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仏像配置
(
一部衆
)
2018-10-28 21:50:40
五大明王の中では水牛なしで立っている大威徳明王がなんとも違和感がありました。
金堂の阿弥陀三尊は、観音と勢至の配置が通常の浄土系とは逆なのは結構有名ですが、実は良く見ると増長天と広目天も逆に配置されていますね。観音勢至については、密教経典が根拠らしいのですが、四天王については間違えて配置しているのではないかという説もあるようです。
現在解体修理中の観音堂内部の二十八部衆にも四天王が含まれていますが、古い観音堂内の写真ではここでも増長天と広目天が逆に配置されています。今年トーハクと九博で仁和寺観音堂内部が再現されたのですが、その際に各像の配置を示したパネルが掲示されていて、この逆配置版を図示していたようです。ところが、なんと実際の観音堂内部の再現展示では通常正しいとされる四天王の配置に入れ替わっていたのです。その他数ヶ所配置が変わった部分があり、配置パネルとの整合がとれなくなっていたように思います。博物館側が単に間違えたのか、それとも敢えて配置を直した可能性も考えられます。
来年観音堂は修理後落慶して春と秋に公開されますが、四天王を含め二十八部衆が一体どのように配置されるのか、とても楽しみになっています。
なんか仁和寺に行き過ぎてる気もするが。(笑)
経堂での出来事
(
アノマロカリス
)
2018-12-16 17:56:15
始まって早々の10月14日に行ってきましたが公開が終わってからがよいかと思い、今日まで温めておいたご報告です。
五大明王壁画を堪能したあと、何度か見ている経蔵ですがパスせず行ってみました。
地方の末寺の方々と思われる団体さんを、僧侶の方が案内をされていました。
一通りの説明を一緒になって聞いていると、最後に「じゃあちょっと回してみましょうか」
えっえっえっ!!!
目印にお数珠を輪蔵の片隅に置いて、「皆さん一緒に押してください」
うわっうわっわっ!!!!!
輪蔵がゆっくりと回り始めます。
仁和寺も含めいくつか輪蔵を見てきましたが、どこも当然ながら回す事は出来ません。
それが今目の前で奇跡のような光景です。
せっかくの機会です、私も手を添えさせていただきました。
周りにいた他の団体以外の方にも、「こんな事は滅多にないから、触っておいたほうがいいですよ」とおすすめしました。
僧侶の方によると、1~2か月に一回くらい点検を兼ねて回しているそうです。もちろん非公開で。
常駐しているガイドさんには「絶対に回さないでくださいね」と念を押しておられました。
「京の冬の旅」でも公開されますが、パンフレットにはしっかりと「輪蔵を回転させることはできません」と朱書きされていますね。
アノマロカリスさま
(
amadeus
)
2018-12-16 22:46:27
輪蔵を回せたのは、ラッキーでしたね。
まあ実際回るし、たまに点検も必要でしょうけれど、自由に回されて何か事故が起こると大変ですからね。
よかったですねw
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金堂の阿弥陀三尊は、観音と勢至の配置が通常の浄土系とは逆なのは結構有名ですが、実は良く見ると増長天と広目天も逆に配置されていますね。観音勢至については、密教経典が根拠らしいのですが、四天王については間違えて配置しているのではないかという説もあるようです。
現在解体修理中の観音堂内部の二十八部衆にも四天王が含まれていますが、古い観音堂内の写真ではここでも増長天と広目天が逆に配置されています。今年トーハクと九博で仁和寺観音堂内部が再現されたのですが、その際に各像の配置を示したパネルが掲示されていて、この逆配置版を図示していたようです。ところが、なんと実際の観音堂内部の再現展示では通常正しいとされる四天王の配置に入れ替わっていたのです。その他数ヶ所配置が変わった部分があり、配置パネルとの整合がとれなくなっていたように思います。博物館側が単に間違えたのか、それとも敢えて配置を直した可能性も考えられます。
来年観音堂は修理後落慶して春と秋に公開されますが、四天王を含め二十八部衆が一体どのように配置されるのか、とても楽しみになっています。
なんか仁和寺に行き過ぎてる気もするが。(笑)
五大明王壁画を堪能したあと、何度か見ている経蔵ですがパスせず行ってみました。
地方の末寺の方々と思われる団体さんを、僧侶の方が案内をされていました。
一通りの説明を一緒になって聞いていると、最後に「じゃあちょっと回してみましょうか」
えっえっえっ!!!
目印にお数珠を輪蔵の片隅に置いて、「皆さん一緒に押してください」
うわっうわっわっ!!!!!
輪蔵がゆっくりと回り始めます。
仁和寺も含めいくつか輪蔵を見てきましたが、どこも当然ながら回す事は出来ません。
それが今目の前で奇跡のような光景です。
せっかくの機会です、私も手を添えさせていただきました。
周りにいた他の団体以外の方にも、「こんな事は滅多にないから、触っておいたほうがいいですよ」とおすすめしました。
僧侶の方によると、1~2か月に一回くらい点検を兼ねて回しているそうです。もちろん非公開で。
常駐しているガイドさんには「絶対に回さないでくださいね」と念を押しておられました。
「京の冬の旅」でも公開されますが、パンフレットにはしっかりと「輪蔵を回転させることはできません」と朱書きされていますね。
まあ実際回るし、たまに点検も必要でしょうけれど、自由に回されて何か事故が起こると大変ですからね。
よかったですねw