
韓国ドラマ「青い海の伝説」第1話⑦
Korean Drama "Legend of the Blue Sea" Episode 1 ⑦
第1話⑥… 中に入っていくと水槽があった。女は水槽に目をやった。中ではさんご礁の魚が泳ぎまわっていた。
水槽に顔を近づけ、魚たちに威嚇を続けていると再び警察官が言った。
「こっちへ来い」
★★★
テラスに向かいながらジュンジェは仲間に電話を入れた。
「写真に写ってる腕輪だ。それを調べてくれ。…翡翠だと思う」
相手は何か訊き返している。
「そうだ…香港でのオークションを覚えてるか?」
「ああ」
「その時に見たものと似てる」
「誰の物だ?」
「持ち主か…それだが」ジュンジェは苦笑いする。「ともかく変わった女だよ」
警察官らは捕まえてきた女を椅子に座らせ、取調べを始めようとする。しかし女は周囲にキョロキョロ目をやって少しも落ち着かない。
「おい、あんた! こっちを見ろ」
しかし、女は反応しない。
何を言っても馬耳東風。警察官の呼びかけに応じない。
警察官は怒鳴った。
「お前のことだよ」
女はきょとんと警察官の口もとを見た。
「なぜ、あそこに?」
「…」
「聞いてるのか。何を盗もうとした?」
人魚は人間の言葉が理解できない。何言ってるか分からないから黙っている。
ベテラン警察官の取調べを黙って見ていた同僚が机の上に手を伸ばした。スコッチティッシュを抜き取り両手で洟をかんだ。
スルスルと抜けて警察官に渡ったティッシュに人魚はいたく刺激を受けたらしい。そろそろとティッシュに手を伸ばした。つまんで上に引っ張りあげた。抜けた一枚を横に置き、次のをつまんでまた抜いた。
「ハッ!」
彼女から喜悦の声がもれた。
もう止まらない。次のを一枚、また一枚と抜くスピードが上がる。ついにはキャッキャキャッ、あっははははッ、と笑いながら両手で次々ティッシュを放り投げ始める。
苛立って警察官が叫んだ。
「ふざけるんじゃない!」
立ち上がって女をにらんだ。
「笑ってないでさっさと答えろ。お前の遊びに付き合う暇はないんだ」
机の上に調書を叩いた。その瞬間、手錠をかけられた女の両拳が警察官の胸元を突き上げた。警察官は宙を舞って後ろに飛ばされた。
びっくりして同僚らが彼のもとに駆け寄る。口々に声をかける。
「大丈夫ですか?」
女は彼らを見ながら立ち上がる。ふと床をみると拳銃が転がっている。拾い上げたところを警察官が気付いて動揺した。
「ちょっと待て、落ち着け」
女は意味がわからず拳銃を彼らに向けた。
みんなは恐怖におののいた。両手を上げたりしゃがんだりする。握った拳銃を右から左に動かすと全員が床にひれ伏した。
みんながひれ伏したのに退屈したか、女は拳銃を床に投げ捨てた。
元の椅子に戻り、ティッシュでまた遊び始める。
それを見て警察官らは目を見合わせた。
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