CL（２NE1）の新曲『Lifted』MVを鑑賞する
Watch CL (2NE1)'s new song "Lifted" MV
CL米国デビューD-1…『Lifted』のクレジット公開
良かろうが悪かろうがアメリカ人がバーガーを食べながら街中を歩くのは日常のごくごくありふれた景色だ。CLはそれに習ったわけでもなかろうが、歩き（移動）ながら歌い、踊るのを全米デビューのスタイルとした。
これによって、アメリカ社会の風俗へしっかり溶け込んで音楽やろうとの姿勢はよく伝わってくる。だが、アジアの人間からすると少し譲りすぎの印象だ。
2NE1で見せたCLのストレートなパワーや情熱がやや内にこもり、セーブされて物足りなさも残る。おかげでアジアのK-POPファンの支持はいくぶん下がるんじゃないかと思うんだが、アメリカデビューの音楽だからこれでいいのかもとも思う。
今、同じYGからデビューした「BLACKPINK」の音楽がアジアを中心に反響を呼び起こしている。おそらく、ヨーロッパや北米のファンは、”K－POPの香りを持ちながら新鮮だ”と彼女らの音楽をすがすがしい気分で受け入れているのではないか。
CLは”K-POPの香り”を極力抑えて全米デビューしたように見える。全米の地に腰をおろした”くつろぎ感”は確かに漂う。
しかし、「BLACKPINK」のデビュー曲に比して、物足りなさを感じてしまうのはどうしたことであろうか。
こういう音楽で勝負しなければならないようでは前途は険しいように思えてくる。
MVの視聴回数は二日で300万を超えてきている。リアクション動画もどんどん出てきている。ファンの反響は決して悪くないようではあるが…
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