(草も生えないような場所でも活着している
植栽後2年経過 30cm→210cm)
イギリスのフォレスター達にとって、
ツリーシェルターが提供してくれる機能は非常に魅力的なものでした。
彼らが評価し、導入を決断した理由とは何か。
2.4 植栽した幼齢木の「生存率」がUP!!
ツリーシェルターを導入することで、
幼齢木の確実な活着が期待できるようになりました。
(蒸れて枯れるなんて言う人が多くいますが、
それは、植栽に関する知識・技術に欠けるからで、
ツリーシェルターの技術とは無関係です。
適切に植栽は行ないましょう!!)
イギリスでは、1980年代以降、
針葉樹でも、かつては10,000本/ha以上の密度で植栽していたそうですが、
1990年代には2,500本以下と大きく植栽密度が下がってきました。
2008年現在どうなっているかはわかりませんが、おそらく1000~2000本の間と言うところでしょうか・・・。
たくさん植えて、生き残りを期待し、その中から選抜していくような育林法ではなく、
少なく植え、そのため重要性が増した幼齢木の一本一本を大事に、
かつ確実に育てようと言う育林法が主流となっています。
少なく植える分、確実に守り育てなければならない・・・。
このような時代の変化に対し、ツリーシェルターは非常に良いタイミングで出現したとも言えます。、