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《ひとりごと つぶやき》この夏は『古事記』の本を読んでみる、動画で見てみる

2017年08月02日 | ひとりごと つぶやき


先日投稿した記事でも触れたことですが、テレビを視聴していると人間の脳は受動的な状態になるので影響を受けやすくなるという話があります。




「メディア テレビ 脳 受動的」と入力し検索してみると多くの情報が出て来ます。
Google検索結果 https://goo.gl/vmy2eq

脳科学者の久保田競先生の名前も追加して検索して見たところやはり先生もおっしゃっていることがわかりました。
Google検索結果 https://goo.gl/2Ruumh


それならば、古事記の本を読みつつ、動画でも「古事記」見続けてみたら、どのような素敵なことが始まるのだろう!!と思いつきました。

選んだのは、本年四月に亡くなられた渡部昇一先生がご出演されていたインターネット番組で『古事記』が特集されていた回。



渡部昇一『書痴の楽園』 #27 現代に語り継ぐ『古事記』とは?
https://youtu.be/bEeq36rHcL8




この回の放送は「神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。」というアーノルド・トインビーの衝撃的な言葉からはじまります。


渡部昇一先生が解説してくださる「古事記」を動画で視聴すれば、どれだけの良い影響が脳にもたらされるだろう!しかも撮影場所は知の巨人の書庫。あの蔵書の全てが!とおもうと実行した未来がどうなるのか、結果が楽しみで仕方がありません。

そんな壮大な仮説を立て実証へ向け徹底的に視聴するだけではなく、書籍を読むことで能動的に脳に刺激を与えることにしました。


福永武彦氏の現代語訳が数年前にリバイバル・ヒットしたのを印象的に思いましたが・・・

最近は竹田恒泰氏の現代語訳がベストセラーになっているようです。


どちらを読むかは決めかねていますが、まずは動画を徹底的に視聴しています。



さて、渡部昇一先生の「古事記」解説三部作は、第二部、第三部に可愛い若い女性もゲストで登場しています。


渡部昇一『書痴の楽園』 #28 『古事記』と現代女性の熱い関係?
https://youtu.be/dsjgskKQs-k


渡部昇一『書痴の楽園』 #29 『古事記』と日本人 21世紀に伝えたい神話
https://youtu.be/9OQNZaTuMww



古事記が若い方に熱く注目されていたとは知りませんでした。

仮説を実証するために熱い視線で動画を何度も視聴し、明るい未来を思いながら夏を充実させられることを嬉しく思います。


《ひとりごと つぶやき》コマーシャルと映像文化と私

2017年07月24日 | ひとりごと つぶやき
先日、ネットのニュースでゲームの CM が話題になっていました。


「モンスト」CM が完全に「お仏壇のはせがわ」でネット騒然
そっくりすぎて「はせがわに怒られないの?」と心配する声も 
(参照 https://goo.gl/FqsXoA) 
(動画URL https://www.youtube.com/watch?v=HVploE5JGB8)



YouTube で CM の映像を見たのですが、ゲームの宣伝とは言え、こういう時代なのかと思いながら、しばし考えてしまいました。


広告主のニーズがインパクトだけにあるのなら・・・


High Quality がもたらす非日常の15秒で心を潤したいという私の思いは、この先も満たされないだろうと思いました。

企業広告の広告主と生活の中で広告を見る生活者・消費者である自分との間にある意識の違いや隔たりを感じました。


映像・音楽・言語の融合による総合芸術であって欲しい。ハイクオリティーで意表をつく芸術作品であって欲しい。心の何処かにそのような思いを抱いていることを知り、この想いを満たしてくれたCM探しをしたところ、嬉しいことに、これこれという作品がたくさん見つかりました。


この想いの発端である原風景は、これらのすべてなのだろうと思います。


この時代の CM は全般的に好きなものが多いのですが、

冒頭の作品は色あせることなく多くの人の心に残っている作品だと思います。

王道とでもいいましょうか。





これは試みに飛んだ意欲な作品なのに品良くまとまっていて、いまでも好きで見てしまいます。


Duran Duran - Japanese Funny CM (Suntory Whisky Q)
https://www.youtube.com/watch?v=ki3dBxFjeYk



バブル期ならではの優雅さとでもいいましょうか。こういう作品をもう一度見たいですね。

サントリー オールドクラブハウス - ジョン・ローン
https://www.youtube.com/watch?v=8G7KKHwJbAw




こちらは時代を代表する作品。


マクセルカセット(海編)
https://www.youtube.com/watch?v=4nFVxmIdF4A




マクセルカセット(山編)
https://www.youtube.com/watch?v=WNGlC2ft6Bo




この時代でも色あせない価値を感じる作品だと思っています。


映像を見ている時の人間の脳は受動的な状態になり映像から強い影響を受けることはメディア関係の書籍を読むと触れられていることなので多くの人が知るところだと思います。

コマーシャル・フィルムに限らず、テレビ、映画をはじめとした映像文化との関わり方に将来的にも難しいものを感じました。





《ひとりごと つぶやき》Tchaikovsky: Serenade for Strings / Ozawa Saito Kinen Orchestra (1991 Movie Live)

2017年06月21日 | ひとりごと つぶやき
Tchaikovsky: Serenade for Strings
Ozawa Saito Kinen Orchestra (1991 Movie Live)


https://www.youtube.com/watch?v=DHtojYUEVz8



本日、夏至を迎えて久しぶりに投稿いたします。

この動画を見つけた時に動画を貼り投稿しようと思ってから随分かかってしまいました。

ページのコメント欄にもある通り、客席の様子を見ると1992年の公演時に録画されたと考えた方がよさそうです。

夏至の夜のお供に、この映像をご覧いただけましたらさいわいです。




参考(Google検索):サイトウ・キネン・オーケストラ
https://goo.gl/yD8dof


《ひとりごと つぶやき》なんで勉強しなきゃいけないの?

2017年04月30日 | ひとりごと つぶやき

大人になれば、子供から一度は聞かれることで、答えに窮する質問です。

このツイートをリツイートを通じて読むことが出来て明快かつ確証たる答えを得たという充実感がありました。






なんで勉強しなきゃいけないの?の明快な答えを知るまでに時間がかかってしまったことを口惜しく思いました。人生を振り返れば人生で勉強をしなければならない理由の大部分は、これに尽きると思うからです。


しかし遅くなったとは言え知ることが出来たことで私の人生も豊かになりましたし、これから先はもっと豊かになるでしょうし、さらに、この質問が向けられたとき大人としての面目を果たすことができるような気にすっかりなっていてワクワクしています。


この歳にしてようやく大人としての自信が芽生えたような晴れやかな気持ちになることが出来てうれしいです。


インターネットの恩恵に感謝しながら《ひとりごと つぶやき》を締めくくらせていただきます。



《ひとりごと つぶやき》がん 生と死の謎に挑む 著者:立花隆 NHKスペシャル取材班 出版社:文藝春秋

2017年04月12日 | ひとりごと つぶやき


NHKスペシャルで放送されたのでご覧になられた方も多いと思います。

私は放送を見ていませんでした。

書籍化されていると聞いていたので、一度は読んでおこうと思いました。

読んで正解でした。

最初の100ページを読むだけでもガン治療について考える上で必要な素養が得られると感じました。

最近ではKindleでも購入できます。

医療とは何なのか。考えさせられた一冊でした。

《短歌》春 お彼岸の神社で

2017年03月26日 | 和歌(短歌)



鳥憩ふ 笠木を見上げ お彼岸の
        参拝済ませ ひだまりを行く





とりいこふ かさぎをみあげ おひがんの
          さんぱいすませ ひだまりをゆく











ある晴れたお彼岸の日に氏神様へ行きました。

お参りを済ませ石畳を進むと鳥居の笠木の端で鳥がくつろいでいるようでした。

しばし見上げて、鳥居をくぐり春の日差したっぷりの街を散歩しました。




《ひとりごと つぶやき》かこさとし 別冊太陽

2017年03月21日 | ひとりごと つぶやき
書店で平積みされていたのですが、見た瞬間に思わず手に取ってしまいました。

立ち読みする事無く、レジへ直行。購入しました。

私にとっては豪華、納得が凝縮されている内容でした。

作家の加賀乙彦さんによって綴られたエピソードを読み、かこさんと加賀さんのつながりを知り驚きましたが、同時にとても嬉しかったです。お二人のつながりを御存知の方は御存知だったのでしょうけれど、不勉強な私は全く知りませんでした。

ほかにも、まあ、豪華、豪華、贅沢、贅沢。嬉しい時間でした。

まだ、書店に有ると思います。

六年

2017年03月11日 | 随筆
3.11
Yahoo!検索










東日本大震災
(平成二十三年[西暦2011年]三月十一日午後二時四十六分発生)




この大震災を乗り越えて生きる多くの人々がいることを




愛しい人を残し、この世を旅立たなければならなかった多くの人々がいたことを




いまなお寄せられ続ける世界の人々から思いを



One Million People’s “FLOWERS WILL BLOOM”
Japan beyond 3.11
http://www.nhk.or.jp/japan311/flowers/





知っているはずなのに。知っていたはずなのに。




この六年。




生きている私は何を成し遂げることが出来たのだろうか。







自分に問いかけた時、沈黙だけが返ってくるのです。











亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。











参考

臼澤みさき(Google検索)
https://goo.gl/1w3oAH

臼澤みさき/故郷 ~Blue Sky Homeland~
https://www.youtube.com/watch?v=5H2c0qVyOVc

《短歌》春の宵 平成二十九年

2017年03月08日 | 和歌(短歌)



春の宵 半月見上げ CDを
      手にして急ぐ 家路嬉しき




はるのよい はんげつみあげ しぃでぃいを
          てにしていそぐ いへぢうれしき











先月、ラジオで偶然聴くことが出来た湯木慧さんの「一期一会」が収録されている 1st Mini Alubum 決めるのは “今の僕” 、生きるのは “明後日の僕ら”を購入しました。
(参考:《ひとりごと つぶやき》表現人 湯木慧 さん「一期一会」)





















『生きろ。』







そうですね。
そうでしたよね。


と思うと同時に、心に静かに築かれ、形作られた確かなものを感じました。





湯木慧さんに感謝を込めて。
















「一期一会」湯木慧 MV






《短歌》春を喜ぶ

2017年03月03日 | 和歌(短歌)



青空の カンヴァス彩る 君に會ひ
          春の光りと 風を喜ぶ





あをぞらの かんゔぁすいろどる きみにあひ
          はるのひかりと かぜをよろこぶ







某日、朝、散歩していたところ、写真にある光景に出会いました。

この木が春の光りと風を全身に浴びて喜んでいるように見えました。春を実感する全てが愛おしく思いがあふれました。

ことばにならないことばで、この仕合わせを共に喜ぶことが出来た瞬間だったと思いました。