実際には研修や講習なども行わずに現場に配属されるのが現実である。


入所者からはスタッフに対して容赦なくさまざまな依頼が寄せられることになり、右も左もわからない新人には対処が厳しいことは容易に推測できる。そんな厳しい事態に直面することで先行きが不安になり、直ぐに退職してしまうミドル世代も多い。このような問題を改善するためにも、ある程度の時間やコストをかけてでも人材教育に向けての取り組みを行う必要がある。


介護業界で働いた経験がない場合は、研修をひととおり受けてから現場に立つことが理想的だといえる。確かに社会経験の豊富なミドル世代だけに、新社会人を対象にするような研修は必要ないかもしれない。しかし、個々の実務経験に照らし合わせたサポートやフォローを受けられる環境があることは大切だ。ミドル世代の転職に不安がある方は、<http://middle-tenshoku.net>に目を通して対策を取るのもいいだろう。