今日は岸に向けた向かい風が徐々に強くなる天気予報。
今日は行けるところまで沖合にセーリングして、帰りは追い風で帰る感じ。
今日の海はかなりにぎやかでディンギーもクルーザーもたくさん出港している。
わりと沖合まで出たところで風速が上がり始めていたが、急に大学ヨット部の救助艇が岸に帰り始めていることに気がついた。
「むむ、これはもしや天候がやばい強風に変化するの?」
勝手にそう思い込んで、ジブを下ろすことにした。
ディンギーでジブを下げる動作はどこかのタイミングで細かく説明したいが、ティラーから手を離しバウに乗って作業するのはとても不安定だ。
客観的に見るとなにやらテンパって緊急事態のようにも見えそうだ。もっとスムーズにジブが下げられるようになりたいなあ。
救助艇が近づいて「大丈夫ですか?」と訪ねてきた。
うーん、今まさに大丈夫にしようとしている最中であるが「大丈夫です。」と答えた。
レース艇がメインの大学ヨット部から見ると、ディンギーがクルーザーみたいにジブを上げ下げするとは思っていないだろう。
帰港したときには風速は増して海面はウインドサーファーだけになっていた。