ひなぎく日記

ぼちぼち

キリンジ@梅田AKASO

2011-10-25 22:48:04 | Weblog
スゥィートソウルからはじまった。泰行氏。お兄ちゃん。ああ、キリンジだ。

二曲目の鋼鉄の馬に続き、ライブで初めて聴くクレイジーサマー。
『アルバムツアーではないツアーなので、実はみんな好きなんじゃないのというような曲もやります』というような趣旨のMCで納得の選曲。そう、私も大好きな曲です。でもシングルになったでもなし、もうライブで聴けることなないかと思っていました。
泰行氏の作るメロウな曲は、どうしてこんなにも美しく切ないんでしょう。いつ聴いてもキューンとくる。

同じ「スゥイートソウルEP」の「悪い習慣」が続き、後の曲順はもう…わからない。

今回はツイッターでフォローしているベースの茅ヶ崎学さんもまずまずチェックできた。
とは言えやっぱり八割方泰行氏を追ってしまう。お兄ちゃんも見つつ、やっぱり歌う人を見てしまう。よね。

最新の「SONGBOOK」からは四曲。

ハルニレ
わたしの青い空
お針子の唄
それもきっとしあわせ

「若葉の頃や」は残念ながら聴けず。
だけど、お針子の唄にはやられた。なんだろう。あの曲の醸し出すうっとり感。違う世界に迷いこんだようなうっとり感に圧倒される。
それもきっとしあわせの歌詞の強さには勇気をもらいます。何か一歩踏み出せる気がしてくるのです。
お兄ちゃんの歌う「わたしの青い空」は歌詞といい雰囲気といい何かドキドキします。

その後は風を撃てなどノれる名曲が続いた。
なかでも嬉しいサプライズは、高樹氏ソロ曲「絶交」のキリンジバージョン。こんなこともしてくれるのね!最高!
大好きなジョナサンが続き、「ああ、この曲クアトロで聴きながら会社辞めようって決意したなぁ」と思いだし、最後は「夏の光」で浮揚した。


アンコールでは、『みんな実は好き』系と思われる「鼻紙」。私も大好きだし、クレイジーサマー同様アルバムの一曲にすぎないのでなかなかライブでは聴けないかと。嬉しかったなぁ。
そして懐かし「くよくよするなよ」でほっこりして、最後は震災チャリティシングルの「あたらしい友だち」。
ほっこりした気分から、あの曲を初めて聴いたときの心の痛みを思い出して少しつらくなったけど、歌い終わる頃には彼らと同じ思いで、懐かしい空が迎えてくれることを願って、光を信じてあたたかい気持ちで聴き終えることができた。

トータルして、泰行氏、穴が空くほど見つめた。

もうすぐ家。
休みをとって娘の面倒を見てくれていたパパに感謝。感謝。

キリンジには50歳になっても60歳になっても変わらず素敵な音楽を紡いでほしい。

私は50になったとき、二時間半立見できるのか?!

台湾記4

2007-09-29 22:47:42 | Weblog
昨日の疲れが残りぼーっとした朝。
昨日宿に到着したのが遅くて朝食のオーダーが間に合わなかった代わりに近くの小籠包屋さんを教えてもらったものの、閉まっていた。

歩いていくが、九時前から開いている食べ物屋さんがなかなかない。結局朝マックになってしまった。

その後足つぼマッサージへ。台湾式は猛烈に痛そうなイメージだったがそんなことはなかった。

それから世界の四大博物館のひとつである故宮博物院へ。

美しい白い建物に到着すると、日本かと思うほど日本人が多かった。ツアーコースにも組み込まれているのだろう。

中の美術品は素晴らしかったが、人の多さに少々疲れる。

故宮博物院を出て地下鉄で移動。途中で、台湾でよく売られている『アスパラガスジュース』を試してみるとものすごくまずかった。

中山記念堂前駅で降りて永康街へと歩く。このあたりは東京で言うと代官山(は言い過ぎか)みたいなところで、小さなカフェやお店が立ち並ぶ。

お昼に小籠包、蝦餃子など食し、少し歩いた後は茶芸館でお茶。前日とはうってかわった都会的デート。

その後地下鉄の大安駅まで買い物などしながら歩き、地下鉄に乗って宿まで戻った。

この日もよく歩いた。宿も含めて目的地が駅から離れているため街中をよく歩いた。街の空気が肌で感じられておもしろい。

宿に戻ってから最後の夕飯に向かう。

宿の近くにあった鍋のお店に行ってみる。
どういうシステムで何をどう入れてどうしたらいいかさっぱりわからなかったが店の人の無言の手ほどきで一応どうにかなった。
私たちが店を出る頃には広い店内がほぼ満席になっていた。地元の人気店らしい。
ここはまた行きたいなー。

この日は翌朝に備えて早めに就寝。

そして翌日、朝8時半の飛行機で無事帰宅しました!

台湾記3

2007-09-23 21:02:26 | Weblog
清々しい目覚めとともに宿で朝食。chinese foodと書いてあったのでどんなのだろうと思っていたらチャイニーズのバイキングだった。
お粥とか饅頭とかザーサイとか卵の炒め物とか。飲み物は温かい豆乳。

併設のカフェで食後にコーヒーを飲んだ後、ゆっくり活動開始。

前日に発見した宿の前の遊歩道。往復1時間半ほどと言われていたのが、ここも暴風で崩れており、途中から進めなかった。30分ほどで戻る。

次のバスまで4時間以上あったので、別の遊歩道のある緑水という隣のバス停まで歩くことにした。

暑く、荷物も大きかったが、見える景色が圧巻!で3キロ強の道のりも楽しんでわりとあっさり着いた。

しかしなんと緑水の遊歩道も暴風雨の影響で閉鎖。またまた予定が狂う。なんでも、数ある太魯閣の遊歩道で、その時行けるのは三つしかなかったそうだ。

緑水で三時間半バスを待つか、さらに次のバス停まで歩いてみるか。
で、後者を選んだ。
次のバス停までの間に九曲洞という遊歩道があり、そこは見てみたかったのと、暴風雨の影響を受けていなかったからだ。

最初のうちは順調に歩いていたが、徐々に暑さと荷物と疲労にやられてきた(夫は変わらず順調)。水分も底をつきそうだった。

かなり厳しい状態になりながらも、九曲洞に到着。くねくねと曲がる九つの岩のトンネルが続く。涼しくて絶景で素晴らしい、のだけどその時の自分はしんどくてそれどころではあまりなかった…。残念。

九曲洞を抜け、再度バス停を目指して歩く。荷物を背負い、朝から通算10キロくらいは歩いていた。きつかった。いよいよやばい状態になったらヒッチハイクだと思った。紙にバス停の名前を書いて鞄にしまっていた。

また進んで、少し広い道で腰を下ろして休んでいた。バス停まであと2キロ弱。なんとか行けるかな、と思っていたその時、目の前でトラックが止まった。

「ノッテ!」

ノッテ、ノッテ、花蓮行く、運転手のおじさんが言う。

拾われたのだ!(呼ばずとも!)

「やったー」連呼で席に乗り込みいざ花蓮への帰路。

台湾はかつて日本に統治されていた名残で、年配の方は日本語がわかる人が多い。

拾ってくれたおじさんもそんな一人で、日本のこともよく知っていて日本語も上手だ。中でも日本の歌がうまくて、車内でも披露してくれた。

三人ともお昼がまだだったのでお昼を食べることにした。おじさんがよく行くらしいお店でビーフンと豚肉とスープをご馳走になる。美味。

まだ電車の切符を買っていなかったので、さらにその後おじさんの家でお茶を飲むことになった。

家にはいきなり日本のレーザーカラオケセットがあった。スナックとかで使わなくなった機械がこういうところで流通しているのだろう。

おじさんが中国茶を入れてくれ、しばし歓談しているとおじさんの携帯電話が鳴り、また仕事が入ってしまったと言った。

ということでそこでおいとまをし、机にあったお菓子を電車で食べてと持たせてくれた。サチマという台湾のお菓子。パッケージには日本語で「神戸の味」。

花蓮駅まで歩き、一時間半後の自強号に乗った。もう少し早いものもあったが満席だったのだ。

花蓮を発車ししばらく乗っていると車内販売が!思わず弁当を買う。240円。

車内販売に続き、大きなビニール袋を持った女性が通る。乗客のゴミを集めてまわっているのだ。
弁当は、白いごはんの上に豚肉、ハム、野菜などがのせられたもので、素朴でおいしい。

台北駅に戻ったのは19時半頃。そこからバスに乗り予約していた宿に到着。20時のバスは20時20分にようやく来た。基本的に台湾のバスは遅れるものらしい。

長い一日だったがとても内容の濃い充実した一日だった。

台湾記2

2007-09-22 21:28:04 | Weblog
二日目は台北から鉄道で南下。山深い『太魯閣』というところへと向かう。

太魯閣に行くためには電車で三時間弱、まず花蓮という町まで行く。
時間の都合上一番高い『自強号』という特急に乗った。運賃は4000円くらいか。座席は広く、足置きもある。切符と一緒に半券も渡されたのだが、これはトイレなどの離席時に座席に目印として差しておくらしい。座席にはそのためのホルダーもある。

なお、電車内でも携帯電話は自由らしい。着信音と会話が絶えない。


花蓮に着くとタクシーの客引きが熱心だ。それもそのはず、太魯閣の奥の方までは40キロほどもあるが、バスは一日に4本しかない。

しかし運賃はバスなら一人600円程度だがタクシー利用だと寄り道観光付きで一台12000円ほど。

もちろんバスに乗り終点の天祥まで向かう。途中は眠りの世界にいざなまれ、記憶にはなく。

天祥で降りて坂を上り続けると予約していた天祥青年活動中心という宿があった。

ここは一人一泊3000円くらいだが、快適で素晴らしい。日本で言う『青少年自然の家』とかそんな感じを受ける。実際、到着した日は小学生の団体が学習?していた。管理が行き届き、静かで、卓球台まである。

宿に荷物を置いてバス停の近くまでお昼を食べに出た。ふたりでビーフンと炒飯を分ける。ひとり200円の美食。しかも量も多い。

その後散策に出かけた。一番近い遊歩道は少し前に来た台風で崩れてしまったらしく、閉められていた。

別の遊歩道を探してひたすら歩くも見つからない。結局、そこは宿の目の前が入口だった。灯台下暗し。

宿に戻り洗濯。乾燥機は素晴らしくふんわりと乾きがよい。

お昼と同じ店に夜も食べに行った。欲しいおかずを指さして皿にもらい、スープとごはん。リピーターのためか、会計はたぶん少々オマケしてくれた。

前の晩に眠りが浅かったのを取り戻すように熟睡。

台湾記

2007-09-18 20:39:13 | Weblog
9月13日から17日の4泊5日で台湾に行ってきました。
今回使ったのは台湾の航空会社エバー航空。同じ台湾のチャイナエアラインの爆発事故が近かっただけにやや心配だったものの、行き帰りとも何事もなく。
機内食もおいしかった。
関空から台北桃園空港までは二時間半かからないくらい。

台北に着くとまずは市内まで一時間ほどのバス。喫煙はかなり厳しいようだが携帯電話使用は自由らしく、車内は着信音、電話の会話、ゲームの電子音がひっきりなし。

市内に入ってくると、セブンイレブン、吉野屋、ファミマ、珈琲館、はては資生堂アネッサのエビちゃんに至るまで、日本でよく見る光景になる。

台北駅前で降車して予約していた宿に向かう。この日は駅から近い安宿で、二人あわせて一泊700元。日本円だと一人1400円くらい。(ちなみに物価は全般に日本よりは安め。ペットボトル一本80円くらい)

値段にふさわしく?共同のトイレとシャワーの扉のカギは壊れていてかからなかった。

荷物を置いてから夜市へ出かけた。台北駅から隣の松山駅へ。切符はメモに列車番号と行先を書いて購入。漢字がわかるというのは強い。

松山の夜市。いろいろ食べてみたかったけど、牛肉麺と豆腐花だけでギブ。

サークルKで翌朝の食料を買って帰宅。

カギがかからない上にトイレに行きたい人もシャワーを使いたい人も待たせてしまうシャワータイムは気が気でなかった!

ネット配信

2007-09-08 16:38:44 | Weblog
iPodを買ってから、iTune storeで音楽を買うという新しい買い方を身に付けた。
欲しい曲だけを、すぐにダウンロードできる、しかも決済は予め登録してあるクレジットカードからなので二回目からはボタンひとつで買えてしまう。

毎月シングルリリース、以前だったら嬉しいよりも『買い切れない』『アルバム待とう』と思ったものだと思うが、今やワンクリックでしかも200円とかで買えてしまうわけで、部屋のCDの量も増やさず済むわけで、ああなんて便利な時代になったのかと思う。
デジタル化はされているものの感覚的には毎月400円持って本屋に『りぼん』買いに行っていた小学生時代に近い気がする。

即時性とかオンデマンドとか、自分も便利な恩恵受けているわけだけれど、こうして各自が自分の興味のあることだけにどんどん進んでいける環境が次々整備されていって、すこーし先が心配になる時があるよね。私は少なくとも思う。自分の必要なものだけあればいい、他のものは必要ない、というのが世の中の他のことにも伝播している。だからといってどうなればいいのかわからない。

とりあえずもう少し、身勝手な殺人の少ない世の中になってほしい。

ジョナサン

2007-09-07 08:39:02 | Weblog
キリンジは今毎月連続でネット配信シングルリリースをしている。
三か月目の8月リリース『ジョナサン』はこれまでのキリンジと一風違う、疾走感あふれるロックな感じで新鮮である。
昨年秋リリースのアルバム『DODECAGON』で減っていたポップ感が、6月のネットリリース『君のことだよ』で戻った!と思っていたら、また新しい顔を見せてくれて、わくわくしてしまうねこれは!
来週キリンジは京都でライブを行なってくれるのだけど、残念ながら台湾行きの日程と重なり。また冬の遠征を待ちたい。
『逃げだそうぜ くたばらないうちに 羽をかざりつけて 逃げだそう』(ジョナサン)

会社、来年はほんとに辞める!逃げてごめんね支店長!

時刻表のおまけ

2007-08-11 14:41:40 | Weblog
スタンプノート。にくい、心にくいッ

今朝奈良を出て18きっぷでのんびり帰省中。福岡まで13時間。もうすぐ広島です。

なら燈花会

2007-08-06 08:20:11 | Weblog
とうかえ。と読みます。
興福寺とか国立博物館あたりとか一帯がやさしい光に包まれるイベントで1999年から始まったそう。
奈良の夜はほんとに暗いので(笑)そこに浮かぶ光が幻想的できれい。
10日くらいやっているので人の出も分散されて(絶対数も少ないけど)それほど混んでないのもいい。
花火もいいけどこんなのも素敵です。

市営プール

2007-07-29 11:58:58 | Weblog
選挙投票を済ませた後、田舎道を自転車で20分。
持ってきてから一度も乗っていなかった折り畳み自転車はサビサビで蜘蛛の巣だらけでチェーンは外れるしで大変だったけど、久々の自転車は楽しかった。御供にはもちろんキリンジである。

プールで泳ぐのはたぶん高校生以来である。だいたい8年ぶりか。クロールがこんなに疲れるとは…。体力ほんと落ちたなぁ。

今夜は選挙特集を観なければ。楽しみだ。