傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

電子秤は何の為

2016年08月08日 | 刑事事件
平成27年(わ)第1862号  

三浦 知由紀  

覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反

【求刑】
懲役4年

被告人三浦は過去の薬物事件で4件の前科を有し、いずれも服役しています。
また被告人の所持品から、電子秤、折り畳まれた複数枚の茶封筒が発見されていますし、押収された覚せい剤は5袋、計4.592g、大麻は17袋、合計7.27gと末端の使用者とは思えない量です。電子秤、茶封筒は薬物を小分けに使用した事が疑われますが、「覚えていない」と答えます。

このうち、大麻の所持については交際相手(?)の小坂多美子の所有物であると弁解している様です。
一方、件の小坂多美子自身の弁解によれば、小坂の交際相手であるトミヤマと被告人三浦の金銭トラブルから、(人質?として)三浦に連れまわされていたとの事です。小坂の弁によれば、三浦は暴力団関係者で、スタンガンやナイフで脅されて連れまわされ、抵抗できなかったと言いますから、先述の交際相手との説明は違和感を強く覚えます。
連れ回しの最中に三浦から注射されたものが小坂多美子の覚せい剤の自己使用に係る覚せい剤の陽性反応の原因の様です。しかしながら、小坂は覚せい剤と知りながら、注射されるがまま拒まなかったとも言います。

仮に、三浦の弁解通りに大麻が小坂の所有物であるとすれば、小坂多美子が覚せい剤取締法違反容疑のみで起訴されているのは何故でしょうか。

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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2017-04-23 13:56:06
この裁判の続きが知りたいです
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