ヒグランド

白泉社で漫画を描いている
漫画家 樋口橘の公式ブログです。
只今マンガParkにて「シャンピニオンの魔女」連載中

映画一本

2009年05月12日 | 映画
「グラントリノ」を観てきました~

以下ネタバレ感想なので
見たくない方は見ないでね~!


























よかったですよ~。
いろいろとショッキングではありましたが;

自分の生きてきた意味を最後に
この死に方に託す、みたいなかんじで
大切な人の未来をその死でつないだ前向きさが
何か切ないやらすがすがしいやら。

でもやっぱりこの人の映画は痛くて重いわあ;
ミリオンダラーベイビー観た時も
三日間くらい引きずって凹んだけど
コレも凹む・・・
主に凹んだのは話の主題じゃないとこなのがまた;
私ってやつはよお~(;´Д`)
でも凹むのは仕方ないよぉ~;


でもね、いい映画なんですよ。
多分何度も観ない映画だけど。

何か常に何か起こりそうな気配っつーか演出っつーか
ムダにドキドキハラハラして観てました


クリント・イーストウッドが頑固でやなじいさんの役なんだけど
でもそんなにやなヤツか?って感じだった;
だっておばあさんのお葬式に孫が教会に
ヘソピでお腹見せた服着てきたら
おじいさんならフツーにやな顔するの当たり前だし
そのやな顔に悪態つく息子(女の子の親)がどーかしてるとしか
思えない私はどーしてもイーストウッドがやな爺さんに
見えなくてちょっと困ってしまったよ;



でもね、いい映画なんですよ。
観終わった後観たことも忘れる映画と違って
やたらこの映画は観終わっても色々考えちゃうよ。
噛めば噛むほどってやつですよ。


しかし凹むわあ~;
あのシーンが昨日夢にまででたっちゅーねん!(涙)




でもね、いい映画・・・(以下略)