おらの人生 空回り。 骨折り損…ですわ

野党の力量不足とトラウマ

自民党がこれほどまで議席を確保するとは思わなかった。絶対安定多数を維持できるとは・・・。
前にも書いたが、野党の政権奪取の民主党政権時代の政策及びその実行力の不足でのトラウマが野党は信頼しないということにつながっている。
で、この民主党政権後に自民党が政権奪取をしたあとに野党は何をしていたか・・・分裂を繰り返しただの野合の衆になっている。まともな野党なら求心力をもつリーダーが一つにまとめ与党と対立する構図ができているはずなのに・・・それができないのでは、いつまでたっても政権は握れない。今回の選挙で明らかになったのは、枝野党首では国民は信頼するというかあきれ返っているだけ、お前はだめだ!と烙印を押した結果なんだ。だから、枝野は党首どころか、議員さえも辞職した方が良い。
そうした中で、野党再編は相当な困難を極めるだろう。が、必死になってそれを完遂してもらわなければ、国民の不満、ストレスが溜まり溜まって、どこで爆発するのか? その受け皿がないとまともな政治はできない。野党は自民政権打倒を掲げるが、打倒するための政策、それも明確な政策とリーダーシップの取れる人材を育てないといけないが、いつもこれができない。リーダーが生まれそうになると足の引っ張り合いに終始。その間に与党はほくそ笑んでいるだけ・・・。こんな状況の繰り返しだ。

いっそ、打倒自民ではなく、連立政権樹立に方針転換し、是々非々で政治に向き合います。我々は国民のご不満、矛盾などを精査し政府に意見します、などとと懐柔策でもやりゃいいんだが・・・いつまでも政権奪取にこだわっていると、いつまでも自民党の一辺倒の政策が続き、何もできない国民はストレスを抱えて一億国民皆鬱状態になるぞ! そりゃ国家としての破綻だ!

健全な政治には、与党と野党が必要なんだが、ともかく野党の力量が年々低下している。与党も同じなんだが、こういうときこそ、野党が調査力、質疑力などなどの力量を引き上げ、国会議論で正論をぶつけ、政治の矛盾をどんどん明らかにしていけば、自ずと風は野党に向くんだが、国会の質疑にしてもお粗末の限り、アベスガへの質疑でも突っ込みが足りなくて、巧言令色のアベに太刀打ちできなかった・・・こうした状況を国民が見ていれば、アベノミクスが正当だと思ってしまうんだ。
アベのマスクが何百万枚も倉庫に眠っている・・・なんて馬鹿げた政策をやったんだからそういうというところをどんどん追求し、矛盾をどんどん表に出させろよ! そういう戦術を徹底的にやれよ・・・それだけじゃないよ、面と向かって質問しながら、裏交渉もしっかりやりなよ・・・。清濁併せ飲むことも重要。清だけでは世の中回らんよ・・・与党は清濁のバランスが揺れながら生き残っている。そのバランス感覚を学びなよ・・・・若い議員たちが清だけで行こうとするときにベテランが濁をにおわせないと・・・
世の中、そんなもんだよ・・・。
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