Humming day

今、自分が思うことを日記としてつづります。

日本語の奥深さ

2006-08-30 05:31:53 | ♀のおしゃべり
 うちの職場は、物流関係の仕事をしてたりするので、最初聞かれた言葉は
『てれこ』でした。

「品物を“てれこ”に納入してしまった」
などと、普通に使っていて、特に気にもしていなかったんですが

「“てれこ”ってどういう意味?」
そう聞かれて、ふと、言葉に詰まった。

そこで、インターネットの辞書で調べてみると

関西弁
っぽいらしい
東京本社の人にも使ってたけど、通じてたのかなぁ?

意味は、互い違いとかあべこべとかなんだけど・・・

元々は、
歌舞伎で、2つの筋を1つの脚本にまとめ、一幕ごとに交互に演じていたこと

“十八番”とか、やはり古くからある歌舞伎からできた言葉って多いんだなぁ~って改めて思いました。

さて、もう一つ
『ひけびらかす』
って使います?
最初、「“ひけ散らかす”とどっちが正しいの?」
と問われて、
「知識をひけびらかす、かなぁ?」

と答えたけど、調べてみた。
『ひけびらかす』『ひけ散らかす』もどちらも辞書には載ってない

どちらも普通に使用されてるようで、辞書じゃなく『検索』すると出てきます。

正しくは、
『ひけらかす』

意地になって調べてみると
『びらかす』には、『見せびらかす』にあるように自慢げに見せ付ける。誇示するって意味がありました。

あくまでも予測ですが、『ひけらかす』『ひけ』『見せびらかす』『びらかす』をくっつけて使い始めて、いつの間にか市民権を得た言葉なんでしょうね

同じ様に、『ちらかす』には、「むやみに・・・する」って意味があるんで、これまただれかが『ひけ』とくっつけて使い始めたんでしょうね。

日本語って変わっていくもんなんですねぇ~

正しい日本語も大事だけど、こうやって、変化していく日本語も素敵ですよね

だから、言葉って楽しい




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