ツワブキを初めて見たのは、多分、排気ガスを浴びながら道路の中央分離帯で生きていた姿。
肉厚で濃い緑の葉の様子から、おそらく丈夫だから植えられているんだなと思ったな。
可哀そうに・・・・
あんな環境で生きているのは辛かったろうに、
私は、あんな風に肉厚で濃い緑の大きな葉が、なんだか禍々しくて、
見る度に嫌悪を感じてた・・・・
それが、最近、手入れされたお庭を見る機会が続いて、
その度に、そこでツワブキを必ず目にしたような気がする。
最初は、かつて道路の中央分離帯で見た時の印象が残っていて、
・・・どうしてツワブキ?
と思ったりしたのだけど、
きれいな庭で、埃にまみれることなく葉の艶を輝かせている姿を見ていたら、
この姿こそが、ツワブキだったんだと気がついた。
松伯美術館の庭園にも生き生きとしたツワブキが。
そして、こんなに可愛いものもあるのかと驚いた、直径5、6センチの小さな葉のツワブキも。
同じように肉厚で、濃い緑の大きな葉を艶やかに広げて、庭を彩っているその姿を見る度に、
近頃湧き上がって来る、あの想いは一体なんだろう・・・
何だろう・・・・
これまで、言葉で形容できない、そんな想いの体験は、2回。
でも、あんな風に強烈なものでなくても、
形容できない想いって、
あるんだな・・・・・
一体あれはなんだろう。
知りたい。
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