傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

死刑でも何にでもしてくれ

2014年11月20日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1324号 

出崎 勲 

自動車運転過失傷害

【概要】
平成24年1月に友人から譲り受けた睡眠薬(マイスリー)を服用後、自動車を運転し横断歩道上の被害者を礫下し、入院期間6ヶ月を要する重傷を負わせた、大東建託の下請け工務店代表。
事故当時は眠ってしまい,記憶に無いと弁解しています。
被害者からの被害弁償の求めに、身勝手な主張をして応じていません。(事故車両は任意保険未加入)
ガラの悪い田舎の土建屋のおっちゃん風の風体。(かなり、足りて居ない感じです)

さすがに法廷で駄々をこねる被告人は中々お目に掛れないので珍しいものを目撃出来ました。
大抵の人は、法廷ではしおらしくなってしまうので、被告人はきっとツチノコ級の珍獣ではないのでしょうか。
大体、証言台に肘をついている様子を見るのも被告人が初めての様な気がします。
前の事件の開廷中に傍聴席で携帯電話の着信音を響き渡らせる等、緊張感ゼロです。
被告人の場合は証人尋問が世間話をしている様にしか見えません。
DQN、もしくはマイルドヤンキーの成れの果てはきっとこうなってしまうのでしょう。
気のせいか、弁護人の表情がこわばって見えます。きっと「苦労が水の泡」的な心境なのでしょう。

一応、自分が悪いとは認めている様ですが、仕方なく認めてやっている感がアリアリ、物凄く不満そうです。
というか、リアルに口を尖らせています。
終始、ほぼ逆切れしています。むしろ、自分は不運なんだとでも言いた気です。
証言台の椅子で大の字になり、手足をバタつかせ述べたのが頭書の台詞です。
全面的に責任を取る(怒)。(責任を果たしていないのでこうなっています。)
自分の事は自分でで始末する(怒)。(大人なのだから当たり前です。)
死刑にでも何にでもして下さい(怒)。(死刑判決でも不満が無いと言う事ですね。)
あからさまな開き直りです、精神年齢は何歳?

【求刑】
 死刑  禁固1年8月

被告人は自由刑の持つ重みを理解しているのでしょうか。


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