傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

【求刑】埼京線内痴漢(埼京線)

2018年12月21日 | 刑事事件
平成30年(わ)第1247号 

香丸 好和(66)

埼玉県迷惑行為防止条例違反

【概要】
平成30年10月14日、埼京(川越)線西大宮〜大宮の電車内で最初は離れた左隣に座っていた女性に徐々にすり寄って、着衣の上から右足の付け根(女性曰くパンティーラインとも)などを撫で回したチカン行為です

犯行当日被告人は、「日頃のタクシー乗務を頑張った自分へのご褒美」として西川口の風俗店へ向かう途中だったと説明していますから、エッチなお店でのプレイのウオーミングアップだったのでしょうか?もしくは既に辛抱堪らん状態だったのでしょうか?
結局、自身のチカン行為の所為でお縄になってしまい、風俗店で「スッキリ」出来なかったハズです

会社から業務を頑張って貰った4連休が、自己都合の長期休暇に化けてしまったのですから、前刑裁判時に約束した性依存症の治療よりも仕事を優先する程「仕事大好き人間?」の被告人にとっては、刑務所へ行かずに済んだかも知れない可能性も含めて、何とも皮肉なハナシです

【これまで】
平成20年から複数回迷惑行為防止条例で裁判を受け、服役も何度か経験していますから、知らないお姉さんのカラダにお触りしちゃダメな事は身を持って知って居たはずなのにねえ
しかしながら、電車内で見ず知らずの女性をオカズにしてG行為をしちゃった公然わいせつの前刑で「お触り無し」でもアウトだと分かっちゃいるけど止められなかった困ったちゃんはもう直ぐ67歳です

先述のとおり前刑の公判での(性依存症を)「治療する」との約束は「仕事を優先してしまった」との言い訳で果たされませんでしたし、同じく「二度と電車には乗らない」との約束も西川口の風俗店に行くために本件ではあっさり反故にされています
↑何故クルマで西川口まで行かない?

「さっきから、ドコ触ってるんでか(怒)」と被害女性に確保され、駅事務所に連行されようとしたら寝たふりをしたり「お腹がイタイ」(←小学生かい)と言い逃れを試みた様です

【飲酒の影響】
アルコールの影響で正常な判断が出来なかったと言い訳すれば、少しでも刑が軽くなるとでも考えたのか?被告人質問中に「出掛ける前に梅酒を飲んだ」とか突如、言い出すものですから、案の定検事に突っ込まれてしまいました
梅酒を飲んで最寄駅まで飲酒運転して、電車に乗り替えたと述べる被告人は職業運転手(タクシーの運ちゃん)です

でもさ、こんな運ちゃんのタクシーには女性は安心して乗れないね

【私感】
変な誤解を受けない様に電車内では全力でバンザイしているオジサン達の涙ぐましい努力をどうしてくれるでありますですか(怒)

【求刑】
懲役1年6月の実刑
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