と、思った矢先、気づいたら リビングの椅子に座っている。はぁ?えっ?
目が点だよ。 どうなってるんだ? 歩いて移動しているじゃないか? おいおい、寝たきりにと思ったら・・・あれ?
で、20分ほど座っていたら自力で歩いてベッドに戻り、1時間ほどして、立ち上がり、また歩いでいる・・・。???
今度はリビングを超え、ベッドまで、1周。ま、歩行距離15mほど。リビングまで10mほど。
で、ベッドに戻り腰を掛けて横になって・・・「足が弱るから、廊下を歩いてきた」
あっ! そうか、病院と勘違い・・・さっき妻に家に帰りたいと言っていたことは・・・病院と勘違いしてるってことか・・・そういえば、さっき寝る位置が悪いので、俺が妻とで体を抱いて移動させたときに、俺の顔を見て初めましてみたいな感じだったが・・・俺を病院の看護士か介護ヘルパーと勘違いしているんだ! 息子だとわかると、痛いとか静かに動かせ!などと上から命令するんだが(それで、おれも嫌になる、いつまでも命令だから・・・)この時は、体を委ねねているし・・・。
そっか、今朝来てくれたホームヘルパーさんは、黒のポロシャツ、俺は黒のTシャツ・・・マスクして顔は半分しか出ていない・・・じじいの衰えた視力では・・・俺(息子)はありがたいヘルパーさんや! といっても、俺はこのくそじじい!としか思ってないから・・・・。
しかしな、これじゃ、長生きするわ・・・どうしましょ!
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