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2013 グランプリシリーズ、スケートカナダ(女子)はロシアのユリア・リプニツカヤが198.23 点のスコアで優勝。日本の鈴木明子が193.75 点で2位。アメリカのグレイシー・ゴールドが186.65 点で3位になった。
ユリア・リプニツカヤは次世代エースの階段を着実に上ってきている。まだ15歳の選手だが、ソチ五輪でもはや有力なメダル候補の一人に入ってきたと言ってよさそうである。
2歳の頃から柔軟体操、4歳からスケートを始め、10歳の時にはモスクワに移り住んだという。
まさにフィギュアスケートやるために生まれ、育ってきた選手のようである。
彼女の演技には観衆の目を惹きつける力がある。身体のバネはまだ力強さに欠けるが、ジャンプ、ステップ、スケーティングにクセがなくて好感が持てる。スピンなどは身体の柔軟性を生かして早く美しく、すでに超一流の域に達している。表現力は教えられた通りにやっている印象で、自由度や伸びやかさが少し足りない。しかし、それは試合をこなすごとに当人が学び、一つずつ身につけていくだろう。
ショート、フリーとも全体的にパワー不足を感じたが、演技全体の滑らかさ、美しさ、安定感がそれをカバーして余りあった。
2位となった鈴木明子のショートはよかった。ステップ、スピード、表現力とスケーティングが申し分なく、ジャンプもミスなくこなした。特に滑らかなスケーティングは他の選手より抜きん出て感じられ、見ているだけで気持ちよかった。
フリーでは最初のジャンプをミスしたが、連続ジャンプでカバーした。とっさの判断でミスを最小に留めてしまう技術はさすがだった。フリーになると彼女のスケーティングのよさは際立った。見る者を惹きつけた。フィギュアスケートはこうでなくちゃいけない。
調子はよさそうでこのままファイナルへ進んでいけそうである。
3位となったグレイシー・ゴールドはショートがよかった。キムヨナに憧れている選手だが、ショートではキムヨナスタイルを自分のものにしようとの意気込みを感じた。ステップがどうの、スピンがどうの、ジャンプがどうの、でなしに、それらを柱や骨格にした全体の演技が溢れるようなパワーを持って流れて出ていた。まだ完成とはいかないが、少しずつ自分のものにしていってる印象はある。
ただし、フリーではこれが災いになった。少しのミスから全体の演技がバラバラになってしまった感がある。
ステップ、ジャンプ、スピンにさらなる磨きが必要というところだろうか。細部をしっかり固め、全体で大きなストーリーを創り上げる。
ショートでよくて、フリーでは失敗した。しかし、グレイシースタイルがどんな成長を見せていくのかは非常に興味深い。
女子シングル得点詳細
Pl. Name Nation TSS
= TES
+ PCS
+ SS TR PE CH IN Ded.
- StN.
★
1 Gracie GOLD USA 69.45 38.53 30.92 7.61 7.54 7.79 7.82 7.89 0.00 #7
2 Julia LIPNITSKAIA RUS 66.89 37.95 28.94 7.25 6.96 7.32 7.43 7.21 0.00 #8
3 Akiko SUZUKI JPN 65.76 33.19 32.57 8.25 7.86 8.18 8.18 8.25 0.00 #9
4 Christina GAO USA 62.82 33.96 28.86 7.07 7.04 7.29 7.29 7.39 0.00 #6
5 Kaetlyn OSMOND CAN 60.32 32.49 28.83 7.04 7.18 7.14 7.36 7.32 1.00 #3
6 Amelie LACOSTE CAN 59.13 32.10 27.03 6.79 6.36 6.93 6.82 6.89 0.00 #5
7 Natalia POPOVA UKR 52.36 27.96 24.40 6.14 5.82 6.29 6.25 6.00 0.00 #4
8 Veronik MALLET CAN 50.71 27.31 24.40 6.21 5.89 6.07 6.21 6.11 1.00 #1
9 Courtney HICKS USA 50.70 26.67 24.03 6.18 5.82 6.00 6.07 5.96 0.00 #2
★女子フリー得点詳細
Pl. Name Nation TSS
= TES
+ PCS
+ SS TR PE CH IN Ded.
- StN.
★
1 Julia LIPNITSKAIA RUS 131.34 70.46 60.88 7.61 7.36 7.71 7.75 7.61 0.00 #8
2 Akiko SUZUKI JPN 127.99 61.76 66.23 8.39 7.93 8.21 8.36 8.50 0.00 #7
3 Gracie GOLD USA 117.20 56.09 62.11 7.86 7.64 7.57 7.89 7.86 1.00 #9
4 Courtney HICKS USA 111.30 62.31 49.99 6.36 6.04 6.32 6.39 6.14 1.00 #1
5 Christina GAO USA 110.87 53.95 56.92 7.21 6.93 7.11 7.18 7.14 0.00 #6
6 Amelie LACOSTE CAN 103.98 48.98 56.00 7.07 6.82 6.82 7.18 7.11 1.00 #4
7 Natalia POPOVA UKR 93.52 45.04 48.48 6.25 5.86 6.11 6.04 6.04 0.00 #3
8 Veronik MALLET CAN 87.42 41.93 47.49 6.07 5.79 5.68 6.18 5.96 2.00 #2
WD Kaetlyn OSMOND CAN #5
★女子シングル総合結果
FPl. Name Nation Points SP FS
★
1 Julia LIPNITSKAIA RUS 198.23 2 1
2 Akiko SUZUKI JPN 193.75 3 2
3 Gracie GOLD USA 186.65 1 3
4 Christina GAO USA 173.69 4 5
5 Amelie LACOSTE CAN 163.11 6 6
6 Courtney HICKS USA 162.00 9 4
7 Natalia POPOVA UKR 145.88 7 7
8 Veronik MALLET CAN 138.13 8 8
WD Kaetlyn OSMOND CAN 5
☆2013スケートカナダ、表彰台。3選手の経歴
(ウィキペディアより)
★ユリア・ヴィアチェスラヴォブナ・リプニツカヤ(英語:Julia Viacheslavovna Lipnitskaia、ロシア語:Юлия Вячеславовна Липницкая、1998年6月5日 - )は、ロシア・モスクワ出身のフィギュアスケート選手(女子シングル)。
ロシアのエカテリンブルクで生まれ、ペルミで育つ。特徴的な柔軟性は、2歳の頃から行っていたストレッチによるものである。4歳からスケートを始め、スケートのために10歳でモスクワに引っ越した[1]。
2010-2011シーズン、ロシア選手権で4位に入る。
2011-2012シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦し、バルティック杯、ワルテル・ロンバルディ杯の2大会連続で優勝。その結果、ジュニアグランプリファイナルに出場して優勝する。同年のロシア選手権ではアデリナ・ソトニコワに次ぎ、2位となる。世界ジュニア選手権で優勝。
2012-2013シーズン、シニアクラスへ移行。フィンランディア杯で優勝。ISUグランプリシリーズでは中国杯で2位、エリック・ボンパール杯で3位となり、グランプリファイナルへの出場を決めた。しかし、11月28日の練習中にスピンで転倒して顎を切ったため、出場を取りやめた[2]。世界ジュニア選手権では2位。
2013-2014シーズン、フィンランディア杯で2連覇。スケートカナダではSP、FSともにパーソナルベストを更新し、グランプリシリーズ初優勝を果たす。
★鈴木 明子(すずき あきこ、1985年3月28日[2] - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2010年バンクーバーオリンピック8位、2012年世界選手権3位。
6歳のころスケートを始めた。名古屋の荻野正子の指導のもと、ノービス時代から頭角を現し、1997年の第1回全日本ノービス選手権Aクラスで3位に入った。
2011-2012シーズン、スケートカナダでは2位、NHK杯ではSPで自身初となる3回転トウループ―3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させ、SP及びトータルスコアで当時の自己ベストをマークし2年ぶりのGPシリーズ優勝、3年連続のGPファイナル進出を決めた。
2012年3月の世界選手権は、SPで2回転ルッツがエッジエラーと判定され5位と出遅れたが、フリーでは終盤のコンビネーションが1回転ルッツとなる失敗以外うまくまとめて2位となり、総合3位に入り銅メダルを獲得した。なお27歳で世界選手権のメダル獲得は、日本選手では鈴木が最年長となる(それ以前は村主章枝が2006年世界選手権2位・銀メダルを獲得した当時で25歳だった)
2012-2013シーズン、スケートカナダ及びNHK杯ではSPが共に5位発進と不本意だったが、フリーでは共に1位の好演技により両大会続けて2位に入り、4年連続のGPファイナル進出となる。
★グレイシー・ゴールド(英語:Gracie Gold、1995年8月17日 - )は、アメリカ合衆国ニュートン出身のフィギュアスケート選手(女子シングル)。
7歳でスケートを始めた。カーリーという名前の双子の姉がおり、彼女もフィギュアスケート選手である[1]。
2011-2012シーズン、初参戦となったジュニアグランプリシリーズのJGPタリン杯で優勝。2012年に行われた全米選手権ジュニアクラスでも優勝する。世界ジュニア選手権では初出場で2位に入った。その成績から国別対抗戦のメンバーに選出され、初めてシニアクラスで試合に出場することとなった[2]。
2012-2013シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートカナダでは7位に留まったが、ロステレコム杯では銀メダルを獲得した。全米選手権ではSP9位と出遅れるが、FSでは会心の演技を披露し1位、総合では2位に順位を上げ四大陸選手権と世界選手権の代表に選出された。
2013-2014シーズン、アレクサンドル・オーリアシェフとの師弟関係を解消した。その後ミシガン州のカントンでマリナ・ズエワとオレグ・エスプタインの元で3週間の間練習した後、カリフォルニア州のロサンゼルスに移りフランク・キャロルとトライアウトを行った。[3]USシニアインターナショナルでは非公式練習時にスケート靴のかかとのネジが外れるトラブルに見舞われたが、前年と同じく2位になった。[4]その後正式に、フランク・キャロルをコーチに迎えた。

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