今日から、書きます。

こんばんは、飛燕です＾＾
今日から、ブログ書き始めてみました・・・。
題名は「僕の中のもう一人の自分」。



僕はHIVポジティブの男です。

告知は今から３ヶ月程前のこと。
今でも忘れない平成１８年１０月２１日（土）正午。
保健所が開く時間とともに入って、結果を聞きました。

そもそも何で僕が検査を受けようかと思ったかって言うと、
その年の４月のことです。
僕、失恋しちゃったんです。
それで、もう自棄になっちゃって、やっちゃったんです。
生で。
ゴム、付けませんでした。
ずっと、ずっと、生でやられてました。
行為があった数日後のこと。相手の人から「自分はポジティブなんだ。」
っていう報告をメールで受けました。

ショックでした。

生でやられたから、自分に移ってるかも、ってものすごく心配になってその日は本当に寝れなかった。
検査に行こう行こうって思ってた。
でも、もし「自分がポジティブである」っていう結果になってしまったとき、
自分がそのことを受け入れれなさそうで、怖くて、行けれなかった。

気づけば夏が過ぎて、秋。

半年もの時が過ぎて、やっと検査に行った。
血を抜いたのは土曜日のこと。
自分の年齢を言うと、びっくりされたりとかもしたけど、
「まぁ当然の反応だよなぁ」
って思ってスルーしといた。

２週間後。
運命の日。
行く前から心臓はバクバクしてた。
検査所の階に繋がるエレベーターに乗るの、すごく躊躇った。
知り合いにあったらどうしようって思ってた。
同じビルに、塾があるから・・・。
その塾、前通ってた校舎だったから・・・。
意を決して結果待合へ。
心拍数はもうピーク。
白衣を着たおじさんの前に座って、１対１で結果を聞く。

「要再検査」

その文字が僕の欄に書いてあった。


「やっぱりな・・・」

っていう気持ちもあった。

「そんな・・・」

っていう気持ちもあった。

もう頭は真っ白。
何を言われても、頭に入らない。

「はい、はい。」

としか返事できない状態だった。

その後、医師の人と話す。
病気のこと、拠点病院のこと、聞いた。
でも、何も入らない。
「そうですね・・」
としか言いようがない。
カウンセラーの人とのお話でも頭が真っ白で何も話題が出ない。
将来のコト、病気のコト、聞こうと思ったけど、思ったとおりに聞けない。
でも、話してるうちにだんだん落ち着いてきたんです。頭は真っ白のままだったけど・・・。
その後もう一度医師の人とお話。
「自分の中に、もう一人の違う自分がいるって思って生きていこうと思います。」
僕はそういいました。
んで、病院への紹介状を書いてもらい、この日は終わりました。

その後は塾の授業が入っていたので少し遅刻して授業へ。
ものすごい沈んでたけど、友達の前では笑顔笑顔！！
僕はそういう性格だから・・・。
無理に笑顔作って、授業受けた。
ものすごく、辛かった。

その日は、寝られなかった。

そんな、誕生日目前の、１６歳の秋だった。



でも、今も心境はとても複雑。
相談する人もいなくて、辛いです。
はぁ・・・。