ご住職は、いつも読経の後で、少し説法してくださいます。
今日は、「いろはにほへと」のうたについてでした。
私もすごい好きなうたです。
本気で泣いたことがある。
まぁ、「あさきゆめみし」っていう漫画でね。。
いろはにほへと 色は匂へど
ちりぬるを 散りぬるを
わかよたれそ 我が世誰ぞ
つねならむ 常ならむ
うゐのおくやま 有為の奥山
けふこえて 今日越えて
あさきゆめみし 浅き夢見じ
ゑひもせす 酔ひもせず
きれいなうたです。
このうたをおった後、ご住職は、
「一番大切なことは、今ある生を、尊んで、
毎日毎日を、大切にするということです。」
とおっしゃって、
それが、私の心にすとんと落ちました。
私たちは周りによって生かされていて、
でもその生の先には必ず死がある。
うたにある、諸行無常、更生滅法です。
我(が)というものを追いすぎず、
亡くなった人の思いを受け継ぎ、
生かされている生を、精一杯生きること。
そんな内容の説法でした。
最後に・・・。
最近感動した言葉です↓。(一字一句覚えてはいないのですが。)
「今あなたが生きている今日は、
昨日亡くなった人が、心から生きたいと思った明日。」