母親に電話

妹の電話を切ってから、母親に電話した。

二回電話して出なくて、しばらくしてかかってきた。

「あっ~、○○、どうしたん~？ひさしぶりやな~、元気にしてるんか~？」

なに、この聞いたことない優しい話し方は？どうしたんやろ、気持ち悪い。

「昨日な、病院に行って詳しく検査してもらってん。そしたら、手だけじゃなくて足にも軽いまひがあるって。感覚も障害あるって言われてん。お医者さんが言うには、あんた脳性まひやでって、いわれたわ。一体、どういうことなん？」

『えっ、そうなんか？でも、小さい時にはそんなん言うてなかったよ~。」

「ちゃんとみてもうたの？私、生まれる時に早産で仮死状態になって、もう助からんからってしばらくそのままやったんやろ？医者には、脳に酸素がいってなかったんちゃうかって言われたで。」

『…そんなん言ってなかったけどな~。』

「なんで、続けて医者に行かなかったんよ？手にマヒあるのになんで？」

『今なぁ、休憩中で、もうすぐ仕事始まるねん。7時に仕事あがるから、また電話するわな~』

それから、５日たつけど、電話はかかってこない。

逃げられたな。いつものことやけど、くやしい！虐待されたことも、話できなかった。

逃げられないように、直接会って話するかしなきゃ。

 

おかあさんは、もうひとつひどいことを隠している。

私にはひとり上にお兄ちゃんがいたのだけど、そのお兄ちゃんも早産で亡くなっています。

その隠していることのせいで、私も早産で障害を持ったのだと思う。

こんな言い方は悪いのだけど、お兄ちゃんのおかげで私は軽い脳性まひで済んでいる。

その事も、おかあさんに聞きたい。

聞いても素直に答えてくれないと思うけれど、このままうやむやには絶対できない。

脳性まひだった

先週、病院で詳しく検査してもらったら、足に軽いマヒと、感覚に障害があることが分かったの！

ええええっ~！？

両手の分娩マヒじゃなかったんか！？

私、脳性マヒだったの！！？

びっくりしすぎて、やけ酒して父親に電話した。

「どういう事なん？分からんかったん？だから、よくこけてるんや！なにが、根性でなんとかしろよ！普通の人になって欲しかったなんて、親のエゴやっ！普通にできなかった、それでおかあさんに虐待されて、いい加減にしてよ！』

『そうやったんか?はははっ~。でもな、わしはうれしいわ。お前がアイツのことを悪いって言えるようになって、うれしい（笑）』…わ、笑ってるよ。

確かに、萎縮して何も言えなかったからな、親として子どもの成長を喜んでいるのか、

なんで、いま？(-。-;  なにかんがえてるねん！

相変わらず、理解できんわ、ほんま。

 

普段、行き来のない妹に電話して、母親の電話番号を教えてもらった。

叩かれて何度も死にかけたし、ずっと嫌がらせされてた。脳性まひだったなんて、もう我慢できない！って妹に思いきって告白した。

そしたら、妹も叩かれていたって！そんな、あんなに可愛がられてたんちゃうの？

妹は、お母さんにも事情があったからって、かばう。

私が性格的におかしいから、お姉ちゃん叩かれてたって言う。

「性格のせいちゃうよ！事情があって大変やからって、子ども叩いてもいいって事はないやろ？私の泣いてるところ見て、おかあさん笑ってたんやで。」

妹の子育ても、子どもを叩いてしまって大変だったって。

「子育て大変やったやろ？私もひなちゃん育てるのに大変で、だからカウンセリングを受けたりしてん。」

妹に話ができて、良かったと思う。

 

 

 

 

 

 

会話できない！

あ~、世間話とか、うまく話したいよ~＞_＜

スーパーでばったりあったママさんと話してても、ぎこちなさすぎて、会話がすぐ終わってしまう。

全然、言葉が出てこない~。

話したいのに、どうしたやらいいの？

 

虐待された後遺症で、まだ、人間力が弱いんやな。

カウンセリングを受けて、立ち直ったと思っても、まだまだ時間かかるんやな~。