西大路通りを南下すると、「大将軍神社」に出てきました。神社の名が面白く覗いて見ましたら、天体・星座にかかわる由緒ある神社でした。通りに出ると一条通りは、妖怪ストリートと称して、面白い商店街でした。京都の不思議な姿を垣間見た思いです。
西陣会館の隣にあるのが「晴明神社」京都で最もミステリーな雰囲気の漂う神社です。近年テレビや本に紹介され、若者にはなかなかの人気で、その日も多くの人が訪れていました。近くにはあの有名な一条戻り橋もあり、前に来た時よりははるかに賑わいを見せていました。
堀川通りを南下すると「紫式部・小野篁」の小さな墓地があり、さらに南に下ると近代的な「西陣会館」があります。思いがけないささやかなお墓と、古い伝統と近代的な京都の産業会館の佇まいは、京都の面白さでもあると感じました。
御霊神社から「本法寺」にかけての堀川通り東側には、一般にはあまり知られていない、奥深い歴史を持つ由緒ある神社仏閣が多々あります。この辺りが京都史に心臓部かなと思いつつ歩いてみました。解らないところも多く、何度でも足を運んでみたいものです。
京都の神秘を訪ねてまずは「御霊神社」平安に遷都しすぐ 桓武天皇勅願による神社です。新しい都の王城守護神として、かって政敵で不運のうちに亡くなった多くの神霊を祀る社です。京都には上御霊・下御霊があり、奈良を始め各地に御霊神社があります。此処はまた「応仁の乱・勃発の地」としても有名です。