16日の豪雨の被害を確認するため、再度、白井ひろゆき府会候補と一緒に花背峠以北(久多・広河原・花背・別所)へ行ってきました。今回は、倉林明子参議院議員にも同行してもらいました。
10日の台風11号の時よりもさらに大きな被害が各所で確認できました。特に広河原は、昨年の台風18号の被害箇所が再度崩れ、道路の路肩が所々で崩落していました。
また、花背の松上げの会場の向かい側の道路も崩落。現在、通行止め状態です。建設局によると、8月23日は、大型以外は通行可となり、29日には全面通行可となる予定とのことです。
今後の雨も心配されるところであり、応急処置だけでも早急に行われるよう、市と府にも要請しています。
アスファルトがめくれていた能見峠
こちらも能見峠ですが、これは今回めくれたのでなく、
以前からめくれていたようです
広河原では道路の路肩が大きく崩落
こんな状態が何カ所もありました
花背の松上げの会場の向かい側の道路
この沢も土砂が出て橋が流されました
今の橋は応急的に架けられたものです
花背・出来上がったばかりの護岸の内側に大きな穴が
花背峠の路肩
えぐれてしまって車がはまるとタイヤがパンクすることも
昨日の豪雨で、花背峠以北の、別所・花背・広河原の各地も多数の被害が出たとのことです。
花背の松上げをしているすぐ横の道は、昨年の台風18号で被害にあい、大型土のうで仮復旧してありましたが、再度崩落。大型車は通行止めです。原地でもところどこで土砂が出て、一部は家の敷地まで侵入。道にも土砂がだいぶ出ました。現地の業者さんにフル回転で、土砂の除去にあたっていただいています。
また、原地では、水道管が一部破損しています。給水は何とかできているとのことですが、早めの改修が必要です。
昼過ぎに降ったゲリラ豪雨で、市原の頼光橋付近がまた冠水し、付近の家も一部床下浸水の被害が出ました。
道が池状態で、車が一台水没して動けなくなっていました。とりあえず、左京土木事務所に連絡し、家への水の浸入を防ぐための土のうを持ってきてもらいました。
このほかにも、篠坂でも山からの水が家の壁にぶつかり、家の前の道路を大きく掘るという被害を受けた場所もありました。
これは水が一定おさまった状態。奥の山から水が出て、右側の家を直撃。
家の前は側溝のグレーチンングはあげたものの、あふれ出した水が道路を掘っていました。
上高野の私の家のすぐ前の道も川状態、岩倉幡枝の道も川状態。雨の降り方が以上で、道路の排水機能がどこもパンク状態です。
上高野の私の家の前の道
幡枝の道路
これで雨がおさまってくれたらいいのですが、心配です。
8月10日の台風11号の接近の際に、左京区でも各地で被害が発生したので、今日は、花背峠以北の被害状況を確認しに行ってきました。
始めは別所。これは水路でなく道。左の水路からあふれた水が道をえぐってしまい、土砂は下流の家の敷地に流れ込みました。その土砂は、4トントラック3杯分の量にもなったとのことでした。
水路の底がはがれて、転がっていました。
こちらも別所。家のすぐ下を流れる別所川の護岸が崩れかけています。もう一度雨が降れば、護岸が大きく崩れ、家に甚大な被害を及ぼしかねない場所です。
こちらは大布施に入ったところのお宅。昨年の台風18号で崩れた家のすぐ横の護岸の改修が7月に終わったばかりだったのに、その護岸の内側に大きな穴が開いていました。このままでは、護岸そのものが崩壊しかねません。
さらにこのお宅の別所川を挟んだ向かい側も大きく崩れていました。
こちらは、山村都市交流の森近く、花背の松上げの会場の向かい側のバス道沿いの護岸。昨年の台風18号の際に崩れた護岸の仮復旧の大型土のうが一部崩れていました。
このほかにも被害箇所が多数あり、これらの状況を京北・左京山間土木事務所に伝えて、早急に対策を取ってもらうようお願いしました。
最後に、花背峠の鞍馬側にも、花背峠トンネルを求める大型看板が設置されていたので、その写真を載せて置きます。
京都市はトンネル建設の概算として60~80億円との数字を公表しています。決して少ない金額ではありませんが、峠以北のみなさんの数十年にわたる切実な要望事項であり、トンネル化に向けた検討を早急に行うべきです。