ひまわり ぶんこ

読書は人生の道しるべ 旅は人生をひらく 

『30代にしておきたい17のこと』

2018-01-26 | 



30代は人生を劇的に変えられる、最後の10年です!!「自分が誰なのか」、セルフイメージを定期的にチェックする。

人生は有限です。

限りある時間の中でどんな活動をするのか?それは我々に託されています。人生の90%は30歳のうちに決まるといって過言ではないとのこと。以下17の項目を記載します。



1.すべてを手に入れることは不可能だと知る

2.変えられることと、変えられないことの違いを知る


3.自分の勝ち(負け)パターンを知る

4.セルフイメージを定期的にチェックする

5.お金と真剣に向き合う


6.パートナーや子供をもつか決める

7.自分の居場所を決める

8.両親とお別れしておく


9.年齢の離れた友達を持つ


10.運を味方につける

11.自分の内に潜むダークサイドを癒す

12.メンターから学び教えを次にまわす

13.人脈を金脈に変える

14.才能のかけ算で勝負する

15.大好きなことを仕事にする


16.人生の目的を知る


17.自分のお葬式の弔辞を書いてみる



『成功者が実践する 小さなコンセプト』

2017-11-06 | 





野地秩嘉氏『成功者が実践する 小さなコンセプト』を読みました。


野地氏の思う様々なジャンルの成功者の小さなコンセプトを紹介する本。小さなコンセプトとは、長期間守る、自分との約束。行動指針。

それらを頼りにすることで自身の幸せに結びつくといもの。


筆者曰く名言集ではなく、自分にとって大事なことをまとめている。


 冒頭のはじめにも取り上げられて、

本書の中でも紹介されている高倉健さんのことは熱がこもっている。


高倉健さんは酒も飲まずタバコも吸わない。

友人関係も限定されており、全てが映画俳優としてに通じている。日々の鍛錬を極めている人だと感じた。



しかしなにより、高倉健さんの放つオーラの源は何か?という疑問に答えてくれる一節があった。


〃存在感は訓練で出てくるものではない。


覚悟ですよ。覚悟を持つことです。


映画でしか生きていくことが出来ない、あるいはここでダメだったら去らなければならない。


そういう覚悟をしたとき、初めて存在感が出てくる。〃





今、自分に問う。覚悟はあるのか。



仕事に効く 教養としての「世界史」

2017-11-05 | 

出口治明 氏

仕事に効く 教養としての「世界史」』を読みました。

 

ライフネット生命保険会長兼CEOの出口さん著書です。

まずは目次は基本ですので、目次を記載します。


第1章 世界史から日本史だけを切り出せるだろうか
第2章 歴史は、なぜ中国で発達したのか
第3章 神は、なぜ生まれたのか。なぜ宗教はできたのか
第4章 中国を理解する四つの鍵
第5章 キリスト教とローマ教会、ローマ教皇について
第6章 ドイツ、フランス、イングランド
第7章 交易の重要性
第8章 中央ユーラシアを駆け抜けたトゥルクマン
第9章 アメリカとフランスの特異性
第10章 アヘン戦争
終章 世界史の視点から日本を眺めてみよう


特に私が印象的だったのが 出口氏が食事会の際に同席したアメリカ合衆国 元国務長官キッシンジャー氏の言葉です。

「人間はワインと同じだ」

「どんな人も自分の生まれた場所を大事に思っているし、故郷を良い所だと思っている。

そして自分の先祖の事を本当はわからないけれど立派な人であってほしいと願っている。

人間もワインと同じで生まれ育った地域の気功や歴史の産物なんだ。これが人間の味なんだ。

だから若い皆さんは地理と歴史を学びなさい。」

 

今は世界はインターネットの力でより繋がりがある。

留学先のオーストラリアや旅行で出会ったドイツ人にも連絡が出来る。

 

でもだからこそ、相手を理解する意味でも歴史を知る事が大事な事である事を分からせてくれる本でした。

 

 



 

 


100の言葉 田中角栄 日本人に贈る人生と仕事の心得

2017-07-09 | 



『100の言葉 田中角栄 日本人に贈る人生と仕事の心得』を読みました。


現代において なつかしむ政治家とは・・・ 今、出てきてほしい政治家とは・・・? と居酒屋 喫茶店談義をすると
多くの方が名前を挙げられるのが、 田中 角栄 です。

なぜでしょうか。 力強さ、思い切りの良さ、圧倒的な成果 色々理由はあるでしょうが、

 

やっぱり イメージは強烈なんだと思います。 そんな 田中 角栄の言葉を まとめたのが本書 

中でも私が気になった言葉をまとめます。

「世の中は白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。 その間にある中間地帯、グレーゾーンが一番広い。 真理は常に中間にある。」

 

 

「大事なのは数字と事実だ うそか本当か調べればすぐにわかる。 根拠に乏しい屁理屈はたちどころに化けの皮がはがれる」

 

 

「本当の雄弁は相手の心をとらえる 聞く人が今日はよかったなと思う話をする。 それが本当の雄弁と言うものだ。」

 

「人生で重要なのは「間」だ 猪のように一本調子なのはうまくいかない よく人間を観察しなければならない」

 

 

「一番大切なのは何よりも人との接し方だ。 それは戦略や戦術と違う。人間は関係なく、男でも女でも好きな人は好きなんだ」

Amazon 『100の言葉 田中角栄 日本人に贈る人生と仕事の心得』


『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

2017-06-18 | 
アービンジャー インスティチュート 著
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を読みました。









突然ですが、
タイミングってすごいですよね。

なぜ、今の時期にある事象が起きるのか?
何か意味があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
でも、もし意味があるのだとすれば、いまわこの本に出会うことが、出来たことは本当に有り難い。

そう、いま思っています。

閑話休題、内容ですが
より良い人間となるために、知っておいて損はない。
そんな、本です。
少なくとも、今の私には必要なものでした。


人間の昔からの課題、それは「自己欺瞞」である。
ここでは、それを「箱」と言葉で表している。
「自己欺瞞」とは
自分に問題があると気づいていないと言うこと。

それは、自分への裏切りから始まっている。
自分が他人のためにすべきと感じたこと(感情)に背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。

一旦、自分の感情に背くと、
周りの世界を、自分で勝手に正当化する。
つまり、現実を見る目が歪められ、自分の感情に背いた時に箱に入ると言うわけだ。

箱には、こんな、種類がある。

1.私は、人より優れているという「優越の箱」

2.私は、してもらって当然、価値があると言う「当然の箱」


3.人によく見られたい、人目を気にする「体裁の箱」

4.私は人より劣っている)劣等感の箱」

上記の、箱を人は持ち歩いて人に接している。

自己欺瞞だらけなわけです。

本の中では「私は大丈夫!」

そう、思っている時点で箱ができている可能性がある…

と言っている。



重要なことは、自分が自己正当化イメージを持ち歩いているのでは?と疑ってみると言う事だ。

自分を裏切る行為を続けると、自分や周りの世界を正当化する癖をつけ、箱を持ち歩くようになる。

私にも経験がある。
自分の感情に背き、別の行動をしたときに(または、しなかったとき)自己正当化をする。

自分を良いように見て、歪んだ世界を見る。

その結果、積極性の欠如、人間関係の問題、コミニュケーションの問題…等々を引き起こす。


では、どうすれば、
箱の外に出ることができるのか。

まずは、誰かに対して箱の外に出たいと思った瞬間。
それが箱の外に出ることでもあると言う。


キリスト教の教えにもあるし、デールカーネギー氏も言っている、


自分のしてほしいことを他人にしなさい。

相手の立場になりなさい。


と、言う金言に通ずる。


コツとしては、人生において、思いやりの環境や関係を思い出してみること。

自分の人生に良い影響を与えてくれた人。
彼等は、きっと箱の外に出ているて、思い返すとぼくにとって良い影響を与えてくれた人ばかりだ。

そんな、人を意識してもいいかもしれない。





人をものではなく、人としてみる
相手から自分がどう見られているか?ではなく、自分が相手をどう見ているのか?

他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのではなく、
自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつける。


箱の外に出るのではなく、外に常にいるためには、シンプルだけど簡単ではないかもしれない。


でも、きっと世界が変わると思いました