これからの季節に雑木林を歩き、ちょっと汗をかいたりして、切り株などに腰を下ろして休んでいると、馴れ馴れしく(?)寄って来る蝶がいる。
サトキマダラヒカゲ(だと思うのだが)である。
汗の匂いが判るのだろう。膝の上に手の甲を上にして手を置いていると、その甲の上に止まることがある。そして、口吻を伸ばして、汗を吸い取る(舐める)のである。
この時、微かな微かな、さらに微かな、さらに、本当に微かなひんやりとした感触が伝わってくるのである。
まぁ、これは人によっては気持ち悪いと言う人もいると思うのだが、私は嫌いではない。興味のある人はやってみて損はないと思うのである。