わたし、派遣の校正者

校正・校閲者のわたしが、日々思うことを書きます。
編集プロダクション勤務とフリーランスを経て、現在は派遣。

JRも年金も、防止線がなかった

2007-06-24 11:31:11 | ひとりごと
オーブンでピザを焼こうと、庫内に入れてスイッチを押しました。
でも、何回スタートを押しても反応しません。
ほかのスイッチは入るのに。
数分間格闘して、動く気配がないのであきらめ、オーブントースターで焼くことにしました。
オーブントースターの準備をしながら、はたと気がついて、やってみると押せました、スタートボタン。

オーブンの上に何かが載っていると動かないようになっていたんですね。
上に置いてあったものを取ると、何ごともなく動きました。
ものが置いてあると危ないので、スタートが押せないようにできている。
なんて賢い!

金曜日に埼玉、栃木方面のJRが止まったのは、停止してはいけない区間で止まってしまったために、架線が溶けたのが原因でした。
そういう区間では電車が止まれないように、プログラムしておくことは不可能ですか?
禁止行為をしようとすると警告が出るくらいにすることは、最低限必要でしょう。

年金の記録漏れがあった社会保険庁のシステムは、記録に整合性がなかったり、元データのありかがはっきりしないときは動かないようにしたら?
そしたらやっきになって原因究明するでしょう。
9・11以来、別の場所にも情報が保管しておくことの重要性が現実味を増しています。
多くの民間企業で実行しています。
PCだって、決められたステップを踏まないと目的の作業ができません。
二重三重の予防が功を奏するのです。
年金記録を「捨てていいよ」と指示しただれかが存在するはずです。
個人の判断ではありえません。
ミスした張本人を、探し出さねば。
小泉さんは、こういう国のお役人体質を知っていたから、「官から民へ」と主張したのでしょうか。

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