多数の死傷者を出した平成7年の地下鉄サリン事件から15年となるのを前に、被害者の会が13日、東京都千代田区の日本プレスセンターで集会を開き、会の代表世話人で、夫を事件で亡くした高橋シズヱさん(63)が、捜査関係者や被害者らにインタビューした映像を上映した。
映像の中で、インタビューを受けた元警察庁長官の国松孝次さんは「当時の捜査には反省点もある。被害者への目配りも十分ではなかった」と話した。
集会を訪れた前検事総長の但木敬一さんは「事件は、いつ自分が被害者になるかもしれないという強烈な印象を植え付けた」と指摘した。
集会後に会見した高橋さんは「国松さんは『地下鉄サリンの被害者の方々には(その苦しみや悲しみを思うと)一言もない』と語った。これを聞いたか聞かないかで、これからの人生のつらさが違う。みなさんの語ってくれた教訓を生かせればと思う」と語った。
高橋さんは昨秋、国松さんや但木さん、被害者・遺族ら計11人にインタビューしたが、その時間は計約20時間に及んだという。
【関連記事】
・ 15年ぶりに「13人目の死者」認定 地下鉄サリン 被害者救済法で
・ 地下鉄サリン直前「捜査攪乱の情報あった」 国松元警察庁長官証言
・ 消防救助隊に検知器装備義務付け 化学テロに備え大都市に
・ 元オウム真理教幹部、新実被告の死刑確定へ
・ 時効間近 警察庁長官銃撃事件で浮かんだ「容疑者」の真贋
・ 20年後、日本はありますか?
・ 「学童保育」の新しい形 デイケアと統合や進学塾と連携(産経新聞)
・ 遺体は30代女性=死後切断、7~10日経過-福岡県警(時事通信)
・ <愛子さま>学習院初等科の終業式出席 雅子さま付き添って(毎日新聞)
・ <事業仕分け>第2弾 4月と5月の2回に分けて実施(毎日新聞)
・ <檀家助成金>支出不当と返還勧告 三重の広域連合監査委員(毎日新聞)
映像の中で、インタビューを受けた元警察庁長官の国松孝次さんは「当時の捜査には反省点もある。被害者への目配りも十分ではなかった」と話した。
集会を訪れた前検事総長の但木敬一さんは「事件は、いつ自分が被害者になるかもしれないという強烈な印象を植え付けた」と指摘した。
集会後に会見した高橋さんは「国松さんは『地下鉄サリンの被害者の方々には(その苦しみや悲しみを思うと)一言もない』と語った。これを聞いたか聞かないかで、これからの人生のつらさが違う。みなさんの語ってくれた教訓を生かせればと思う」と語った。
高橋さんは昨秋、国松さんや但木さん、被害者・遺族ら計11人にインタビューしたが、その時間は計約20時間に及んだという。
【関連記事】
・ 15年ぶりに「13人目の死者」認定 地下鉄サリン 被害者救済法で
・ 地下鉄サリン直前「捜査攪乱の情報あった」 国松元警察庁長官証言
・ 消防救助隊に検知器装備義務付け 化学テロに備え大都市に
・ 元オウム真理教幹部、新実被告の死刑確定へ
・ 時効間近 警察庁長官銃撃事件で浮かんだ「容疑者」の真贋
・ 20年後、日本はありますか?
・ 「学童保育」の新しい形 デイケアと統合や進学塾と連携(産経新聞)
・ 遺体は30代女性=死後切断、7~10日経過-福岡県警(時事通信)
・ <愛子さま>学習院初等科の終業式出席 雅子さま付き添って(毎日新聞)
・ <事業仕分け>第2弾 4月と5月の2回に分けて実施(毎日新聞)
・ <檀家助成金>支出不当と返還勧告 三重の広域連合監査委員(毎日新聞)